こんにちは～
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日もお忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
毎月２６日は、
愛染明王の縁日です。
明王は、
青黒い明王が大半ですが、
愛染明王は、
紅く燃える体と
真っ赤な大円光が
情熱的で、
この赤は、
「愛欲」を象徴しているのです
元々、
インドの神の中に、
赤色とか、
赤性を象徴する
ラーガという神がいて、
この神が、
密教に取り入れられて、
愛染明王と
なりました。
それで、
単に赤という色を
示すだけでなく、
愛着や
親愛の意味を
持つようになりました
この明王は、
人間の煩悩としての
愛欲を
そのまま
仏の「悟り」に変える
力を持つと
されています
それで、
「煩悩即菩提（ぼだい）」（＝煩悩と悟りは
表裏一体であるという考え）の
本尊として
人気を博しました。
密教の一派である
小野流では、
秘仏として、
尊重され、
平安時代後期には、
人間関係を良くする敬愛と
外敵を退ける調伏の効験により、
貴族社会で
信仰を集めました。
鎌倉時代の
蒙古襲来の際には、
調伏の利益が
期待されました。
又、
敬愛の功徳から、
江戸時代には、
花魁や
芸者の守り本尊と
なり、
恋愛成就の祈願へと
繋がっていきました。
それで、
愛染明王のご利益は、
恋愛成就と
真言を３０万回唱えると
あらゆる相手を従えることが出来、
どんな人からも
愛され、
敬われるようになると
伝えられています
愛染明王の容姿は、
頭の獅子（しし）冠が特徴で、
６本の腕の像が多いです。
連台の下には、
宝瓶（ほうびょう）が置かれ、
これは、
宝物を吐き出すという
壺です
参考記事
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