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あの頃の自分の事  芥川龍之介

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あの頃の自分の事
芥川龍之介


 以下は小説と呼ぶ種類のものではないかも知れない。さうかと云つて、何と呼ぶべきかは自分も亦不案内である。自分は唯、四五年前の自分とその周囲とを、出来る丈こだはらずに、ありのまま書いて見た。従つて自分、或は自分たちの生活やその心もちに興味のない読者には、面白くあるまいと云ふ懸念《けねん》もある。が、この懸念はそれを押しつめて行けば、結局どの小説も同じ事だから、そこに意を安んじて、発表する事にした。序《ついで》ながらありのままと云つても、事実の配列は必しもありのままではない。唯事実そのものだけが、大抵ありのままだと云ふ事をつけ加へて置く。

       一

 十一月の或晴れた朝である。久しぶりに窮屈な制服を着て、学校へ行つたら、正門前でやはり制服を着た成瀬に遇《あ》つた。こつちで「やあ」と云ふと、向うでも「やあ」と云つた。一しよに角帽を並べて、法文科の古い煉瓦造《れんぐわづくり》の中へはいつたら、玄関の掲示場の前に、又和服の松岡がゐた。我々はもう一度「やあ」と云つた。
 立ちながら三人で、近々出さうとしてゐる同人雑誌『新思潮』の話をした。それから松岡がこの間、珍しく学校へ出て来て、西洋哲学史か何かの教室へはいつたが、何時《いつ》まで待つても、先生は勿論学生も来る容子《ようす》がない。妙だと思つて、外へ出て小使に尋《き》いて見たら、休日だつたと云ふ話をした。彼は電車へ乗る心算《つもり》で、十銭持つて歩きながら、途中で気が変つて、煙草屋へはいると、平然として「往復を一つ」と云つた人間だからこんな事は家常茶飯である。その中《うち》に、傴僂《せむし》のやうな小使が朝の時間を知らせる鐘を振つて、大急ぎで玄関を通りすぎた。
 朝の時間はもう故人になつたロオレンス先生のマクベスの講義である。松岡と分れて、成瀬と二階の教室へ行くと、もう大ぜい学生が集つて、ノオトを読み合せたり、むだ話をしたりしてゐた。我々も隅の方の机に就いて、新思潮へ書かうとしてゐる我々の小説の話をした。我々の頭の上の壁には、禁煙と云ふ札が貼つてあつた。が、我々は話しながら、ポケツトから敷島を出して吸ひ始めた。勿論我々の外の学生も、平気で煙草をふかしてゐた。すると急にロオレンス先生が、鞄をかかへて、はいつて来た。自分は敷島を一本完全に吸つてしまつて、殻も窓からすてた後だつたから、更に恐れる所なく、ノオトを開いた。しかし成瀬はまだ煙草を啣《くは》へてゐたから、すぐにそれを下へ捨てると、慌《あわ》てて靴で踏み消した。幸《さいはひ》、ロオレンス先生は我々の机の間から立昇る、縷々《るる》とした一条の煙に気がつかなかつた。だから出席簿をつけてしまふと、早速|毎時《いつ》もの通り講義にとりかかつた。
 講義のつまらない事は、当時定評があつた。が、その朝は殊につまらなかつた。始からのべつ幕なしに、梗概《かうがい》ばかり聴かされる。それも一々 Act 1, Scene 2 と云ふ調子で、一くさりづつやるのだから、その退屈さは人間以上だつた。自分は以前はかう云ふ時に、よく何の因果で大学へなんぞはいつたんだらうと思ひ思ひした。が、今ではそんな事も考へない程、この非凡な講義を聴く可く余儀なくされた運命に、すつかり黙従し切つてゐた。だからその時間も、機械的にペンを動かして、帝劇の筋書の英訳のやうなものを根気よく筆記した。が、その中に教室に通つてゐるステイイムの加減で、だんだん眠くなつて来た。そこで勿論、眠る事にした。
 うとうとして、ノオトに一頁ばかりブランクが出来た時分、ロオレンス先生が、何だか異様な声を出したので、眼がさめた。始めはちよいと居睡りが見つかつて、叱られたかと思つたが、見ると先生は、マクベスの本をふり廻しながら、得意になつて、門番の声色《こわいろ》を使つてゐる。自分もあの門番の類だなと思つたら、急に可笑《をか》しくなつて、すつかり眠気がさめてしまつた。隣では成瀬がノオトをとりながら、時々自分の方を見て、くすくす独りで笑つてゐた。それから又、二三頁ノオトをよごしたらやつと時間の鐘が鳴つた。さうして自分たちは、ロオレンス先生の後から、ぞろぞろ教室の外の廊下へ溢れ出した。
 廊下へ出て、黄いろい葉を垂らした庭の樹木を見下してゐると、豊田実君が来て、「ちよいとノオトを見せてくれ給へ」と云つた。それからノオトを開けて見せると、豊田君の見たがつてゐる所は、丁度自分の居眠りをした所だつたので、流石《さすが》に少し恐縮した。豊田君は「ぢやようござんす」と云つて、悠然と向うへ行つてしまつた。悠然と云ふのは、決して好い加減な形容ぢやない。実際君は何時でも、悠然と歩いてゐた。豊田君は今どこで何をしてゐるか、判然とした事は承知しないが、ロオレンス先生に好意を持ち、若しくはロオレンス先生が好意を持つた学生の中で、我々――と云つて悪るければ、少くとも自分が、常に或程度の親しみを感じてゐた、たつた一人の人間である。自分はこれを書いてゐる今でも、君の悠然とした歩き方を思ひ出すと、もう一度君と大学の廊下に立つて、平凡な時候の挨拶でも交換したいやうな気がしないでもない。
 その中に又、鐘が鳴つて、我々は二人とも下の教室へ行く事になつた。今度は藤岡勝二博士の言語学の講義である。外の連中は皆先へ行つて、ちやんと前の方へ席をとつて置くが、なまけ者の我々は、何時でも後からはいつて行つて、一番隅の机を占領した。その朝もやはりかう云ふ伝《でん》で、愈《いよいよ》鐘が鳴る間際《まぎは》まで、見晴しの好い二階の廊下に※[#「彳+詆のつくり」、第3水準1-84-31]徊《ていくわい》してゐたのである。藤岡博士の言語学の講義は、その朗々たる音吐とグロテスクな諧謔《かいぎやく》とを聞くだけでも、存在の権利のあるものだつた。尤《もつと》も自分の如く、生来言語学的な頭脳に乏しい人間にとつては、それだけで存在の権利があつたと云ひ直しても別に差支へはない。だから今日も、ノオトをとつたりやめたりしながら、半分はさう云ふ興味で、マツクス・ミユラアがどうとかしたとか云ふ講義を面白がつて聴いてゐた。すると自分の前の席に、髪の毛の長い学生が坐つてゐて、その人の髪の毛が、時々自分のノオトの上を、掃くやうにさらさら通りすぎた。自分は相手が名前も知らない人の事だから、どう云ふ了見で、あんな長髪を蓄へてゐるのだか、つい今日に至るまで問ひ質《ただ》す機会を失つてしまつたが、兎に角それが彼自身の美的要求には合してゐても、他人の実際的要求と矛盾し得る事を発見したのは、正にこの言語学の講義を聞いてゐた時間である。しかし幸《さいはひ》、その講義を聴かうと云ふ、自分の実際的要求がそれ程痛切でなかつたから、髪の毛が邪魔になつた所だけは、ノオトをとらずに捨てて置いた。その中には邪魔にならない所でも、ノオトの代りに画を描く事にした。処が向うに坐つてゐる、何とか云ふ恐しくハイカラな学生の横顔を、半分がた描いた処で運悪く鐘が鳴つた。講義の終を知らせると同時に、午《ひる》になつた事を知らせる鐘である。
