夏の終わりの勝手に短篇アクション映画祭 | 知らずに死ねぬ程のものではない

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元映画暴食家最近はロコドルイベント通いがメインで、カメコのはしくれ。引退しても渡辺麻友推し。映画は時々観ている。最近は小説に挑戦している。

コロナ騒動のせいで退屈だった夏が、あっという間に終わる。

 

このまま秋を迎えるのもシャクなので、拙ブログではYouTube動画で見つけた短篇アクション映画動画を集めて、ささやかながら映画祭をブログ記事内で開催しようと思う。

 

どうぞ、御堪能あれ。スカッとしましょう。

 

 

SABU『A1012K』(2003)

 

『弾丸ランナー』、『ポストマンブルース』、『幸福の鐘』等でのシニカルではっちゃけたコメディ演出が印象に残るSABU監督が2003年に撮った近未来短篇アクションコメディ。渋谷のTSUTAYAをロケしているのだが、レンタル棚のソフトがVHSという点に時代の流れを感じさせた。

 

 

吉松幸四郎『Lizard Gila』(2014)

 

広島を拠点に自主映画活動する吉松幸四郎監督が撮った、異色短篇アクション。敢えてピンボケを多用したり、スローや反転を用いた映像手法の主張が強過ぎるところが吉松監督らしいクセの強さ。まあ、これは寺山修司監督が東映に招かれて生涯唯一の娯楽作『ボクサー』を撮ったのと同じカンジだな。

 

 

浜口泰昭『SHIBAINU』(2010)

 

CGクリエイターである浜口泰昭監督が撮った短篇ミリタリーアクション。日本国内で突然起こった戦争に巻き込まれた主人を救出しようとする柴犬の好演ぶりが印象深い。そして3年がかりで制作したというVFXのクオリティが高かった。

 

 

RISE FILM『クレイジーキラー』(2014)

 

かなり短い短篇アクション。でも、インパクトあり。

 

 

キノシタケイタ『lilly』(2015)

 

現在東京で殺陣師、アクション監督として活動中のキノシタケイタ監督が広島時代に撮った短篇アクション。キノシタ監督自ら出演してキレキレのアクションを披露。全て持って行った感あり。

 

 

川本耕史・川名求己・和田三四郎・中山甲斐 BOS Action Unity・佐藤健司・宮木ヨシオ・坂本浩一『池永亜美と七人のアクション野郎』(2020)


女優・池永亜美を主演に7人の監督が短篇アクションを競って撮ったオムニバスモノ。様々なシチュエーションで池永亜美が躍動していた。中でも「Social Resistance Dance」はコロナ騒動を風刺した内容で痛快。なお3作品にディレクターズ・カット版が存在しているので、こちらもどうぞ。

 

 

川本耕史「姉妹」完全版

 

中山甲斐 BOS Action Unity「八重に咲く」完全版

 

川名求己「Social Resistance Dance」完全版