こんばんは~
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日も、お忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
霊媒が、
激しい「神懸(かみが)かり」に入ると、
身体が痙攣(けいれん)を起こしたり、
硬直したりして、
やがて、
脳がパ二ックになり
失神するといった状態になりやすいです
昔は、
こういう状態を
これは、
大脳の神経細胞が
過剰に活動することで、
引き起こされる症状です。
このような症状は、
実は、
光の点滅によっても
起こります。
かなり前ですが、
ポケモン事件というのが
ありました
放送されていた
テレビアニメの
「ポケットモンスター」を観ていた
数百人以上の人が、
突然、発作を起こして
100人以上が入院したのですが
(病院に搬送されたのは、
ほとんどが子供だったそうです)
なぜ、
この事件が起こったかは、
光の点滅が影響していて
アニメの場面で、
チカチカ点滅する刺激が
続いたので、
光過敏性発作(ひかりかびんせいほっさ)が
引き起こされたのだそうです
大きな原因を作ったのは、
赤と青の光の点滅で、
網膜の周辺と
中心部という異なる部位が、
赤と青によって、
交替で刺激されたことで、
脳全体が非常に興奮し
パ二ックを起こしたことが
その後の調査で、
分かったのです。
人間の脳は
チカチカと点滅を繰り返すような
オンとオフが継続的に
繰り返される刺激に
多大な影響を
与えられます。
それは、
人間には、
ホメオスタシス(体温や呼吸数、
心拍数などの身体の働きを
一定に保つ機能)があるので、
肉体(=潜在意識)は、
安心安定・現状維持を第一に求めます。
それ故、
人間は、
「慣れ」の感覚を持つのです
それで、
自分が何か
「刺激」を受けることがあっても、
刺激として感じなくなってしまうのですが、
オンとオフが
継続する状態は
慣れの感覚を排除し、
刺激を与え続ける効果があるのです
そして、
「神懸かり」のときも、
オンとオフが
繰り返される脳の状態に
なっているのですが
「神懸かり」に入るときに、
光が点滅している
わけでもないのに、
なぜ、脳に
強い刺激が引き起こされるのかは
入神状態になるときに、
「音」を使うからなのです
「神懸かり」に入るときに、
石と石をぶつけたり、
木片を叩いたり、
手拍子
足拍子で拍子を取ったり、
太鼓(たいこ)をドーン、ドーン
琴をボロン、ボロンと
鳴らしたりすることで
オンとオフの繰り返しになり、
脳が興奮し
やがて恍惚状態になり、
変性意識(トランス)状態に入っていくのです。
「神懸かり」を導くものは、
「音」と「光」なのです
参考記事
それでは、本日もお読みいただき、ありがとうございました
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