こんにちは～
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日も、お忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
今日は、自分で結界を作る方法についてです。
まず、結界とは何かと言うと。
魔物が入って来ないように守った一定の地域のことで
行者さんが修法で作ります。
一般の人でも。
密教の呪術で結界が作れる方法があるので、やり方を二つご紹介致します。
波動の悪い土地や建物に行かなければならないとか
明らかに邪気を放っている人とかかわらなければならないときに、お試し下さい
二つとも、印を結び、真言を唱えるだけの簡単な呪術です。
ひとつめは。
金剛地（こんごうち）結界契印（きついん）呪法といいます
金剛地結地界結界法からの出典です。
まず、下図のように金剛四方印（こんごうしほういん）を組んで下さい。
これは、親指は軽く曲げ、残る四指は少し開いて伸ばします。人差し指と小指の先を合わせ、左手中指と薬指を右手中指と薬指の間に入れるのです。
そして。
おん きりきり ばさら ばさり ぶりつ まんだまんだ うんぱった
と真言を唱えて下さい。
この呪法を使うと、目に見えない悪霊、悪鬼などに迫られ危機を迎えたときでも、今自分の立っている土地が、守られた土地に変わるのです
ふたつめは。
護身（ごしん）結界大秘呪法といいます
馬頭観音敬愛智慧成就大法からの出典です。
これは、下図のように馬頭印（ばとういん）を組んで下さい。
両手親指、人差し指、小指を立てて合わせ、他の指は指の甲（こう）の側を合わせます。
おん となとな またまた かたかた かやきりば うん うんばった そばか
と、真言を七回唱えて下さい。
この呪法は、何をやってもうまくいかなかったり、良くない出来事が続いたり、理由もないのに悪寒がしたり、不吉な予感がするときに使うと、悪霊、邪霊を寄せ付けない結界を作ることができます
なお、密教呪術を行う前には、入浴をして頭から足の先までよく洗い、冷水を頭から浴びて。白い服か、下着だけでも白いものにして行うと効果が高まります
呪術で結ぶ印は、印契（いんげい）のことで、本来は仏や菩薩の本性を示す形のことです。
これが、後に手や指の形・組み合わせを言うようになったのです。両手の十指でありとあらゆる意義を表し、これを大宇宙とみるのです。
十指の屈伸で、地震や洪水などの天変地異から人事の礼節、送迎の境界（きょうがい）をも結び現し、自分もその境地に入りこんでいくものです。
簡単に言うと、十指で大海の印を結べば海のなかの人となり、火炎の印を組めば自分が火炎になるというものです
真言は、呪句（じゅく）・呪文のことで、マントラとも呼ばれます。マントラとは、もともとバラモン教（仏教以前のインド宗教）で祭儀のときに用いられた呪句で、宇宙や自己の体内に眠る不思議パワーを呼び出す秘密の暗号と言えるのです
それでは、本日もお読みいただきありがとうございました。
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