#つぶやき市長と議会のオキテ【劇場版】 | 知らずに死ねぬ程のものではない

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元映画暴食家最近はロコドルイベント通いがメインで、カメコのはしくれ。引退しても渡辺麻友推し。映画は時々観ている。最近は小説に挑戦している。

昨日、イオンシネマ広島西風新都で『#つぶやき市長と議会のオキテ【劇場版】』を観た。

 

 

 

2020年8月9日から2024年6月9日まで安芸高田市の市長だった石丸伸二氏の市長就任からの3年半を密着取材した、広島ホームテレビ制作によるドキュメンタリー作品。

 

あの河井克行・案里夫妻が起こした「ばらまき事件」によって地に落ちた広島県政。そんな中に誕生した政治ビギナーの若き市長として広島のみならず全国的に注目された石丸氏。僕も市長就任当時ちょっと期待したし、少しばかり応援もしていた。イマとなっては恥ずかしい限りだ。石丸氏の発信力がそれだけ巧みだったということだな。

 

本作は石丸氏を安芸高田市に降臨した“ヒーロー”として持ち上げている部分はあったし、市議会の面々を意図的に滑稽に描いていて、石丸市政は安芸高田市民の政治的な関心を高めたことを強調していたけど、石丸氏が市議会どころか地元メディアとも揉めて、裸の王様になって行く様も捉えていた。

 

問題になった定例記者会見での1時間にわたる中国新聞の記者への罵倒は取り上げてなかったものの、さすがのホームテレビのクルーも石丸氏に対する疑問を持ったか。途中から密着対象が石丸氏シンパの若手市議会議員2人にチェンジし、石丸氏の出番は減って行く。

 

本作の公開直後に石丸氏は任期を1ヵ月残し市長職を投げ出す形で都知事選に出馬。石丸市政は終止符が打たれた。本作に登場した2人の若手議員は今回の石丸氏の都知事出馬をどう思っているのだろうか。

 

 

こちらが石丸氏を逆ギレさせた中国新聞の記事。これって結構冷静に石丸市政を分析していると思うけどな。

 

 

 

 

 

 

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Ameba映画部