鬼平犯科帳 血闘 | 知らずに死ねぬ程のものではない

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元映画暴食家最近はロコドルイベント通いがメインで、カメコのはしくれ。引退しても渡辺麻友推し。映画は時々観ている。最近は小説に挑戦している。

先日の火曜日。イオンシネマ広島で『鬼平犯科帳 血闘』を観た。

 

 

 

池波正太郎による同名小説を原作とした“鬼平”と呼ばれる火付盗賊改方の長谷川平蔵を主人公にした時代劇作品。長谷川平蔵役を今回十代目・松本幸四郎が演じた。

鬼平は幸四郎の祖父である初代・松本白鴎、叔父である二代目・中村吉右衛門が演じてきた由緒ある役柄であり、吉右衛門版のファンに配慮してか、セリフ回しがやや吉右衛門に寄せたような印象。それにしても、年を取って父親の二代目・松本白鴎に益々似てきたな。

 

本作は鬼平の若かりし頃も描かれていて、エピソード1的要素もあった。幸四郎の御子息で八代目・市川染五郎が無鉄砲でギラギラしたヤング鬼平を熱演していた。染五郎といえば大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(2022)で木曽義高役を好演していたのが忘れ難い。これから映像作品でもどんどん活躍しそうだ。

 

志田未来が盗賊団と繋がっているおりん役を演じていて中々の悪女ぶりをみせていたが、途中であっけなくフェイドアウトするのが勿体なかった。個人的には志田未来がラスボスを演じるところを観たいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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Ameba映画部