 我々は一しよに大学前の一白舎《いつぱくしや》の二階へ行つて、曹達水《ソオダすゐ》に二十銭の弁当を食つた。食ひながらいろんな事を弁じ合つた。自分と成瀬との間には、可也《かなり》懸隔《かけへだ》てのない友情が通つてゐた。その上その頃は思想の上でも、一致する点が少くなかつた。殊に二人とも、偶然同時に「ジアン・クリストフ」を読み出して、同時にそれに感服してゐた。だからかう云ふ時になると、毎日のやうに顔を合せてゐる癖に、やはり話がはずみ勝ちだつた。すると二人のゐる所へ、給仕の谷がやつて来て、相場の話をし始めた。それも「まかり間違つたら、これになる覚悟でなくつちや駄目ですね」と、手を後へまはして見せたのだから盛である。成瀬は「莫迦《ばか》だな」と云つて、取合はなかつたが、当時「財布」と云ふ小説を考へてゐた自分は、さまざまな意味で面白かつたから、食事をしまふまで谷の相手になつた。さうして妙な相場の熟語を、十ばかり一度に教へられた。
 午後は講義がなかつたから、一白舎を出ると二人で、近所の宮裏に下宿してゐる久米の所へ遊びに行つた。久米は我々以上のなまけ者だから、大抵は教室へも出ずに、下宿で小説や芝居を書いてゐたのである。行つて見ると、やはり机の側に置炬燵《おきごたつ》を据ゑて、「カラマゾフ兄弟」か何か読んでゐた。あたれと云ふから、我々もその置炬燵へはいつたら、掛蒲団の脂臭《あぶらくさ》い匂《にほひ》が、火臭い匂と一しよに鼻を打つた。久米は今、彼の幼年時代に自殺した阿父《おとう》さんの事を、短篇にして書いてゐると云つた。小説はこれが処女作同様だから、見当がつかなくて困るとも云つた。が、相不変《あひかはらず》元気の好ささうな顔をして、余り困つてゐるらしい容子《ようす》もなかつた。その後で「君はどうした」と訊くから、「やつと『鼻』を半分ばかり書いた」と答へた。成瀬も今年の夏、日本アルプスへ行つた時の話を書きかけてゐると云ふ事だつた。それから三人で、久米の拵へた珈琲《コオヒイ》を飲みながら、創作上の話を長い間した。久米は文壇的閲歴の上から云つて、ずつと我々より先輩だつた。と同時に又表現上の手腕から云つても、やはり我々に比べると、一日の長がある事は事実だつた。特に自分はこの点で、久米が三幕物や一幕物を容易にしかも短い時間で、書き上げる技倆に驚嘆してゐた。だから我々の中で久米だけは、彼自身の占めてゐる、或は占めんとする、文壇的地位に相当な自信を持つてゐた。さうしてその自信が又一方では、絶えず眼高手低の歎を抱いてゐる我々に、我々自身の自信を呼び起す力としても働いてゐた。実際自分の如きは、もし久米と友人でなかつたら、即《すなはち》彼の煽動《せんどう》によつて、人工的にインスピレエシヨンを製造する機会がなかつたなら、生涯一介の読書子たるに満足して、小説なぞは書かなかつたかも知れない。さう云ふ次第だから創作上の話になると――と云ふより文壇に関係した話になると、勢《いきほひ》何時も我々の中では、久米が牛耳《ぎうじ》を執る形があつた。その日も彼が音頭とりで、大分議論を上下したが、何かの関係で田山花袋氏が度々問題に上つたやうに記憶する。
 今になつて公平に考へれば、自然主義運動があれ丈《だけ》大きな波動を文壇に与へたのも、全く一つは田山氏の人格の力が然らしめたのに相違ない。その限りに於て田山氏は、氏の「妻」や「田舎教師」が如何《いか》に退屈であるにしても、乃至《ないし》又氏の平面描写論が如何に幼稚であるにしても、確に我々後輩の敬意――とまで行かなければ、少くとも興味位は惹《ひ》くに足る人物だつた。が、遺憾ながら当時の我々は、まだこの情熱に富んだ氏の人格を、評価するだけの雅量に乏しかつた。だから我々は氏の小説を一貫して、月光と性慾とを除いては、何ものも発見する事は出来なかつた。と同時に氏の感想や評論も、その怪しげな 〔a` la Huysmans〕 の入信生活を聞かされる度に、先《まづ》 Durtal と田山花袋氏との滑稽な対照を思ひ出させて、徒《いたづら》に我々の冷笑を買ふばかりだつた。では我々は氏を目して、全然ハムバツグとしてゐたかと云ふと必しも亦さうぢやない。成程小説家としての氏や思想家としての氏は、更に本質的なものだとは思はなかつたが、それらに先立つて我々は、紀行文家としての田山氏を認めてゐた。Sentimental landscape-painter――これが当時の自分が、田山氏へ冠らせてゐた渾名《あだな》だつた。実際氏は、小説や評論を書く合ひ間に、根気よく紀行文を書いてゐた。いや少し誇張して云へば、小説の多くも紀行文で、その中に Venus Libentina の信者たる男女《なんによ》を点出したものに過ぎなかつた。さうしてその紀行文を書いてゐる時の氏は、自由で、快活で、正直で、如何にも青い艸《くさ》を得た驢馬《ろば》のやうに、純真無垢な所があつた。従つてそれだけの領域では、田山氏はユニイクだと云はうが何だらうが差支へない。が、氏を自然主義の小説家たり、且《かつ》思想家たる文壇の泰斗《たいと》と考へる事は、今よりも更に出来憎かつた。遠慮のない所を云ふと、自然主義運動に於ける氏の功績の如きも、「何しろ時代が時代だつたからね」なぞと軽蔑《けいべつ》してゐたものである。
 大体こんなやうな気焔をあげてから、又成瀬と二人で、久米の下宿を出た。出た時分には、短い冬の日脚が、もう往来へ長い影を落してゐた。我々は我々のよく知つてゐる、しかも常になつかしい興奮を感じながら、本郷三丁目の角まで歩いて行つて、それから別々の電車へ乗つた。

