神さま待って!お花が咲くから | 知らずに死ねぬ程のものではない

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元映画暴食家最近はロコドルイベント通いがメインで、カメコのはしくれ。引退しても渡辺麻友推し。映画は時々観ている。最近は小説に挑戦している。

昨日、福山駅前シネマモードで『神さま待って!お花が咲くから』を観た。

 

 

 

 

 

小児ガンで12歳の短い人生を閉じた少女を主人公にした実話モノで、福山をロケした作品である。

 

思いの外はっちゃけた作風で、ヒロイン・森上翔華のカラッと明るいキャラと軽妙な調子のモノローグもあり、あまり闘病ドラマっぽくないのがイイ。だからこういうジャンルがやや苦手な僕でも愉しめたな。

 

翔華役を演じたのは、これが本格初演技でいきなり映画初主演の新倉聖菜。笑顔も備後弁のセリフ回しも可愛らしくて何処か品があり、そして周囲に影響を与える求心力がハンパでない。

 

「ファンタジーじゃ」というセリフが度々出てくるようにファンタジー風にコーティングされていたが、キャスティングはワリとリアリティにこだわっているようだ。例えば実際に難病と長年闘ってきた娘がいる布川敏和を翔華の父親役に起用したり、実際に翔華の親友だった夢空(むく)を本人役で出演させていた。


ところでラストの卒業式で翔華のクラスメイト達がとった行動は実際にあったことで、ちゃんとその映像は残っている。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上映後に舞台挨拶があり、翔華役の新倉聖菜ちゃん。本作の企画・プロデューサーのとめぞう氏がステージに立った。とめぞう氏によれば、オーディションに来ていた聖菜ちゃんが別格過ぎて翔華役を決めるのに苦労しなかったとのこと。そのため実質的には聖菜ちゃんと共演する者達を選抜するオーディションという形になったようだ。

 

 

聖菜ちゃんは東京出身。備後弁セリフは親友役で広島出身の夢空ちゃんの助けを借りながら習得したそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本作では小学6年生の役柄を演じた聖菜ちゃん。生で観ると大人びた雰囲気の美少女であった。現在15歳のLJC。

 

 

 

 

 

 

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Ameba映画部