七夕にお願い事をする由来 | 白川葵の開運秘伝 神社仏閣超不思議紀行

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教派神道の神職の資格を持つ占い師のブログです。
出雲大社の系列の巫女を経て、大学の神道学科へ。
算命学・気学・西洋占星術・タロットを習得し、占い館や催事出演で延べ2万人の方を鑑定。
テレビに地上波で50回以上出演。雑誌へも執筆・掲載多数。

こんにちは~クローバー

 

出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。

教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です絵馬 キラキラ

 

本日も、お忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。

初めての方も、よろしくお願い致します。

 

今日は、七夕にお願い事をする由来についてです七夕

 

 

七夕の時には、牽牛と織女が天の川で会うとされていますよね。

 

ただ、天の川というところは流れ星

元々は、人間が生まれたところとされていました星空

 

つまり、我々の先祖がいる世界とされ。

 

本来の七夕は、旧暦の7月7日に行われており七夕キラキラ

(現在も月遅れの七夕を8月7日前後にやる地方は多いです)

七夕は、盆の行事だったのです星流れ星

 

 

では、お盆がなぜ、旧暦の7月と決まっているかというと。

生きている人間のお正月は1月で。

神社や仏閣に行き、自分たちのことをお祈りをするので神社

その反対側の7月に、死んだ人をお祭りすることにしたのですおばけくん

 

そして、旧暦の7月にお盆を行うようになったことを陰陽道における十二支の配当からもみていくと。

人間の住んでいる地球は地球

南北が垂直でなく、少し片寄っているので。

南北線に対して90度の角度を持つ赤道を天に延長すると。

北東の方角に向かいます。北東は十二支では、丑寅(うしとら)に配当されています牛トラ

これは、鬼門の場所で。

この場所は、太陽や月や五惑星の通り道です太陽お月様

 

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鬼門というと、怖い感じがしますが。

もともと太陽や月などが回りくるところなので、古代人は神様の入ってくるところだと考えたのです。

死んだ人間は鬼門(丑寅)を通ってあの世へ行くおばけ

あの世から霊が返ってくるときは裏鬼門(未申)の方から帰ってくるのですオバケ

お盆は死んだ人をお祭りするのですから、魂が帰ってくる裏鬼門の方向に配当される7月、8月(未月、申月)に行うのです羊猿

生きている人間のお正月だけを盛大にやって門松

先祖の霊が戻ってくるお盆は知らん顔というのは、とんでもない話しだとされたのです。

 

さらに。

七夕は「七」の夕と書きますが。

これは、旧暦7月7日の夜のことで流れ星流れ星

十五夜(15日の夜、満月になります)になる手前の「上弦の月」を意味し半月

「上弦の月」は、あの世とこの世が半分づつになる日と言われていて。

両世界の境目があいまいになるのが、7日なのです。

 

つまり。

裏鬼門の方向に配当される旧暦7月の。

上弦の月から始まって、十五夜までの期間が半月 満月

ご先祖様が、この世に滞在する時期でおばけ

十五夜、すなわち満月になれば、あの世に帰っていくとされたのです。

 

七夕の供養はふんわり風船星流れ星

自分の人生を天の川に例えて星空

先祖が川上に、自分が川中に、さらに自分の未来が川下にいるとし。

先祖の願いが自分達であり、自分達の未来への願いを自分達の先祖と同じように書いて、お祭りをするのです乙女のトキメキキラキラ

七夕は、先祖と自分と未来をつなげてお祭りするのが、本来の由来ですキラキラキラキラ

お彼岸ではご先祖様だけですが、七夕は先祖、自分、未来の三つをお願い事でつなげて。

一緒に供養するのです。

 

 

 

 

それでは、本日もお読みいただきありがとうございました。

 

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