       二

 三四日たつた、これも好い天気の日の事である。自分は午前の講義に出席してから、成瀬と二人で久米の下宿へ行つて、そこで一しよに昼飯を食つた。久米は京都の菊池が、今朝送つてよこしたと云ふ戯曲の原稿を見せた。それは「坂田藤十郎の恋」と云ふ、徳川時代の名高い役者を主人公にした一幕物だつた。読めと云ふから読んで見ると、テエマが面白いのにも関らず、無暗に友染縮緬《いうぜんちりめん》のやうな台辞《せりふ》が多くつて、どうも永井荷風氏や谷崎潤一郎氏の糟粕《さうはく》を嘗《な》めてゐるやうな観があつた。だから自分は言下《ごんか》に悪作だとけなしつけた。成瀬も読んで見て、やはり同感は出来ないと云つた。久米も我々の批評を聞いて、「僕も感服出来ないんだ。一体に少し高等学校情調がありすぎるよ」と、同意を表した。それから久米が我々一同を代表して、菊池の所へその意味の批評を、手紙で書いてやる事にした。そこへ幸ひ松岡も遊びに来た。松岡は我々三人が英文科に籍を置いてゐるのにも関らず、独り哲学科へはいつてゐた。が、勿論我々と同じやうに、創作もする心算《つもり》だつた。彼は我々の中で、一番久米と親しかつた。一しきりは二人で、同じ家に下宿してゐた事もあつた。それは砲兵工廠の裏にある、職工服を造る家だつた。実生活上のロマンテイケルだつた久米は、今にあの青い職工服を着て、アトリエのやうな書斎へ西洋机を据ゑて、その書斎を久米正雄工房と名づけたいなどと云ふ、途方もない夢をよく見てゐた。自分は彼等をその下宿に訪問すると、毎時《いつ》もかう云ふ久米の夢を思ひ出したものだつた。が、松岡はその時分から、余り職工服とは縁のない思想なり心もちなりを持つてゐるらしかつた。まだ感傷癖こそ脱しなかつたが、彼の中には宗教の匂のするものが、もうふんだんに磅※[#「石+薄」、第3水準1-89-18]《ばうはく》してゐた。彼はその東洋とも西洋ともつかないイエルサレムの建設をもくろみながらキエルケガアドを愛読したり、怪しげな水彩画を描いて見たりした。当時彼の描いた水彩画の一つにさかさまにした方が遙《はるか》に画らしくなるもののあつたのは、今でもよく覚えてゐる。その後松岡は久米が宮裏へ移ると共に、本郷五丁目へ下宿を移した。さうして今でもそこにゐて、釈迦伝《しやかでん》から材料を取つた三幕物の戯曲を書いてゐた。
 我々四人は、又久米の手製の珈琲《コオヒイ》を啜りながら、煙草の煙の濛々《もうもう》とたなびく中で、盛にいろんな問題をしやべり合つた。その頃は丁度武者小路実篤氏が、将《まさ》にパルナスの頂上へ立たうとしてゐる頃だつた。従つて我々の間でも、屡《しばしば》氏の作品やその主張が話題に上つた。我々は大抵、武者小路氏が文壇の天窓を開け放つて、爽《さわやか》な空気を入れた事を愉快に感じてゐるものだつた。恐らくこの愉快は、氏の踵《くびす》に接して来た我々の時代、或は我々以後の時代の青年のみが、特に痛感した心もちだらう。だから我々以前と我々以後とでは、文壇及それ以外の鑑賞家の氏に対する評価の大小に、径庭《けいてい》があつたのは已むを得ない。それは丁度我々以前と我々以後とで、田山花袋氏に対する評価が、相違するのと同じ事である。(唯、その相違の程度が、武者小路氏と田山氏とで、どちらが真に近いかは疑問である。念の為に断つて置くが、自分が同じ事だと云ふのは、程度まで含んでゐる心算《つもり》ぢやない。)が、当時の我々も、武者小路氏に文壇のメシヤを見はしなかつた。作家としての氏を見る眼と、思想家としての氏を見る眼と――この二つの間には、又自らな相違があつた。作家としての武者小路氏は、作品の完成を期する上に、余りに性急な憾《うらみ》があつた。形式と内容との不即不離な関係は、屡《しばしば》氏自身が「雑感」の中で書いてゐるのにも関らず、忍耐よりも興奮に依頼した氏は、屡実際の創作の上では、この微妙な関係を等閑に附して顧みなかつた。だから氏が従来冷眼に見てゐた形式は、「その妹」以後一作毎に、徐々として氏に謀叛を始めた。さうして氏の脚本からは、次第にその秀抜な戯曲的要素が失はれて、(全くとは云はない。一部の批評家が戯曲でないやうに云ふ「或青年の夢」でさへ、一齣一齣《いつせついつせつ》の上で云へばやはり戯曲的に力強い表現を得た個所がある。)氏自身のみを語る役割が、己自身を語る性格の代りに続々としてそこへはいつて来た。しかもそこに語られた思想なり感情なりは、必然性に乏しい戯曲的な表現を借りてゐるだけ、それだけ一層氏の「雑感」に書かれたものより稀薄だつた。「或家庭」の昔から氏の作品に親しんでゐた我々は、その頃の――「その妹」の以後のかう云ふ氏の傾向には、慊《あきた》らない所が多かつた。が、それと同時に、又氏の「雑感」の多くの中には、我々の中に燃えてゐた理想主義の火を吹いて、一時に光焔を放たしめるだけの大風のやうな雄々しい力が潜んでゐる事も事実だつた。往々にして一部の批評家は、氏の「雑感」を支持すべき論理の欠陥を指摘する。が、論理を待つて確められたもののみが、真理である事を認めるには、余りに我々は人間的な素質を多量に持ちすぎてゐる。いや、何よりもその人間的な素質の前に真面目であれと云ふ、それこそ氏の闡明《せんめい》した、大いなる真理の一つだつた。久しく自然主義の淤泥《おでい》にまみれて、本来の面目を失してゐた人道《ユウマニテエ》が、あのエマヲのクリストの如く「日|昃《かたぶ》きて暮に及んだ」文壇に再《ふたたび》姿を現した時、如何に我々は氏と共に、「われらが心|熱《もえ》し」事を感じたらう。現に自分の如く世間からは、氏と全然反対の傾向にある作家の一人に数へられてゐる人間でさへ、今日も猶《なほ》氏の「雑感」を読み返すと、常に昔の澎湃《はうはい》とした興奮が、一種のなつかしさと共に還つて来る。我々は――少くとも自分は氏によつて、「驢馬の子に乗り爾《なんぢ》に来る」人道《ユウマニテエ》を迎へる為に、「その衣を途《みち》に布《し》き或は樹の枝を伐りて途に布く」先例を示して貰つたのである。
 散々話をした後で、我々は皆一しよに、久米の下宿を出た。それから本郷三丁目で成瀬と松岡とに別れた。久米と自分とは電車で銀座へ行つて、カツフエ・ライオンで少し早い晩飯をすませてから、ちよいと歌舞伎座の立見へはいつた。はいると新狂言の二番目もので、筋は勿論|外題《げだい》さへ、更に不案内なものだつた。舞台には悪く納つた茶室があつて、造花の白梅が所々に、貝殻細工のやうな花を綴つてゐた。さうしてその茶室の縁側で、今の中車《ちゆうしや》の侍が、歌右衛門の娘を口説いてゐた。東京の下町に育ちながら、更に江戸趣味なるものに興味のない自分は、芝居に対しても同様に、滅多にドラマテイツク・イリユウジヨンは起す事が出来ない程、冷淡に出来上つた人間だつた。(或は冷淡にならされた人間かも知れない。芝居を見る事は二歳位の頃から、よく家のものと一しよに見た。)だから芝居より役者の芸が、役者の芸よりも土間桟敷の見物が、余程自分には面白かつた。その時も自分の隣にゐた、どこかの御店者《おたなもの》らしい、鳥打帽をかぶつた男が、甘栗を食ひながら、熱心に舞台を見てゐる方が、天下の名優よりも興味があつた。この男は熱心に舞台を見てゐると云つたが、同時に又甘栗もやはり熱心に食つてゐた。それが懐へ手を入れたかと思ふと、甘栗を一つつまみ出して、割るが早いか口へ入れる、口へ入れたと思ふと、又懐へ手を入れて、つまみ出すが早いか割つて食ふ。しかもその間中、眼は終始一貫して、寸分も舞台を離れない。自分はこの視覚と味覚との敏捷《びんせふ》な使ひ分けに感心して、暫くはその男の横顔ばかり眺めてゐたが、とうとうしまひに彼自身はどちらを真剣にやつてゐる心算《つもり》だか、尋《き》いて見たいやうな気がして来た。するとその時、自分の側で、久米がいきなり「橘屋あ」と、無鉄砲に大きな声を出した。自分はびつくりして、思はず眼を舞台の方へやつた。見ると成程、女をたらすより外には何等の能もなささうな羽左衛門の若侍が、従容《しようよう》として庭伝ひに歩いて来る所だつた。が、隣の御店者《おたなもの》は、久米の「橘屋」も耳にはいらないやうに、依然として甘栗を食ひながら、食ひつくやうな眼で舞台を眺めてゐる。自分も今度はその滑稽さが、笑ふには余りに真剣すぎるやうな気がして来た。さうして又そこに小説めいた心もちも感じられた。しかし舞台の上の芝居は、折角その「橘屋」が御出でになつても、池田輝方氏の画以上に俗悪だつた。自分はとうとう一幕が待ち切れなくつて、舞台が廻つたのを潮に、久米をひつぱつて外へ出た。
 星月夜の往来へ出てから「あんな声を出して、莫迦《ばか》だな」と云つたが、久米は「何、あれだつて中々好い声だよ」と自慢して容易にその愚を認めなかつた。今でもあの時の事を考へると、彼はカツフエ・ライオンで飲んだウイスキイに祟《たた》られてゐたものとしか思はれない。

