僕の愛しい妖怪ガールフレンド | 知らずに死ねぬ程のものではない

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元映画暴食家最近はロコドルイベント通いがメインで、カメコのはしくれ。引退しても渡辺麻友推し。映画は時々観ている。最近は小説に挑戦している。

先月から配信している、Amazon Prime Video制作のオリジナルドラマ『僕の愛しい妖怪ガールフレンド』を観た。ホラー仕立てのラブコメで、『ソラニン』(2010)や『僕等がいた』(2012)といった胸キュン系映画に定評がある三木孝浩監督が撮っていた。

 

何をやってもウマく行かないのび太気質のヘナチョコなゲームオタク青年ハチ(佐野勇斗)がほんのきまぐれから召喚してしまった美少女妖怪イジー(吉川愛)。可愛いけど物騒過ぎる行動をとるイジーにハチは振り回されるが、現世の生活に懸命に溶け込もうとするイジーのひたむきさに次第に心惹かれ、イジーもまたハチの分け隔てなく接する根本的な優しさに心が揺れていた。

 

ストーリーはイジーが因縁深い男・天廻と死闘を繰り広げたり、ハチの家族の不穏な秘密も明らかになったりと、色々どんでん返しな展開があった。

 

何といってもヒロインのイジー役を演じた吉川愛が素晴らしい。“吉田里琴”名義だった子役時代から存じていたが、すっかり別嬪に成長したばかりか、刀を用いたキレキレのカッコイイアクション演技を披露していて、見事にアクションヒロインであった。そしてニーハイブーツ姿のイデタチもイイ。

 

そして反町隆史、北村有起哉、夏木マリ、平祐奈と、脇を固めるキャスト陣がやたら豪華。特に夏木マリのああゆうラスボスな役柄は久々に見たかも。それにしても、映画でもこんなに集まらないような気合い入りまくった顔触れだ。まあ、かのVシネマも立ち上がったばかりの頃はショーケンが出てたりしたから、最初はそんなものだろう。

 

2ndシーズンを匂わせる終わり方していたが、これは素直に続きが観たいと思った。

 

 


 

 

 

 

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Ameba映画部