こんにちは~
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日も、お忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
今日は、人間の「気」と、お化けの動く範囲の違いについてです
まず、人が死んであの世にいくとき。
成仏できる場合と成仏できないでお化けになってしまう場合がありますが
これは、死に際の意識にかかわっていて。
人はどうしても、自分が先に死ぬわけにいかないときがあります。
何か思いが残るときです。
一番成仏しにくいのは、子供を残して死んでいく母親だといわれていて
成人した後ならともかく、その子供がまだ小さいときなら、残して死んでいくことにもの凄く心が残ります。
この子はどうなるのだろうと、そういう思いが強くなればなるほど、霊魂は凝縮する状態になります。
その凝縮したまま死ぬと、霊魂は肉体から離れがたくなります
(それなので、身内に幼い子供を残して亡くなったお母さんがいる方は懇ろに供養してあげることが大切なのですよね)
心には引力作用があるために、何か思いを残していると、そこで止まってしまうのです。
そして、そのまま葬式が済んでしまうと、そこに幽霊が存在するようになります
魂は通常は、すっと抜けていきます。
普通の人なら大抵亡くなってから24時間位から3日間ほどです。
だから、お通夜やお葬式があり、その間に魂が抜けていくのです。
このお通夜から、葬儀の間に魂が抜けていかないと、あの世にも行けない、肉体がないのでこの世にも戻れないとなり
これを霊が迷っているとか、浮遊霊であるとかになるのです
心に思いが残るとは、何かに固執しているときです
この子を残して死ねないとか、人を恨んで死んだとかです。
人は亡くなるまでの一定期間により、成仏しやすい人としにくい人に分かれます。
特に死ぬ直前までの50日間の意識が大きく作用するようです。
ここで迷いが多いと、お化けになりやすいのです
こういうことにならないで、死後すぐに霊界に行かれる人は、やりたいことはやり、食べたいものは食べた。着たいものは着た。遊びたいことはした。もうどうなってもいい。明日死んでも良いと思える人は、すっと早く霊が離散します。
それなので、死ぬ間際になって後悔を残さないように、やりたいことを生きている間にやっておくと、成仏しやすいのですよね
余談ですが、不慮の亡くなり方をした人は、成仏しにくいといいますよね。
交通事故で亡くなった人は、その場所の地縛霊になるとか
確かに、そういう傾向もあるのですが、事故死をしたからといって、霊が必ずその場所に留まるとは限らず。
生きているときにやりたいことをやって燃焼していた人は、不慮の亡くなり方をしても成仏できるのです。
人は、死に方よりも死ぬ間際の意識の方が大切なのですよね
ところで、もうひとつのパターンなのですが。
例えば、親が日本で暮らしていて、自分がアメリカにいたとして。
親が亡くなるときに、何か嫌な感じがしたとか、距離的には物凄く離れているのに何かあったのではないかという「お知らせ」みたいなのがあります
これを「気が走る」といいます。
人間には肉体と霊魂がありますが、ことに一種の霊波みたいなのがあります。
これは、電波作用で通信が送られてくるようなものです
(テレパシーの能力がある人が、地球の反対側にいる人の意識を読み取れるのもこの作用です)
人間の「気」は、どこまでも走りますが、これに対してお化けは遠征しません
山梨で出たお化けは銀座までは、来ません
お化けは、ある地域、つまり死んだ範囲までしか出ない
ここに、違いがあるのです。
お化けに会うためには、人間が出張しなければ会えない。
だから、お化けのことを「定霊(ていれい)」というのです。
それでは、本日もお読みいただきありがとうございました。
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