誰が運動嫌いをつくったのか・番外 | 白河清周の脱線する話

白河清周の脱線する話

思っている事、笑い、怒りを書き綴ります。

「キビシー!」という番組で取り上げられた体操クラブが「虐待だ」という声が出て、体操をやっている方がコメントしているのを読んだ。

 


中国の動画を見ても心に響かないのは、かの国には「自由」なんてないだろうということ。

 

しかし、VTRに出てきた少女のコメントを聞いて、どういうことかを理解した。

 

(私が)『絶対やる』と決めたから」

 

親やコーチ、自分以外の誰かを喜ばせるためにやっているのではない。あくまで自分がやりたい、という強い意志。

 

ご両親も、子どもの意思を尊重して温かく見守っている。

 

あの柔軟は、怪我しないためにやっている。組み体操の巨大ピラミッドとは違うのだ。

 

もちろん、子どもたちとコーチが固い信頼関係で結ばれていなくては出来ない。

 

思い起こせば、中学時代の、腕立て伏せの号令をかけていた数学教師、そこに指導への熱意、愛情は微塵も感じられなかった。嫌々やらされて面倒くさそうな表情をしていた。競技未経験だろうが無理矢理顧問をさせる部活にしても同じだろう。

 

そうそう、何より「好き」なのだということ。彼ら彼女らは「趣味人」なのだ。