アンフェア the end。 | 知らずに死ねぬ程のものではない

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元映画暴食家最近はロコドルイベント通いがメインで、カメコのはしくれ。引退しても渡辺麻友推し。映画は時々観ている。最近は小説に挑戦している。

昨日、TOHOシネマズ緑井で『アンフェア the end』を観た。

劇場版の続きであると同時に、TVシリーズ版から続いていた篠原涼子演じる雪平夏見刑事の父の死に関する決着も描かれている点では完結編にふさわしいな、と。

雪平刑事と行動を共にすることになるワケあり青年役をTVシリーズ版で安藤刑事役だった瑛太の実弟・永山絢斗が演じていて、やはりオマージュっぽいシーンもちょっとあったな。これがシリアス一辺倒な本作の中では唯一微笑ましかったな。

とにかく裏切り裏切りまた裏切りなところが『アンフェア』らしいとは思うけど、最後の裏切りに関しては些か無理やり感があり過ぎで納得いかなかったな。

雪平刑事の腐敗した警察組織に絶対に屈しないタフさはスゴイなと思うけどね。

その雪平刑事のウィークポイントというべき愛娘・美央ちゃんを出番は僅かですが、みーおんこと向井地美音が引き続き演じているのが嬉しい。







そういやみーおん、この間のじゃんけん大会では雪平刑事のコスプレ姿で出場しましたな。







これが妙に様になっていたので、佐藤嗣麻子監督、または原作者の秦建日子さんには是非とも大人になって母親と同じ刑事になった美央ちゃんのハナシを作って欲しいなと思ったね。

もしあるとしたら、スピンアウトシリーズに登場する北乃きい演じる望月陽刑事がおそらく美央ちゃんの教育係となり、雪平刑事のイズムとDNAを持つ最強過ぎるコンビが誕生したりして。

色々と想像が膨らみますな。