誰が運動嫌いをつくったのか・其ノ四 | 白河清周の脱線する話

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「1億総スポーツ社会を実現」 基本計画を答申(日本経済新聞)

2017/3/1 22:00

 

スポーツ庁長官の諮問機関、スポーツ審議会は1日、2017年度から5カ年の施策の指針を示す「第2期スポーツ基本計画」の内容を鈴木大地長官に答申した。20年東京五輪・パラリンピック開催を契機に、スポーツ参画人口の拡大による「1億総スポーツ社会」の実現を掲げ、施策の数値目標を現行計画の8から20に増やした。

新計画ではスポーツによって「人生が変わる」「社会を変える」「世界とつながる」「未来を創る」の4つを基本方針に、医療費抑制や地方創生など国の課題解決に取り組む姿勢を示した。

施策の数値目標としては、▽障害者のスポーツ実施率(週1回以上)を現状の2倍の40%にする▽スポーツが「嫌い」「やや嫌い」の中学生を半減させ8%にする▽国内スポーツ市場の規模を20年までに10兆円、25年までに15兆円にする――などを追加した。五輪とパラリンピックでの過去最多の金メダル獲得に向け、支援も充実させる。

今月下旬にも松野博一文部科学相が最終決定する。鈴木長官は「非常に重要な5年間になる。教育としてのスポーツだけでなく、楽しさを伝えることに注力したい」と語った。

スポーツをしない奴は、非国民という事か?

 

繰り返し書いてきたとおり、スポーツ嫌いの中学生を生む根源は、体育教育の欠陥にある。そこをまず正すべきである。

 

なぜ体育教師というものにうるさいイメージが付きまとうのか。それは体育の授業というものは軍事教練の名残を色濃くとどめているからだろう。

 

「人生が変わる」「社会を変える」「世界とつながる」「未来を創る」ことが、「スポーツでなければならない」ことはない。オタク趣味で人生が変わって、何が悪い。