枯れ葉 | 知らずに死ねぬ程のものではない

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元映画暴食家最近はロコドルイベント通いがメインで、カメコのはしくれ。引退しても渡辺麻友推し。映画は時々観ている。最近は小説に挑戦している。

昨日、八丁座で『枯れ葉』を観た。

 

 

 

フィンランドを代表する奇才アキ・カウリスマキ監督の最新作。

 

花粉症なので鼻炎の薬を飲んだせいか眠気に襲われながらだったのであまり集中して観れなかったが、必要最小限のセリフと殆ど真顔で演技するキャスト達。カウリスマキ独特の演出は健在。

 

本作のヒロイン役を演じたのは、アルマ・ポウスティ。長年の常連ヒロインだったカティ・オウティネンがさすがに年を取ったので、世代交代した形か。ちょっとハニカミ気味の笑顔を見せるシーンがあり、これがスゴく魅力的な方だなという印象であった。

 

ところで本作のカラオケバーシーンに登場した可愛らしいけど「墓場すらフェンスだらけ」なるクセ強めな歌詞の楽曲を歌う女性デュオが印象深かったが、フィンランドで実際に活動している姉妹デュオ「マウステテュトット」で、歌った楽曲の曲名は「悲しみに生まれ、失望を身にまとう」とのこと。カウリスマキ監督は以前もレニングラード・カウボーイズなるユニークなロックバンドのドキュメンタリー映画を2度撮ったことがあった。また面白いユニットを見つけたものだな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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Ameba映画部