おはようございます
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日もお忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
京都の貴船神社は
「平家物語」の橋姫伝説などの影響で、
呪いの儀式のメッカのように
イメージされることがありますよね
しかし、
貴船神社は
縁結び・縁切り・復縁に
絶大なご利益があると
されていますし、
呪いの伝承ばかりでなく、
室町時代の
「御伽草子（おとぎぞうし）」にある
「貴船の物語」のような
話もあります
それは、
都の中将が、
鬼の国の姫と
恋に落ちてしまい
鬼の王に責められた姫は
中将を守って命を捨てます。
やがて姫は生まれ変わり、
中将と巡り会い、
節分の夜に襲ってきた
鬼を撃退し
ハッピーエンドに。
やがて姫は、
貴船の大明神になりました・・・・と
いうものです。
その貴船神社では、
７月７日に
七夕神事の「星祭り」が行われます。
星祭りでは
神前に熟饌（じゅくせん）として、
そうめんが供えられ
神事が行われます。
これは、
七夕の時期なので、
織姫になぞらえて
素麺を織り糸と
しているのです。
そして、
七夕神事には
「そうめんを食うのは
鬼の「はらわた」として
これを食う」という
不思議な象意が含まれています
これは、
「貴船の物語」の
源流となった
古代の中国に、
帝の子供が、
７月７日に亡くなり、
その後に、
一本足の鬼となって
熱病を流行らせたため
困った人々は、
子供の好物だった
索餅（さくべい）という
そうめんの原型とされるものを
供えて鎮めたことに
由来するそうです。
７月７日に
そうめんを備えたり、
食べたりすることは
熱病を予防するという
霊的な呪術なのです。
参考記事
それでは、本日もお読みいただき、ありがとうございました
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