       三

「一体大学の純文学科などと云ふものは、頗《すこぶる》怪しげな代物《しろもの》だよ。ああやつて、国漢英仏独の文学科があるけれども、あれは皆何をやつてゐるんだと思ふ? 実は何をやつてゐるか、僕にもはつきりとはわからないんだ。成程研究してゐるものは、各国の文学に違ひなからう。さうしてその文学なるものは、まあ芸術の一部門とか何とか云へるにや違ひない。しかしその文学を研究する学問だね、あれは一体学問だらうか。(或は独立した学問だらうかと云つても好いが。)もし学問とすれば、――むづかしく云へば Wissenschaft として成立するのに必要な条件を具へるとすればだね。さうすれば美学と同じものになつちまふぢやないか。いや、美学ばかりぢやない。文学史なんぞは、始から史学と同じものだらうと思ふんだ。そりや成程今純文学科でやつてゐる講義にや、美学や史学と縁のないものだつて、沢山ある。が、その沢山あるものは、義理にも学問だとは思はれないぢやないか。あれはまあよく云へば先生の感想を述べたもので、悪く云へば出たらめだからね。だから僕は大学の純文学科なんぞは、廃止しちまつた方がほんたうだと思ふんだ。文学概論や何かは美学と一しよにする。文学史は史学へ片づけてしまふ。さうしてあとに残つた講義は、要するに出たらめだから、大学外へ駆逐しちまふんだ。出たらめだからと云つて悪るければ、余りに高尚で、大学のやうな学問の研究を目的にする所には、不釣合だと云つても好い。これは確に目下の急務だよ。さもないと同じ出たらめでも、新聞や雑誌へ出た評論より、大学でやる講義の方が、上等のやうな誤解を天下に与へ易いからね。それも実は新聞や雑誌へ出る方は、世間を相手にしてゐるんだが、大学でやる方は学生だけを相手にしてゐるんだから、それだけ馬脚が露《あらは》れずにすんでゐるんだらう。その安全なる出たらめが、一層箔をつけてゐるのは、どう考へたつて不公平だ。実際僕なんぞは無責任に、図書館の本を読まう位な了見で、大学にはいつてゐるんだから好いが、真面目に研究心でも起したら、一体どうすれば文学の研究になるんだか、途方にくれちまふのに違ひない。それや市河三喜さんのやうに言語学的に英文学を研究するんなら、立派に徹底してゐると思ふんだ。けれどもさうすると、シエクスピイアだらうが、ミルトンだらうが、詩でも芝居でもなくなつて、唯の英語の行列だからね。それぢや僕はやる気もないし、やつたつて到底ものにはなりさうもないだらう。勿論出たらめで満足してゐりや好いが、それなら御苦労にも大学へはいらずともの事だ。又美学なり史学なりの立ち場から、研究しようと云ふんなら、外の科へ籍を置いた方がどの位気が利いてゐるかわからない。かう考へて来ると、純文学科のレエゾン・デエトルは、まあ精々便宜的位な所だね。が、いくら便宜でも、有害の方が多くつちや、勿論ないのに劣つてゐると云ふもんだ。劣つてゐる以上は、廃止した方が正当だよ。――何、あれは中学の教師を養成する為に必要だ? 僕は皮肉を云つてゐるんぢやない。これでも大真面目な議論なんだ。中学の教師を養成するんなら、ちやんと高等師範と云ふものがある。高等師範を廃止しろなんと云ふのは、それこそ冠履顛倒《くわんりてんたう》だ。その理窟で行つても廃止さるべきものは大学の純文学科の方で、高等師範は一日も早くあれを合併してしまふが好い。」
 その頃の或日、古本屋ばかり並んでゐる神田通りを歩きながら、自分は成瀬をつかまへて、こんな議論をふつかけた事がある。

