教育困難校 | 白河清周の脱線する話

白河清周の脱線する話

思っている事、笑い、怒りを書き綴ります。

上野千鶴子、終わったな。新聞記事だが、日本では多文化共生は無理だの、平等に貧しくなろうって。

 

とはいえ、わたしにも選民意識がないかというと、そうではないと反省するところ。

 

中学校のやり方を「社会の非常識」と散々コケにしてきたけれど、高校にはそんな恨みはない。高校は学区一の進学校(そこでは成績は埋没してしまったが)、中学校はアホに合わせた悪平等(なんでエロ本持ってきたアホに付き合わされて居残りさせるんじゃボケ!)、その憎しみがエリート意識から来るものかもと。

 

東洋経済オンラインの、「教育困難校」に関する一連の記事を読みふけっていた。

 

わたしの知っているところで言うと、公立の滑り止めに受けるような隣県の私立がそうだったのだろうか。電車通学のマナーが最悪、タバコは吸うわゴミは散らかすわ床の真ん中に座り込んでいるわで利用者から嫌われていて、ときどき鉄道警察隊が乗っていたほど。

 

そういう学校の生徒、親や周りの愛をまともに受けずに育っている者が多く、とにかく恋愛至上主義だという。先のことを考えずに簡単に関係を持つから、妊娠が時々発覚して問題になる。子どもを何人か持った円満な家庭を持ちたいと願うが、経済的にそれが成り立ちにくいのも彼ら。

 

根は優しくて感受性は豊か(そこへいくと進学校の生徒は現実的な損得のものさしで物事を見がち)、沖縄戦のVTRを見せたりすると彼らの方が強く反応するという。