「火花」を読んだ。 | 知らずに死ねぬ程のものではない

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元映画暴食家最近はロコドルイベント通いがメインで、カメコのはしくれ。引退しても渡辺麻友推し。映画は時々観ている。最近は小説に挑戦している。


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話題の「火花」を今日、読了。

駆け出し漫才師と先輩漫才師の時に師弟、時に義兄弟、時に刺激し合う関係が切なさとユーモアが交差するカンジで描かれていた。

お笑いコンビ「ピース」として現役バリバリの又吉直樹が執筆しただけあって、現在のお笑い業界の描写にはやはりリアリティを感じたな。

決してハッピーエンドとは云えないけど、あの先輩漫才師は懲りることなく愚直なまでに笑いを追求して行くんだろうなと思わせるラストであった。

ワリと読みやすかったし、面白かった。

出来れば、ビートたけしが浅草時代をモデルに描いた自伝的小説「漫才病棟」と併せて読むことをお薦めしたいな。これも面白いですから。

まあ、こんなところである。


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