絶対、先生舐めてると思ってた。
しろあです。
工業高校のバカ学校出身のおはなしをしています。
学校に通っているときには気づかないけど、
違う高校に通う友人と話した時にそのカリキュラムの違いを知り驚くことがありました。
そもそも、普通科と専門学科では違って当たり前ですよね。
ということで。
前回は『三角関数』を数学でいきなり習ったことをお話しました。
今回は……、いくらバカばっかりとはいえ、舐めてるよなって話です。
高校3年。卒業が近づく頃。
専門科目に関しては『時間がない!』と先生は焦りながらカリキュラムを進めていましたが、
普通科目に関してはのんびりしたものです。
特に理科。
先生は川端康成の母校である、学区で一番頭のいい高校に通っていたエリート。
そんな先生がある時からイラスト付きのプリントを配り始めました。
ざらばん紙を横にして印刷しているのは、こんな感じ。
うんちの成分は多くがウコンである ( はい ・ いいえ )
この問題の右にはうんちの臭いに鼻を抑えるかわいい猫の漫画が描かれている。
は? バカにしてんのか? 先生、正気か?!
基本的には理科に関わる雑学を集めたクイズで、
まずはプリントを配り、みんなにやらせる。
だいたいみんなできたところで、答え合わせを解説しながら行う。
終わったら次のプリントを配る。
コレで授業がすすむ。
この、小学生低学年を思い出す光景が、
高校3年卒業間近の教室内で繰り広げられているのである。
まぁ、ほとんどの生徒が就職が決まり、のんびりと卒業を待つ状態だったし、
今さら難しい単元の授業をしたところで誰も聞いてない、身につかないんだろうけど、
それにしてもバカにしすぎじゃないか?! とも思っていたのだが。
今思うと、
雑学を少しでも身につけさせておこう、という配慮だったのかもしれませんね。
信じられないでしょうが、事実なんですよ。
しかも、そんな話はまだ終わりません(汗)