       四

 十一月もそろそろ末にならうとしてゐる或晩、成瀬と二人で帝劇のフイル・ハアモニイ会を聞きに行つた。行つたら、向うで我々と同じく制服を着た久米に遇つた。その頃自分は、我々の中で一番音楽通だつた。と云ふのは自分が一番音楽通だつた程、それ程我々は音楽に縁が遠い人間だつたのである。が、その自分も無暗に音楽会を聞いて歩いただけで、鑑賞は元より、了解する事も頗《すこぶる》怪しかつた。先《まづ》一番よくわかるものは、リストに止めをさしてゐた。何時か帝国ホテルで、あのペツツオルド夫人と云ふお婆さんが、リストの der heilige Antonius schreitend auf den Wellen(だと思ふ。ちがつたら御免なさい。)を弾いた時も、そのピアノの音の一つ一つは、寸刻も流動して止らない、しかも不思議に鮮《あざやか》な画面を、ありありと眼の前へ浮ばせてくれた。その画面の中には、どこを見ても、際限なく波が動いてゐた。それからその波の上には、一足毎に波紋を作る人間の足が動いてゐた。最後にその波と足との上に、煌々《くわうくわう》たる光があつて、それが風の中の太陽のやうに、眩《まばゆ》く空中で動いてゐた。この明い幻を息もつかずに眺めてゐた自分は、演奏が終つて拍手の声が起つた時に、音楽の波動が消えてしまつた、空虚な周囲の寂しさがしみじみ情なく感じられた。が、こんな事は前にも云つた通り、リストが精々行きどまりで、ベエトオフエンなどと云ふ代物は、好いと思へば好いやうだし、悪いと思へば悪いやうだし、更に見当がつかなかつた。だからフイル・ハアモニイ会を聞くと云つても、一向芸術家らしくない、怪しげな耳をそば立てて、楽器の森から吹いて来るオオケストラの風の音を、漫然と聞いてゐたのである。
 当夜は閑院宮殿下も御臨場になつたので、帝劇のボックスや我々のゐるオオケストラ・ストオルには、模様を着た奥さんや御嬢さんが大分方々に並んでゐた。現に自分の隣なぞにも、白粉《おしろい》をつけた骨と皮ばかりの老夫人が、金の指環をはめて金の時計の鎖を下げて、金の帯留の金物をして、その上にもまだ慊《あきた》らず、歯にも一面に金を入れて、(これは欠伸《あくび》をした時に見えたのである。)端然として控へてゐた。が、前に歌舞伎座の立見をした時とは異なつて、今夜は見物の紳士淑女より、シオパンやシユウベルトの方が面白かつたから、それ以上自分はこの白粉と金とに埋つてゐる老夫人に、注意を払はなかつた。尤《もつと》も彼女自身は、自分に輪をかけた、デイスイリユウジヨンそれ自身のやうな豪傑だつたと見えて、舞台の上で指揮杖《バトン》を振つてゐる山田耕作氏には目もくれず、頻《しきり》に周囲ばかりを見廻してゐた。
 その中に山田夫人の独唱か何かで、途中の休憩時間になると、我々は三人揃つて、二階の喫煙室へ出かけて行つた。するとそこの入口に、黒い背広の下へ赤いチヨツキを着た、背の低い人が佇んで、袴羽織の連れと一しよに金口の煙草を吸つてゐた。久米はその人の姿を見ると、我々の耳へ口をつけるやうにして、「谷崎潤一郎だぜ」と教へてくれた。自分と成瀬とはその人の前を通りながら、この有名な耽美主義の作家の顔を、偸《ぬす》むやうにそつと見た。それは動物的な口と、精神的な眼とが、互に我《が》を張り合つてゐるやうな、特色のある顔だつた。我々は喫煙室の長椅子に腰を下して、一箱の敷島を吸ひ合ひながら、谷崎潤一郎論を少しやつた。当時谷崎氏は、在来氏が開拓して来た、妖気靉靆《えうきあいたい》たる耽美主義の畠に、「お艶殺し」の如き、「神童」の如き、或は又「お才と巳之助」の如き、文字通り底気味の悪いFleurs du Mal を育ててゐた。が、その斑猫《はんめう》のやうな色をした、美しい悪の花は、氏の傾倒してゐるポオやボオドレエルと、同じ荘厳な腐敗の香を放ちながら、或一点では彼等のそれと、全く趣《おもむき》が違つてゐた。彼等の病的な耽美主義は、その背景に恐る可き冷酷な心を控へてゐる。彼等はこのごろた石のやうな心を抱いた因果に、嫌でも道徳を捨てなければならなかつた。嫌でも神を捨てなければならなかつた。さうして又嫌でも恋愛を捨てなければならなかつた。が、彼等はデカダンスの古沼に身を沈めながら、それでも猶《なほ》この仕末に了へない心と――〔une vieille gabare sans ma^ts sur une mer monstrueuse et sans bords〕 の心と睨み合つてゐなければならなかつた。だから彼等の耽美主義は、この心に劫《おびや》かされた彼等の魂のどん底から、やむを得ずとび立つた蛾の一群《ひとむれ》だつた。従つて彼等の作品には、常に 〔Ah ! Seigneur, donnezmoi la force et le courage/ De contempler mon coeur et mon corps sans de'gou^t !〕 と云ふせつぱつまつた嘆声が、瘴気《しやうき》の如く纏綿《てんめん》してゐた。我々が彼等の耽美主義から、厳粛な感激を浴びせられるのは、実にこの「地獄のドン・ジユアン」のやうな冷酷な心の苦しみを見せつけられるからである。しかし谷崎氏の耽美主義には、この動きのとれない息苦しさの代りに、余りに享楽的な余裕があり過ぎた。氏は罪悪の夜光虫が明滅する海の上を、まるでエル・ドラドでも探して行くやうな意気込みで、悠々と船を進めて行つた。その点が氏は我々に、氏の寧《むしろ》軽蔑するゴオテイエを髣髴《はうふつ》させる所以《ゆゑん》だつた。ゴオテイエの病的傾向は、ボオドレエルのそれとひとしく世紀末の色彩は帯びてゐても、云はば活力に満ちた病的傾向だつた。更に洒落《しや》れて形容すれば、宝石の重みを苦にしてゐる、肥満したサルタンの病的傾向だつた。だから彼には谷崎氏と共に、ポオやボオドレエルに共通する切迫した感じが欠けてゐた。が、その代りに感覚的な美を叙述する事にかけては、滾々《こんこん》として百里の波を飜《ひるがへ》す河のやうな、驚く可き雄弁を備へてゐた。(最近広津和郎氏が谷崎氏を評して、余り健康なのを憾《うらみ》とすると云つたのは、この活力に満ちた病的傾向を指摘したものだらうと思ふ。が、如何に活力に溢れてゐても、脂肪過多症の患者が存在し得る限り、やはり氏のそれは病的傾向に相違ない。)さうして此の耽美主義に慊《あきた》らなかつた我々も、流石《さすが》にその非凡な力を認めない訳に行かなかつたのは、この滔々《たうたう》たる氏の雄弁である。氏はありとあらゆる日本語や漢語を浚《さら》ひ出して、ありとあらゆる感覚的な美を(或は醜を)、「刺青」以後の氏の作品に螺鈿《らでん》の如く鏤《ちりば》めて行つた。しかもその氏の 〔Les Emaux et Came'es〕 は、朗々たるリズムの糸で始から終まで、見事にずつと貫かれてゐた。自分は今日でも猶、氏の作品を読む機会があると、一字一句の意味よりも、寧《むしろ》その流れて尽きない文章のリズムから、半ば生理的な快感を感じる事が度々ある。ここに至るとその頃も、氏はやはり今の如く、比類ない語《ことば》の織物師だつた。たとひ氏は暗澹たる文壇の空に、「恐怖の星」はともさなかつたにしても、氏の培《つちか》つた斑猫色《はんめういろ》の花の下には、時ならない日本の魔女のサバトが開かれたのである。――
 やがて又演奏の始まりを知らせる相図のベルと共に、我々は谷崎潤一郎論を切り上げて、下の我々の席へ帰つた。帰る途中で久米が、「一体君は音楽がわかるのかい」と云ふから、「隣の金と骨と皮と白粉とよりはわかりさうだ」と答へた。それから又その老夫人の隣へ腰を下して、シヨルツ氏のピアノを聞いた。確《たしか》、シオパンのノクテユルヌとか何とか云ふものだつたと思ふ。シモンズと云ふ男は、子供の時にシオパンの葬式の行進曲を聞いて、ちやんとわかつたと広告して居るが、自分はシヨルツ氏の器用に動く指を眺めながら、年齢の差を勘定に入れないでも、この点ではシモンズに到底及ばないと観念した。そのあとは何があつたか、もう今は覚えてゐない。が、会が終つて外へ出たら、車寄のまはりに馬車や自働車が、通りぬけられない程沢山並んでゐた。さうしてその中の一つの自働車には、あの金と白粉との老夫人が毛皮に顔を埋めながら、乗らうとしてゐる所だつた。我々は外套の襟を立てて、その間をやつと風の寒い往来へ出た。ふと見ると、我々の前には、警視庁の殺風景な建物が、黒く空を衝《つ》いて聳えてゐた。自分は歩きながら、何だかそこに警視庁のある事が不安になつた。で、思はず「妙だな」と云つたら、成瀬が「何が?」と聞き咎《とが》めた。自分はいやとか何とか云つて、好い加減に返事を胡麻化した。その時はもう我々の左右を、馬車や自働車が盛んに通りすぎてゐた。

