残念・・・変薬へ | 一日一日、ゆっくりと

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 自分に負けず、歩く日々

きょうは朝一で診察でした。

 

前回の診察は1ヶ月前

CTで肺の腫瘍が軽度増大していることを指摘されました。

 

前回の診察ブログ

 

で、あと1ヵ月だけようすを見ることになり、

今回、1ヵ月たって再びCTを撮ったのですが・・・

 

やはり、多発転移した腫瘍が増大している傾向は変わりませんでした。

 

1ヵ月前との比較ですから、さほど大きくなっているわけではありませんが

やはり素人目にもやや大きくなっているものや、影が濃くなっているものが見受けられました。

しかも、今回初めて、腹部リンパ節の腫脹(約10mm)も指摘されました。

 

はっきり言えることは

ヴォトリエントの効果が無くなって来たと言うこと。

 

効かない薬を飲み続ける意味はありませんから、これで中止です。

 

そして、ヴォトに替わる薬にバトンタッチしなければなりません。

 

昨年の8月16日に飲み始めたヴォトリエント

 

服用初日のブログ

 

記録を見返すと、服用回数はちょうど365回 1095錠

薬価にすると、453万5490円!!

 

これで、私の命を一年間延ばしてもらいました。

 

副作用には苦しめられました。

でも、命を延ばしてもらう代償だからなんとかしのいで来ました。

 

できることなら服用を続けたい。

でも、もうお別れです。

 

ありがとうヴォトリエント!

 

365日記入を続けたバイオデータ

 

 

ヴォトに替わる次の薬は、主治医と話して 「インライタ」 で行く方向です。

今週、泌尿器科の会議で正式に決めて、来週29日から開始の予定。

 

主治医との話では、オプジーボという選択肢もありました。

しかし、初めて使ったTKI(チロシンキナーゼ阻害剤)がよく効いた場合は

次にインライタを使うほうが効く可能性が高いと、経験的に言われているそうです。

それでも奏効率は3~4割程度 (エビデンスなし) と主治医。

 

20日に参加したキャンサーフォーラムの 「腎がん最新治療」 セッションでも同じ話が出ました。

1剤目の分子標的薬がヴォトリエントかスーテントの場合

2剤目にはインライタかオプジーボが選択されるケースが多く

1剤目の効果が顕著であって、患者の全身状態が良好である場合はインライタの奏効が高い(ように思われる)というお話でした。

なんだか私のために出してもらったような話題(笑)

ということで、私もインライタを希望しています。

 

20日午後の 「腎がんカフェ」 でも、司会という立場を利用して(笑)インライタの経験者に副作用のこともお聞きできました。

 

インライタで行く心の準備は万全です!

 

楽しみなのは29日まで休薬できること。

味覚障害が緩んだらうまいもの食べるよ~(^o^)

 

変薬を迎えると、だれしも不安になるのでしょうが

患者同士のつながりのおかげで、私はインライタという薬について抵抗感も不安もまったくありません。

 

 

私の、転移腎がん治療の歴史は、次の章へと移ります・・・

 

 

 

 

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