昨日の夕方、リストラーズのYouTubeサブチャンネル「リストラーズのB面」に「涙のリクエスト」の振り付け研修動画が公開された。昭和99年度第1作目という記念すべき作品。




 講師は前回の「ギンギラギンにさりげなく」の研修動画同様、野村さん。またもやメガネ無し私服というSSR級のお姿。


 背後の〝HAPPY BIRTHDAY ” のガーランドが可愛らしい。お子さんのお誕生日会だったのかな。〝家族を愛する良きパパ” 感が垣間見えて微笑ましい。


 eランニング風と謳うだけあって前回の「ギンギラギン〜」の研修動画同様、低めの 落ち着いたテンションでひたすら淡々と進む。異なる点としては前回野村講師は自分のことを「野村さん」とさん付けで呼んでいたが、今回の動画では呼び捨てになっている。(一部「野村さん」になっている箇所もあり) 加えて前回では基本言葉による解説だったが、今回は歌いながらとなっている。全体的に〝メンバー向けの振り付け指導動画” 感が、前作より強く出ている。過去にステージで数多く披露しているであろう曲だが、その時と今回で何処がどう違うのかも説明してくれているのが興味深い。


 自分はダンス動画を見ても左右がすぐにわからなくなってしまうのだが、本動画ではゆっくりとしたペースで右手左手、右足左足と動かす部分を事細かに指示しながら丁寧に説明してくれるのでありがたい。運動音痴かつ、アメトーークの「踊りたくない芸人」を全く笑えない程リズム感と理解力が欠如した自分でも身体を動かすことが出来る内容になっている。


 ダンス甲子園優勝者が優秀なダンス講師になるとは限らないし、東大首席が素晴らしい家庭教師であるとは限らない。そんな中平易な言葉を使いながら観る者全員が理解できる解説を行う。これってものすごい事だと思う。さすが年齢性別レベル感、様々なタイプの上司やクライアントを相手に戦ってきたプロの企業戦士。


 Aメロ 太ももを胸の高さまで上げるため、思っていたよりかなりハード。これだけで結構なエクササイズになりそう。ツイストの動きがこの研修動画と本番で異なっていることがわかる。


 Bメロのボックスステップについては時間を割いて丁寧に解説してくれている。フォーメーションも本編だととても複雑な動きに見えるが、メンバーごとの動き方を説明してくれているので大変わかりやすい。


 間奏、澤田さんの吹き鳴らすエアサックスに完全に目を奪われていたので、他のメンバーがどういう動きをしているのか全く見えていなかった!! 本編を見返してみたら、ちゃんと野村講師が解説する通りの動きが映っていたわ(笑)


 最後はMIDI音源を流しながら通しでおさらいをしてくれるのだが、歌い踊りながら解説もこなしている野村講師は本当にすごい。


 全体的に動き自体はそこまで複雑ではないのだが、歌いながらというと話は別。実際踊ってみると、身体を動かすだけで一杯一杯になってしまい、正直歌うどころではない。そして一つ一つの動作が見た目以上に大きくて地味に体力を消耗する。ライブのステージで息一つ乱さず歌うメインボーカルの加藤さんと草野さん、コーラス隊の野村さんと澤田さん、そして動きと異なるリズムを刻みながら踊る大西さんや上村さんの凄さにただただ敬服するばかり。


 約26分とリストラーズの動画にしては長尺なので、お時間のある時にぜひ。


 2023年8月4日の公式Facebookで当時視聴者からの質問を受け付けており、その中の一つにメンバーの呼び名についての質問がなされてる。その答えが本動画内で思わぬ形で明かされているので、こちらも気になった方はぜひご確認を。




 歌唱動画感想はこちら



 「涙のリクエスト」制作背景についてはこちら


 


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