       五

 フイル・ハアモニイ会へ行つたあくる日、午前の大塚博士の講義(題目はリツケルトの哲学だつた。これが自分が聞いた中では最も啓発される所の多かつた講義である)をすませた後で、又成瀬と凩《こがらし》の吹く中を、わざわざ一白舎へ二十銭の弁当を食ひに行つたら、彼が突然自分に、「君は昨夜僕等の後にゐた女の人を知つてゐるかい。」と尋ねた。「知らない。知つてゐるのは隣の金と皮と骨と白粉とだけだ。」「金と皮と――何だい、それは。」「何でも好い。兎に角、後にゐた女の人ぢやない事は確だ。さうして君は又その女の人に惚れでもしたのかい。」「惚れる所か、僕も知らなかつたんだ。」「何だ、つまらない。そんな人間なら、ゐたつてゐなくたつて、同じ事ぢやないか。」「所がね。家に帰つたらムツタアが後の女の人を見たかと云ふんだ。つまりその人が僕の細君の候補者だつたんださうだね。」「ぢや見合ひか。」「見合ひ程まだ進歩したものぢやないんだらう。」「だつて見たかつて云へば、見合ひぢやないか。君のムツタアも亦、迂遠《うゑん》だな。見せる心算《つもり》なら、前へ坐らせりや好いのに。後にゐるものが見える位なら、こんな二十銭の弁当なんぞ食つてゐやしない。」成瀬は親孝行な男だから、自分がかう云ふと、ちよいと妙な顔をした。が、すぐに又、「しかし向うの女の人を本位にして云へば、僕等が前にゐた事になるんだからな。」「成程、あすこぢや両方で向ひ合つてゐようと思つたら、どつちか一方が舞台へ上らなくつちやならない訳だ。――訳だが、それで君は何つて返事をしたんだい。」「見なかつたつて云つたあね。実際見なかつたんだから仕方がないぢやないか。」「さう今になつて、僕に欝憤を洩したつて駄目だよ。だが惜しい事をしたな。一体あれは音楽会だつたから、いけないんだ。芝居なら僕が頼まれなくつたつて、帝劇中の見物をのこらず物色をしてやるんだのに。」――成瀬と自分とはこんな話をしながら、大笑ひに笑ひ合つた。
 その日は午後には、独逸語の時間があつた。が、当時我々はアイアムビツクに出席するとか何とか云つて、成瀬が出れば自分が休み、自分が出れば成瀬が休んでゐた。さうして一つ教科書に代る代る二人で仮名をつけて、試験前には一しよにその教科書を読んで間に合せてゐた。丁度その午後の独逸語は成瀬が出席する番に当つてゐたから、自分は食事をしまふと、成瀬に教科書を引き渡して、独りで一白舎の外へ出た。
 出ると外は凩《こがらし》が、砂煙を往来の空に捲《ま》き上げてゐた。黄いろい並木の銀杏《いてふ》の落葉も、その中でくるくる舞ひながら、大学前の古本屋の店の奥まで吹かれて行つた。自分はふと松岡を訪ねて見ようと云ふ気になつた。松岡は自分と(恐らくは大抵な人と)違つて大風の吹く日が一番落着いて好いと称してゐた。だからその日などは殊に落着いてゐるだらうと思つて、何度も帽子を飛ばせさうにしながら、やつと本郷五丁目の彼の下宿まで辿りつくと、下宿のお婆さんが入口で、「松岡さんはまだ御休みになつていらつしやいますが」と、気の毒さうな顔をして云つた。「まだ寝てゐる? 恐ろしく寝坊だな。」「いえ、昨夜徹夜なすつて、ついさつきまで起きていらしつたんですがね、今し方寝るからつて、床へおはいりになつたんでございますよ。」「ぢやまだ眼がさめてゐるかも知れない。兎に角ちよいと上つて見ませう。寝てゐればすぐに下りて来ます。」自分は松岡のゐる二階へ、足音を偸《ぬす》みながら、そつと上つた。上つてとつつきの襖《ふすま》をあけると、二三枚戸を立てた、うす暗い部屋のまん中に、松岡の床がとつてあつた。枕元には怪しげな一閑張《いつかんばり》の机があつて、その上には原稿用紙が乱雑に重なり合つてゐた。と思ふと机の下には、古新聞を敷いた上に、夥《おびただ》しい南京豆の皮が、杉形《すぎなり》に高く盛り上つてゐた。自分はすぐに松岡が書くと云つてゐる、三幕物の戯曲の事を思ひ出した。「やつてゐるな」――ふだんならかう云つて、自分はその机の前へ坐りながら、出来ただけの原稿を読ませて貰ふ所だつた。が、生憎《あいにく》その声に応ずべき松岡は、髭ののびた顔を括《くく》り枕《まくら》の上にのせて、死んだやうに寝入つてゐた。勿論自分は折角徹夜の疲を癒してゐる彼を、起さうなどと云ふ考へはなかつた。しかし又この儘帰つてしまふのも、何となく残り惜しかつた。そこで自分は彼の枕元に坐りながら、机の上の原稿を、暫《しばら》くあつちこつち読んで見た。その間も凩はこの二階を揺ぶつてしつきりなく通りすぎた。が、松岡は依然として、静な寝息ばかり洩してゐた。自分はやがて、かうしてゐても仕方がないと思つたから、物足りない腰をやつと上げて、静に枕元を離れようとした。その時ふと松岡の顔を見ると、彼は眠りながら睫毛《まつげ》の間へ、涙を一ぱいためてゐた。いや、さう云へば頬の上にも、涙の流れた痕《あと》が残つてゐた。自分はこの思ひもよらない松岡の顔に気がつくと、さつきの「やつてゐるな」と云ふ元気の好い心もちは、一時にどこかへ消えてしまつた。さうしてその代りに、自分も夜通し苦しんで、原稿でもせつせと書いたやうな、やり切れない心細さが、俄《にはか》に胸へこみ上げて来た。「莫迦《ばか》な奴だな。寝ながら泣く程苦しい仕事なんぞをするなよ。体でも毀《こは》したら、どうするんだ。」――自分はその心細さの中で、かう松岡を叱りたかつた。が、叱りたいその裏では、やつぱり「よくそれ程苦しんだな」と、内証で褒めてやりたかつた。さう思つたら、自分まで、何時《いつ》の間にか涙ぐんでゐた。
 それから又足音を偸《ぬす》んで、梯子段《はしごだん》を下りて来ると、下宿の御婆さんが心配さうに、「御休みなすつていらつしやいますか」と尋《き》いた。自分は「よく寝てゐます」とぶつきらぼうな返事をして、泣顔を見られるのが嫌だつたから、※[#「勹<夕」、第3水準1-14-76]々《そうそう》凩の往来へ出た。往来は相不変《あひかはらず》、砂煙が空へ舞ひ上つてゐた。さうしてその空で、凄《すさま》じく何か唸るものがあつた。気になつたから上を見ると、唯、小さな太陽が、白く天心に動いてゐた。自分はアスフアルトの往来に立つた儘、どつちへ行かうかなと考へた。
[#地から2字上げ](大正七年十二月)


