おはようございます
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日も、お忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
もうすぐ七夕ですが、
今回は、
七夕にお願い事をする由来についてです
七夕には、
牽牛と織女が天の川で会うとされていますよね。
ただ、
天の川というところは
元々は、
人間が生まれたところとされていました
つまり、我々の先祖がいる世界とされ、
本来の七夕は
旧暦の7月7日に行われており
(現在も月遅れの
七夕を8月7日前後にやる地方は多いです)
では、お盆がなぜ、
旧暦の7月と決まっているかというと、
生きている人間のお正月は1月で、
神社や仏閣に行き
自分たちのことをお祈りをするので
その反対側の7月に
死んだ人をお祭りすることにしたのです
そして、旧暦の7月に
お盆を行うようになったことを
十二支の配当からもみていくと、
人間の住んでいる地球は
南北が垂直でなく、
南北線に対して90度の角度を持つ
赤道を天に延長すると、
北東の方角に向かいます。
北東は十二支では、
丑寅(うしとら)に配当されています
この場所は、太陽や月や
五惑星の通り道です。
鬼門というと、
怖い感じがしますが、
もともと太陽や月などが
回りくるところなので、
考えたのです。
死んだ人間は鬼門(丑寅)を通って
あの世へ行く
あの世から霊が返ってくるときは
裏鬼門(未申)の方から帰ってくるのです。
裏鬼門の方向に配当される
7月、8月(未月、申月)に行うのです
生きている人間のお正月だけを
盛大にやって
先祖の霊が戻ってくるお盆は
知らん顔というのは、
とんでもない話だとされたのです。
さらに、
七夕は「七」の夕と書きますが、
これは、旧暦7月7日の夜のことで
十五夜(15日の夜、満月になります)になる手前の
「上弦の月」を意味し
「上弦の月」は、
あの世とこの世が半分づつになる日と
言われていて、
両世界の境目があいまいになるのが、
7日なのです。
つまり、
裏鬼門の方向に配当される旧暦7月の
上弦の月から始まって、
十五夜までの期間が
ご先祖様が、この世に滞在する時期で
十五夜、すなわち満月になれば、
あの世に帰っていくとされたのです。
七夕の供養は
自分の人生を天の川に例えて
先祖が川上に、
自分が川中に、
さらに自分の未来が川下にいるとし
先祖の願いが自分達であり
自分達の未来への願いを
自分達の先祖と同じように書いて、
お祭りをするのです
七夕は、先祖と自分と未来をつなげて
お祭りするのが、
本来の由来です
お彼岸ではご先祖様だけですが、
七夕は先祖、自分、未来の三つを
お願い事でつなげて、
一緒に供養するのです。
陰陽道の参考記事です。
それでは、本日もお読みいただきありがとうございました。
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