これまでの散財に凝りもせず、2024年1月7日、連れ合いの美月と調布の深大寺へ初詣に出掛けました。
調布駅から目についたのはこのポスターです。
「深大寺は1月中を初詣期間とします」と、三が日に集中する初詣客を分散させて、ゆとりをもった参詣を人気者(?)の角大師が呼びかけています。
しかし角マニアとしては、ゆっくり参拝よりも、このポスターをどうすれば手に入れられるかと、初春から悪心ばかりがムラムラと搔き立てられてしまいました。
(1月末に深大寺のゴミ箱を漁るしかないかもしれません・・)
ところがポスターを無視するかの如く境内は参詣者で溢れており、期間延長は深大寺の集客力・集金力増大に貢献しているようでした。
1月初詣、2月節分会、3月ダルマ市と、年初は深大寺の書き入れ時のようです。
境内には元三大師みくじの特設会場まで用意されており、1回200円と小銭を用意しなければならないため、両替所まで設える始末で「仏は金成り」時代を改めて感じました。
元三大師堂の前には長蛇の列が出来ており、御祈祷を諦めて境内をウロウロしていると、No.4でご紹介した角大師石碑仏が無くなっていることに気づきました。
もしや自分達より先に盗んだ罰当たりがいるのかと必死に美月と捜しましたが、私のブログを読んで反省したのか深大寺が日陰から日向の目立つ場所へ移設したようでした。
深大寺さん、本当に角大師石碑仏を大切にしないと、『笠地蔵』のように勝手に歩いて我が家まで来てしまいますよ。
そして驚くべき授与品を発見しました。
深大寺No.5で書いた福豆セットが売られていたのです。
既に我が家の蒐集角大師グッズの中に展示しているため見づらくて恐縮ですが、豆大師の節分会護符、深大寺と書かれた福枡、福豆が確認出来ると思います。
実はこの福豆セットは正月から授与しているため、昨年は肝心な節分会に在庫切れになってしまっていたわけです。
この日も飛ぶように売れていたので、節分会で参詣者を落胆させないように、しっかりと需要予測をお願いしたいところです。
また御朱印については、辰年ならではの竜頭を象った梵鐘の吊り金具のスタンプが押されていました。
授与所の女性から、「お正月に御朱印を3枚頂くと特別豆大師クリアファイルが貰えます」と声をかけられました。
しかしクリアファイルは既に持っているので躊躇していると、「そろそろ在庫が無くなるかもしれません」とダメ押しの一言が・・また必要もない御朱印を頂いてしまいました。
深大寺さん・・何処まで貧乏人の財布から絞り取れば気が済むのか・・でもきっと節分会も行くのだろうなあ・・
ちなみに、この日に遭遇した『和子』物語は、連れ合いの美月が以下のブログで詳細を書いているのでご覧ください。
『鏡の中のあなたと私』
https://ameblo.jp/eternal0823/