底本:「現代日本文学大系43芥川龍之介集」筑摩書房
   1968(昭和43)年8月25日初版第1刷発行
入力:j.utiyama
校正:小浜真由美
1998年6月22日公開
2005年11月12日修正
青空文庫作成ファイル:

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立教大学メールマガジンPC版(一般向)
第160号 2009/7/10



========== 目 次 ==========
◆Rikkyo news
◆◆Message from Rikkyo students
◆◆◆NEWS by St. Paul’s Sports Press
◆◆◆◆Books
=========================

◆◇◇◇Rikkyo news◇◇◇◇ 

■経営学部の元山年弘助教、日本経営教育学会山城賞奨励賞受賞
経営学部経営学科の元山年弘助教が、研究論文「管理職への移行における諸問題」で
日本経営教育学会山城賞奨励賞を受賞しました。
山城賞奨励賞は若手研究者(35歳以下)を対象としたもので、2007年に創設されましたが、
これまで該当者がおらず、元山助教が第1号の受賞者です。
詳しくはこちら↓
https://asp.checkmail.ne.jp/speedmail/management/analysis/forward.php?i=rikkyo&c=490&n=4831

■野球部・田中宗一郎さん日米大学野球選手権大会の日本代表に選出
体育会野球部の田中宗一郎選手(経済学部経済学科3年次)が
第37回日米大学野球選手権大会の日本代表に選出されました。
この大会は、日米両国の大学生が代表チームを組んで5 試合を戦い、
勝利数の多い方が優勝となります。
詳しくはこちら↓
https://asp.checkmail.ne.jp/speedmail/management/analysis/forward.php?i=rikkyo&c=491&n=4831

■独立研究科進学相談会のご案内
立教大学大学院独立研究科では、7月25日(土)にビジネスデザイン研究科、
21世紀社会デザイン研究科、異文化コミュニケーション研究科それぞれに入学を
希望する受験生・社会人を対象に進学相談会を行います。
申込不要、入退場自由ですので、ぜひご参加ください。
詳しくはこちら↓
https://asp.checkmail.ne.jp/speedmail/management/analysis/forward.php?i=rikkyo&c=492&n=4831

■asahi.com「立教ジャーナル」7月1日号、更新しました。
7月1日号では、「時代と共に変化する言葉といかに向き合うか」と題して、
文学部の小池昌代教授が語ります。
また、今号から立教大学フラッグシップ研究を紹介するコンテンツ「AIIC」が
加わりました。キャンパス風景を切り取ったフォトギャラリーやインタビューなど、
その他の多数コンテンツも展開中です。
詳しくはこちら↓
https://asp.checkmail.ne.jp/speedmail/management/analysis/forward.php?i=rikkyo&c=493&n=4831

◆◆◇◇Message from Rikkyo students◇◇◇◇◇

★from student(社会学部メディア社会学科2年次 林智子)
みなさん、こんにちは!
気つけば今年もあっという間に7月になってしまいましたね。
私は毎年、1月を迎える度に「よし、1年がんばろう!」と様々な抱負を掲げるのですが、
夏頃になると暑さのせいか、数多い抱負のうちのいくつかを忘れてしまい、
だらけてしまいます。みなさんはそのような経験はありませんか?
さて、以前にメルマガでスキューバダイビングを始めたいと書かせていただいた私ですが、
今はライセンス取得中で、この夏には念願のダイバーデビューができそうです。
また、海外の海でも潜ってみたいと思っていて、4月からバイト代も貯金し始めたのですが、
残念ながら今年の夏は目標金額にはどうやら届かず、国内の海になりそうです。
それでも新たにチャレンジするときのこのワクワクする気持ちは変わらず、
すでに夏休みが待ち遠しいです。
今年の夏休みはどんな楽しい経験、どんなすてきな出会いが待っているのでしょうか。
それでは夏バテに気をつけて、2009年の夏もお互い楽しく過ごしていきましょうね!

