おはようございます
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日も、お忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
神様にお供えする食べ物や飲み物を
「神饌(しんせん)」といいますが、
神饌の基本は、
お米・塩・水・お酒で、
神棚には、
お米・塩・水は毎日必ず供えることになっていて
これを「日供」といいます。
ただ、
地鎮祭などでは、
複数の三方を並べて、
野菜や果物などを
お供えをしますし、
鯛などを供えたりも、
しますよね
そして、
家庭の神棚にも
珍しいモノや
季節のモノや
頂きモノを
神饌として供えることがあります
それで、
神道では
神饌としてどのようなモノが供えられているのかは
以下の十三のモノが神饌となっているのですが、
実は、
これらには「序列」があります
(神饌の種類や並べ方は神社による違いもあります)
それで、
格の高い方から、
順に書いていくと、
①米
②酒
③餅
④鯛
⑤海魚
⑥川魚
⑦鶏肉(卵)
⑧海藻
⑨野菜
⑩果物
⑪菓子
⑫塩
⑬水
となります。
(鯛は魚の中で別格とされています)
神饌は
①の格の高いモノから順に
格の高い場所(神様・正中に近い場所)順に置くことに
なっています
地鎮祭などで
複数の三方(さんぼう)をお供えをする場合も、
高い方から順に置いていきます。
それなので、
神棚に、
毎月の一日や十五日などに、
神饌をお供えする場合も
この「格付け」を神経質にならない程度に
意識するのも◎です
(もちろん、通常の神饌では、
十三種類も供えなくて良いです)
なお、
地鎮祭などで、
三方を奇数個供える場合は
格上のモノから順に、
奥(神様側)の中央、右、左と順に並べてから、
手前の右、左、右、左と供えることになっていて
(お借りした画像です)
偶数個供える場合は
奥の神様側の中央に近い右から
左、右、左と供え、
手前の右、左、右、左と供えることになっているので
家庭の神棚に
神饌を供える時も
この順番に並べると良いです
(神様・正中に近い所(奥・中央)が一番格が上で、
右、左の順です)
ただ、
家庭での神饌の場合は、
お米と塩と水は、
通常も神棚にお供えしているので
お米と水・塩を別々の三方に
載せなくても、
一つの三方に
お米、お塩、塩を置き
全部で奇数個の三方を供える場合は
中央(正中)の
一番「格上」の所に
お米、塩、水を載せた三方を置き、
後は、
三方を
格上の載ったモノから順に
中央に近い右、左、右、左と
並べても◎です
偶数個供える場合も同様に、
中央寄りの右の格上の位置に
お米・塩・水を置いた三方を供え、
次は、中央寄りの左、右、左と
順に並べます
(もちろん、丁寧に祀る場合は、
お米と塩・水をそれぞれ別の三方に置いても良いです)
なお、
一番最初に供える
お米、塩、水は、
通常の
神棚に供えるときと同様に、
お米を中央(中央奥)に、
右に塩、
左に水と並べると良く
並べる順番も
通常通り、
お米、塩、水の順です。
お酒も同じ三方に供える場合は
奥に配置します。
そして、
このときも、
通常通りに、
お米、お酒(右のお酒が先)、塩、水の順番で供えます。
なお、
神饌に供える魚は、
「海腹川背(うみはらかわせ)」といって、
海の魚はお腹を
川の魚は背を神様の方に向けることになっています。
お頭の部分も正中か神様の方に向けます
野菜も上位の方を正中か神様の方に向けますが
成長していく方が上位になるので、
例えば
大根では根の部分が、
ほうれん草では葉の部分が上位になります
それと、
神饌では、
ニラやニンニク、玉ねぎなどの
匂いが強い野菜や
牛や豚などは
供えないことになっています。
(例外もあります)
又、
神饌としてお供えした物は、
お下げして、
いただくことになっていて
これを神人共食といいます。
そして、
神饌は
長い時間供えておくものではないと
されています。
神棚に供えているお米や塩の場合は、
毎日変えなくても良いですが、
食用にはしない方が良いです
参考記事
それでは、本日もお読みいただき、ありがとうございました
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