お正月 | しらさぎ二郎のブログ

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写真、しらさぎ家のお料理、マンガ。この分野を中心に楽しくてタメになるブログを目指します。

 

 

我が家の寝室から見える初日の出

 

 

 

 

 

新年あけまして

 

今年の元日は

大変なことになってしまいました。

 

 

でも、正月は日本人の誕生日

 

大正生まれの父がお正月になるとよく言っていました。

正月になったら家族で屠蘇を飲んで祝い、家族皆がお互いに幾つになったと話したものだと。

家族全員のお誕生日だったのですね。

 

 

 

 

戦前は数え年でした。

オギャーと生まれた時にその子は一才です。

だから大晦日に産まれた子は翌日は元旦、すぐに2歳になります。

 

        

  えっ! たった1日で2歳?

 

 

 

 

 

そして今年は辰年。

 

 

 

 

以前ブログに書きました。

台湾に行った時、知り合いの台湾の方が私たちをあちらの家庭に招待してくれました。

その時、の話になり

 

 

日本の神社には必ずと言っていいほど龍がいる、私の知っている限りどこでも龍の爪は3本。

しかし龍の本場(?)中国では龍の爪は5本もあるのだ!

 

なぜか?

 

 

 

                   さあ???

 

                            

それはね

 

中国は尊大な国。

自分たちは大陸にある大国であると自負している。

日本は中国の隅にあるちっぽけな島国。

 

だから

 

中国から日本に送る龍の絵画や彫刻にはすべて爪が3本しかなかった。

 

ベトナムや韓国はその中国に貢物をして属国になった

なので4本の龍の爪が許された。

 

日本だけは唯一貢物をせず、属国にならなかった誇り高い民族である。

 

台湾の人からこんな話を聞くと誇らしい気持ちになりました。

 

 

 

そういえば小学生の時に日本の歴史で習いました。

推古15年(607年)、随の皇帝に送ったとされる有名な国書の一文です。

 

推古天皇の摂政、聖徳太子が中国の皇帝に出した手紙

 

日出処の天子、日没する処の天子に致す。

恙きや

 

この時から当時の大国、中国におもねらない日本の誇りが窺われます。

 

 

 

台湾旅行から帰るとさっそく龍の爪の数を数えるようになりました。

神社の手水舎には龍をモチーフにした水口があります。

その爪は3本です

 

北海道、根室の金刀比羅神社

 

 

鷺宮神社

暗くてわかりにくいのですか龍の爪は3本でした

 

 

 

 

そればかりではありません天龍寺の襖絵の龍も爪は3本です。

 

 

こちらははっきりと爪が3本あることがわかります。

 

 

日本ではほとんどが龍の爪は3本ですが例外もあると聞きました。

どこかに例外があるかな?

 

 

 

スタースタースター

 

 

ありました!

横浜の中華街です

龍の爪は確かに4本ありました。

 

私がこの話を神戸の友人にしたら神戸の中華街には5本の爪があるとか。

 

中華街以外にも日本には4、5本の爪のある龍がいるのでしょうか?

 

 

 

 

 

おまけ

十二支の中でただ一つの実在しない動物が龍

でも漢字にすると

 

3種類のリュウがあります。

どう違うのかよくわかりません。

 

 

 

 

今日の料理

 

お節料理

 

 

 

お節料理の思い出

私、しらさぎさちこの実家は自営業でした。

お正月にはお客様が多かったので私が大量にお節料理を作って実家に届けました。

母との手分け作業です。

私は煮物、酢の物、伊達巻きなどの卵料理を用意します。

母にお願いするのは昆布巻き、かまぼこ、いくらや海老、数の子

 

 

・・・気がつきました?

値のはるものは母に買ってもらい

私は手間のかかる野菜やこんにゃくなどの煮物や酢物を作っていました。

こんなお正月も、もう相当前の話になってしまいました。

 

 

 

ご訪問ありがとうございました。

 

 

 

文、料理;しらさぎさちこ

イラスト;しらさぎさやか

写真;しらさぎ二郎