ほんと、遺産相続で争うのって醜いですよね。
しろあです。
死んだ当の本人のお金ならば、基本的には全額国へ寄付でいいんじゃないですか、揉めないんだったら。
まぁそんなことしたって
子孫のために、会社のためにってなんとかお金を残す算段をするからおんなじなんだけどね。
時代のマインドとして「遺産を残すなんてありえない」という意識にならなければ無理。
これには英雄による革命が必要です。……歴史に学ぶところによろば。
なんでこんな話をしてるかっていうのは、最近聞いてるポッドキャストの影響なんですけど(笑)。
これについてはまた後日紹介します。
さて本題。
工業高校のバカ学校出身のおはなしをしています。
学校に通っているときには気づかないけど、
違う高校に通う友人と話した時にそのカリキュラムの違いを知り驚くことがありました。
そもそも、普通科と専門学科では違って当たり前ですよね。
ということで。
前回はまさかの『理科の雑学クイズ』を授業でやってた話をしました。
今回はそれよりはまだマシな『遺産相続の計算』についての話です。
これまた高校3年の3学期。
就職率約98%を誇る我が母校では、ほとんどの生徒が2学期末には進路が決まってます。
あとは消化試合。
普通科の高校とは比べ物にならないくらい穏やかでのんびりとした日を過ごしてました。
もちろん、勉強嫌いの生徒たちが集まってるんで、勉強への意欲はさらに低下してます。
そこんところを理解している先生たちは、私達に少しでも将来の役に立つ知識や知恵を与えようと必死でした。
最後に社会の授業で教わったのは『遺産相続の計算』でした。
アレですよ。何親等とかいうやつ。
あと、親戚がどれくらいいて、兄弟が何人いて、
その兄弟が結婚して何人いて……となった時に、
親が1千万お金を残してたらそれぞれどれくらいの分配になるか。
一応、先生がルールを一通り教えてくれましたが、あんまり意味がわかんない。
そこでプリントが配られる。
そこには例題が書かれていて、いろんな家族の家族構成がモデルケースで出てきます。
それをひとつひとつ計算してみる、というのがこの授業です。
ルールを確認しながら、ひとつひとつやっていけば、確かに解ける。
はぁ、なるほど。こんな風に計算するんだ。
と、確かに勉強になりました。
授業ではかなりのケースの例題を計算し解いた記憶があります。
でも、今の私はそのルールをひとつも覚えてないので計算できないけど、
一応、調べればなんとか計算できそうだな
という経験値だけは残ってます。
実際この「できそうだな」という感覚を持ってるか、「わかんないから無理」と思っているのかでは雲泥の差ですからね。
いい授業だったと思います。
また、例題にはいろんな複雑なケースが描かれていました。
父には愛人がいて、その子供がいる。
自分には妻がいて、子供がふたりいるが、長男は死亡。
次男には妻がいる。
母には兄弟がいて、その兄弟の家族は……。
世の中いろんなケースの家族の形があるんだなぁ、としみじみ感じました。
あと、この授業と前後してお金の金利計算もプリントの例題で大量に計算しましたね。
そのときに複利ってすごい! と実感したのが今でも私の中に残っていて、
投資の基本戦略にしっかり活かされているんですけれど、
そう考えると、高校の授業で教わったことが
実際に自分の生活を豊かにすることにつながったんだなぁ
とこの文章書きながら気づいた次第です。
ナンバリングもせず、
適当にすぐに終わる予定だったこのシリーズですが、次回で最終回です。
文学系のまとまな記事は、もうちょっと待っててくださいね。