桑名城!!!~2/3 | 新・ぷにゅたの城跡フェチ in主に西日本

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蟠龍櫓(ばんりゅうやぐら)から南下し、いよいよ本丸へ突入しまっせビックリマーク

 

と、その手前に広がる三之丸跡。

 

↓三之丸跡

三之丸跡

奥に見えるのが蟠龍櫓。南側から振り返った場面。

さらに通りを横断して、本丸への入口を探す。

 

↓桑名城天守跡

桑名城天守跡

プールの駐車場入口みたいな所からズカズカ奥へ進んでいく。

 

おお、見えたびっくりどうやらこっちからでも、無事本丸へ行けそうだ。

 

↓戊辰殉難招魂碑

戊辰殉難招魂碑

到着。といっても天守はおろか天守台すら残っていない。うーん

天守台っぽく石垣が積まれた上にあるのは、戊辰殉難招魂碑(ぼしんじゅんなんしょうこんひ)

戊辰戦争での桑名藩士犠牲者を追悼してお願い、1887(明治20)年天守台跡地に建てられた。

 

幕末に城主だった松平定敬(さだあき)は、会津藩主・容保(かたもり)の弟。

なので幕府方についたが、結局味方の裏切りにより桑名城は明け渡されてしまった。

 

そのため、会津藩に比べて桑名藩の悲劇泣くうさぎはあまり知られていないが、京都の鳥羽ナイフで主力を努めたのは桑名藩だった。

当然、多くの死傷者が出た事だろう。。

 

↓天守台跡_説明

天守台跡_説明

絵図は城の整備が完了した頃(1635~1651年頃)のもの。

天守が描かれているが、1701(元禄14)年の火災メラメラで焼失してしまったようだ。

 

↓桑名城城主?

桑名城城主?

殉難碑の前に、どっしりと構える無防備な城主のニャン子猫あたまが。。

カメラを手に近付いても、眠さには勝てないぐぅぐぅようだ。。

 

事後調査によると、目立たない場所に本丸跡の石碑があったようだが、見逃した赤ちゃん泣き。。

裏手から入ったためか、目立つ殉難碑に目を奪われたからか。

 

↓辰巳櫓跡

辰巳櫓跡

鎮国稲荷・守国神社神社の南側には広場があった。そこが本丸。

 

そして南東端まで来ると、こんもりした所に看板を発見サーチ

近付いてみよう。

 

↓辰巳櫓跡_説明

辰巳櫓跡_説明

辰巳櫓跡。古い絵図では三重の櫓が描かれた。

 

天守焼失後は、実質天守の役割を果たした。

 

明治維新のさい、降伏のしるしとして、新政府軍によって焼き払われたメラメラ

 

↓辰巳櫓跡の大砲

辰巳櫓跡の大砲

辰巳櫓跡に登ると、由来不明の大砲が置かれている。

 

他サイトから引用すると、『鋼鉄製でライフリングがない前装式の滑降砲。このことや砲身の長さから考えると、明治以降の山砲や榴弾砲ではなく、幕末期のカノン砲』である可能性が高い。

さては幕末期、ここ辰巳櫓に据え付けられてて、戊辰戦争で使われる事なくここに飾られる雛人形事となったのだろうか。

 

背後に見える九華球場。狭いので佐藤輝野球が撃ったら堀ポチャだろう。。

球場は、朝日丸跡+埋め立てて作られたか。

 

↓① 辰巳櫓跡から見る二之丸

辰巳櫓跡から見る二之丸

辰巳櫓は本丸の南端にあり、そのすぐ南は濠となっている。

あとであの橋を渡って、二之丸をぐるりしてみよう。

 

たぶん後世に改変されてて不確かだが、橋の先の陸地は「朝日丸」の南辺かもしれない。

 

↓神戸櫓跡

神戸櫓跡

本丸南西へ移動すると神戸櫓(かんべやぐら)跡が。

 

もともとここには「東城」なる城があったが、伊藤氏が信長の伊勢侵攻に屈し、廃城に。

その後、一柳直盛が城主の頃、跡地に神戸城から天守を移築した。

 

↓② 神戸櫓跡から見る二之丸_正面

神戸櫓跡から見る二之丸_正面

ここからは公園案内マップを加工して、どこから撮ったものかわかるようにしてみた。

上の写真②は、下図②の角度から見たとこ。

 

↓③ 神戸櫓跡から見る筏橋

神戸櫓跡から見る筏橋

上図③の角度で見たとこ。

 

↓④ あづま屋から東方向の二之丸堀

あづま屋から東方向の二之丸堀

下図④の角度から見たとこ。

 

堀の名称が記してあるが、果たして合っているのか気になる。。えー

堀中にある曲輪(二之丸)の、北側(図では左)を吉之丸堀、南側を二之丸堀と現在では呼んでいるのだろうかはてなマーク

江戸時代の絵図を見ると、孤島が二之丸で、その南に吉之丸となっているから、逆だろ。。

 

↓見比べ用・「伊勢国桑名城図」

(出展:三重県総合博物館サイト)

 

正確には、北側が「本丸南の堀」、南側が「二之丸堀」、だと思う。

 

↓⑤ 二之丸へ向かう橋より

二之丸へ向かう橋より

上図⑤の角度から見たとこ。

 

↓⑥ 2つの二之丸間の橋より南方面

2つの二之丸間の橋より南方面(吉之堀)

下図⑥の角度から見たとこ。

↓⑦ 二之丸橋

二之丸橋

上図⑦の角度から見たとこ。

 

↓亀

たぶんミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)。めっちゃぎょーさんおった。。

外来種。濠の生態系を食い荒らし、増殖したのではないだろうか。

 

駆除して、鉄腕ダッシュの「グリル厄介」のコーナーで調理してもらって食すべきか。

 

↓⑧ 二之丸の西端(奥平屋敷跡)へ向かう橋

二之丸の西端(奥平屋敷跡)へ向かう橋

下図⑧の角度から見たとこ。

 

水質も、だいぶん淀んでいるかもしれない。池の水全部抜くには、濠の面積が広すぎる。

噴水設備とかでも、改善するはずなのだが・・・はてなマーク

 

 

↓⑨ 奥平屋敷跡

奥平屋敷跡

上図⑨の角度から見たとこ。

 

↓⑩ 二之丸堀を西より見る

二之丸堀を西より見る

下図⑩の角度から見たとこ。

堀の名称を何と紹介すべきか分からないので、全て「二之丸堀」で統一しちゃいますビックリマーク

 

 

↓⑪ 筏橋

筏橋

上図⑪の角度から見たとこ。

 

 

 

つづく。。。