摩耶山!!!~その1. | 新・ぷにゅたの城跡フェチ in主に西日本

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車を持たないぷにゅた。ほぼ公共交通機関のみで行く、城・城跡・戦場・墓などをご紹介。

タイトルを「摩耶城!!!」にしようかとも思ったが、遺構は何も見つけられなかったので。。

今回は、山友との登山のみです(訪問は2023年11月)。

↓摩耶山_遠景
摩耶山_遠景
車に乗せてもらい、適当なコインパーキング🅿️に停めて登山口を探す。

あの山か、待ってろビックリマーク摩耶山。。

↓すでにこの標高
すでにこの標高
摩耶山ケーブル駅近くより。
登り始める前に、すでにこの標高。海船が見える。

↓ハイキングコースマップ
ハイキングコースマップ
今回は上野道というルートで登る。登城口がやや分かりにくいが、どうやら合ってたようだ。

↓五鬼城展望公園からの眺望
五鬼城展望公園からの眺望
10分くらいだろうか、五鬼城展望公園に到着。

さっきより海が大きく見える。


五鬼城という名前が気になって調べたら、摩耶山の砦のひとつだったと考えられているそうで、五鬼氏節分という豪族がいたそうだ(ただし時代は不明)。

↓順路案内
順路案内
目指す掬星台まではまだ2.4km。

早くも疲れてきた滝汗。ゼエゼェ。


↓登山道
登山道

↓摩耶山ケーブル虹の駅
摩耶山ケーブル虹の駅
ケーブル中間の駅・虹の駅に着いた。
ここでやっと半分ぐらいかはてなマーク

↓旧摩耶観光ホテル
旧摩耶観光ホテル
ここで一息入れる。眼下に廃ホテルの

旧摩耶観光ホテルが見える。


廃虚オタ界隈では有名らしいが、現在立入禁止手となっている。


↓虹の駅から
虹の駅から
ポートアイランドの全体が見えるようになった。

↓歴史の散歩道案内
歴史の散歩道案内
虹の駅構内に掲げられた案内。
この先は、中世から近世にかけての歴史的遺構が散在するエリアとなっている。

麓からケーブルに乗りここで降りる、という手もあるな~。

↓高尾大明神鳥居
高尾大明神鳥居

高尾大明神神社は、初代の摩耶ケーブル建設時に安全祈願の為に建てられた稲荷社。

登山の安全のご利益もある。


↓一部で紅葉がみられる
一部で紅葉がみられる
もっと全山紅葉もみじしてるかと思ったが、ここだけだった。

↓摩耶山史跡公園_マップ
摩耶山史跡公園_マップ
天上寺跡地を摩耶山史跡公園として整備した。
天上寺は1976年の火災メラメラで焼失し、現在ここより北へ1.2kmの所に移転している。

646年開基と伝わるびっくり

↓旧天上寺仁王門
旧天上寺仁王門
山中に突如現れる立派な旧天上寺仁王門
左右の仁王像は、ここに無い。

↓旧摩耶の大杉
旧摩耶の大杉
長い階段の手前で少し道をそれると、旧摩耶の大杉という木がある。

摩耶の大杉は、樹齢千年を超えるといわれ、かつて大杉大明神と崇められた。
惜しくも1976年の火災の影響で枯れてしまった。

↓地獄の階段
地獄の階段
大杉を見て一息ついてやや体力が回復。
さあ気合を入れて一気に登るぞビックリマーク

と思ったら、わずか30段くらいですぐにしんどさが再燃笑い泣き。山友も「もう、キツいわビックリマーク」と全く同じ疲労具合だった。。

↓天上寺跡からの眺望
天上寺跡からの眺望

階段を登りきると、削平された場所に出た。ここが天上寺跡地で、眺望がひらけた。


↓天上寺本堂跡
天上寺本堂跡
土台など建物の痕跡が残されている。
本堂には本尊である十一面観音像が安置されていた。

↓旧天上寺の建造物群_略図
旧天上寺の建造物群_略図
本堂のほか、多宝塔、阿弥陀堂、護摩堂などの施設があった。

↓旧天上寺の親子杉
旧天上寺の親子杉
はてなマークこっちが順路だよね?キョロキョロ
先に進むにはこの木をくぐっていかなあかんのか。
Let's リンボー!!・・・ギックリ腰なるっちゅうねん。

↓旧天上寺の親子杉_説明
旧天上寺の親子杉_説明
この倒木は旧天上寺の親子杉といい、幹周り4.5mの巨木で3本に分かれた幹が親子のように見えたという。
平成30年、台風21号台風で倒れた。

↓グシャッ
グシャッ
反対側から見ると・・・
何とビックリマーク案内ボードがグシャグシャにビックリマーク

凄まじいな、こりゃ。。びっくり

↓札所九番
札所九番
旧天上寺を抜けると、登り口が二手に分かれる。どっちから行っても同じ所に着くのだが、ここは左の道へ。

↓赤松円心公碑
赤松円心公碑
この登山で一番食い付いた、赤松円心公碑

「鎌倉幕府討伐の兵を挙げた赤松円心は摂津へ進出、摩耶山に城を築かせ六波羅探題勢を迎えうった。

↓赤松円心公碑_説明
赤松円心公碑_説明
これが太平記に描かれた摩耶山城で、現在は堀切や竪堀の跡が山中に残っている。」

どこにあんのはてなマーク・・・山中の整備を是非、お願いします🙏

赤松円心則村(のりむら)は、赤松家中興の祖で、播磨の城跡を調べるともれなく登場してくる人物だ。



つづく。。。