変な家 | 知らずに死ねぬ程のものではない

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元映画暴食家最近はロコドルイベント通いがメインで、カメコのはしくれ。引退しても渡辺麻友推し。映画は時々観ている。最近は小説に挑戦している。

一昨日、イオンシネマ広島で『変な家』を観た。

 

 

 

『リーガル・ハイ』シリーズや『院内警察』といったTVドラマのメイン演出を手がけてきた石川淳一監督による『エイプリルフールズ』(2015)と『ミックス。』(2017)に続く劇場用長編3作目。

 

売れないYouTuberが謎の隙間がある一風変わった間取りの家の調査をすることになる設定であったが、途中から山奥の旧家のおぞましい因習が絡んでくる金田一モノチックな展開になっていて、はっきり云って、変なのは家というよりも映画の方だな。

 

石坂浩二のキャスティングは、明らかに金田一映画のオマージュだな。まあ、石坂が演じたのは謎を解く側ではなく旧家の当主役。要するにピンピンしている犬神左兵衛ってヤツか。それにしても石坂は現在82歳なのにワザワザ老けメイクしているのが面白い。それだけ若く見え過ぎるということか。

 

間宮祥太郎がYouTuber雨男こと雨宮役で一応主役なのだが、雨宮とバディを組むオカルトマニアの設計士・栗原役の佐藤二朗の存在感があり過ぎて、間宮が思い切り喰われていた。本作は佐藤二朗の映画だなという印象であった。

 

 

 

 

 

 

 

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Ameba映画部