★from student(コミュニティ福祉学部コミュニティ政策学科4年次 後藤景)
こんにちは! 色とりどりに咲く紫陽花がきれいな季節ですね。
前期も残りわずか、試験さえ無事終えれば私たち学生にとっては
待ちに待った夏休みですね。頑張りましょう!
私は就職活動が一段落し、試験とレポートを少しずつ始めています。
ストップしていた学外の活動も再開し始めました。
そのうちの一つで、私は去年からボランティアで、ある小学校の保健室に定期的に通っています。
保健室には怪我や体調不良で来室する子ども以外にも、心に何か抱えている子どもも来ます。
私が関わった子どもたちは繊細でとても感受性豊かで、他人の気持ちに敏感で傷つきやすく、
また人を思いやることのできる優しい心を持っています。
そんな子どもたちを見ていると、自身の感受性が磨かれていくように感じて
私の中では大きな気付きを得られる大事なひと時になっています。
子どもたちの元気なパワーに体力的・精神的にも疲弊してしまいますが、
人と関わることほど深くて面白いことはないです!
夏休み間近。みなさんのスケジュール帳は楽しい予定で既にぎっしりかと思いますが、
人とじっくり語り合う時間を持つのもおススメですよ。

※キャンパス風景がわかる写真公開中!(随時更新)
https://asp.checkmail.ne.jp/speedmail/management/analysis/forward.php?i=rikkyo&c=494&n=4831

◆◆◆◇NEWS by St. Paul’s Sports Press◇◇◇◇

今年も早いもので半分が過ぎました。さて、体育会では夏に戦いの本番を迎える部が
着々と調整をしています!夏休みはそんな彼らを応援しに行く予定も立ててみては? 

立教スポーツは「試合戦評」を頻繁にアップロードしています。
気になるあの部、あの試合の詳細を是非チェックしてみてください。
日々更新されていますのでお見逃しなく!
トップぺージにわかりやすく掲載されています。
リンクはこちら↓
https://asp.checkmail.ne.jp/speedmail/management/analysis/forward.php?i=rikkyo&c=495&n=4831

また、「立教スポーツ」編集部は株式会社スポーツニッポン新聞社が運営する
動画サイト「スポニチてれびぃ」に参加中です。
選手のコメントや、立教スポーツの部員たちが体を張って様々な企画に挑戦した様子を、
ぜひ動画でごらん下さい!
リンクはこちら↓
http://www.sponichi-telebee.com/tv/rikkyo/  

さて、今回は体育会をその熱い魂で盛り上げる、応援団のご紹介です。
闘う選手のために全てを懸ける。そんな彼らの姿を追いました。

大入りの日比谷公会堂に地鳴りのような拍手が響く。
東京六大学の応援団が一堂に会しその「応援」を披露する舞台、「六旗の下に」。
56回目をむかえた今回も大盛況の…
続きはこちらからお楽しみください!
https://asp.checkmail.ne.jp/speedmail/management/analysis/forward.php?i=rikkyo&c=496&n=4831

体育会各部の試合速報については以下のアドレスでご確認いただけます。
http://spsports.blog5.fc2.com/  
(携帯)http://blog5.fc2.com/spsports/?m 

体育会機関紙『立教スポーツ』の購読・体育会情報に関するお問い合わせは
spsports@mail.goo.ne.jp まで。

◆◆◆◆Books◇◇◇◇

■『未知なる日常への冒険 高校生のための社会学』
水上 徹男(社会学部教授)、是永 論(社会学部教授)、
砂川 浩慶(社会学部准教授)、福永 真弓(社会学部助教)
本田 量久(社会学部助教)編著
ハーベスト社(2900円+税) 2009年6月発行
立教大学社会学部は、2008年4月に学部創立50周年を迎えた。
その記念事業として、社会を学問する面白さをわかり易く伝えることを目標に、
社会学部専任教員のほとんどが執筆にあたり、さまざまな角度から
それぞれの手法で社会学について描写した。
『高校生のための社会学』というタイトルであるが、高校生だけでなく
社会学を専攻している学生、さらに社会人一般まで幅広い層を対象に想定している。
「個人化する社会」「ネットワーク化する社会」「激動化する社会」
「メディア化する社会」「グローバル化する社会」「進化する社会調査」の6部構成。

■『脱「世界同時不況」──オバマは金融危機を克服できるか』
アンドリュー・デウィット(経済学部教授)ほか編著
岩波書店(540円+税) 2009年6月発行
昨秋大反響をいただいた『世界金融危機』に続く世界金融の未来を読みとくための必読本。
アメリカに端を発した世界金融危機以降、地方財政はますます深刻化し、
雇用状況は悪化、消費マインドは停滞している。
グリーン・ニューディールによって、オバマは世界経済を救えるのか? 
そして、日本は立ち直れるのか?

その他の新刊本情報についてはこちら↓
https://asp.checkmail.ne.jp/speedmail/management/analysis/forward.php?i=rikkyo&c=497&n=4831

本学教員からのおすすめの10冊はこちら↓
http://www.rikkyo.ac.jp/research/library/archives/books/

◇その他公開講演会のお知らせ◇
http://www.rikkyo.ac.jp/events/

◇公開講演会レポート(過去の講演会の採録です)◇
http://www.rikkyo.ac.jp/feature/lecture_report/

◇クラブ・サークル催し物◇
http://www.rikkyo.ac.jp/support/campuslife/extra/club_activities/events/  

◇立教TV(立教のクラブ・サークルを動画で紹介するコンテンツ)◇
http://www.rikkyo.ac.jp/feature/rikkyo_tv/

◇立教大学卒業生のみなさま!
校友会HPはこちらhttp://www.rikkyo.ac.jp/koyu/

◇携帯アプリ「立教英単語」(FLASH版 携帯待受)
ダウンロードはこちらから(本学携帯サイト)↓
http://www.rikkyo.ac.jp/m/walleng.html

◇立教学院創立135周年記念デザイン壁紙(携帯待受)
ダウンロードはこちらから(本学携帯サイト)↓
http://www.rikkyo.ac.jp/135/wallpaper/  


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高大連携情報誌 調べもの新聞
【ブログ=穴埋め・論述問題】

[参考資料] オープンキャンパス(2008/2007/2006)参加者
※ 最新の情報は必ず大学のホームページ等でご確認ください。
【2008年】【2007年=基本】【2006年】=4~12月


早稲田大学 ①5万2797 ①5万0600 ①5万6840 
[早稲田・戸山・西早稲田]全学部8/1・8/2・8/3 
[所沢]人間科・スポーツ科学部 9/13



立教大学 ⑤3万6700 ②3万8000 ⑥2万6500
[池袋]全学部8/1・8/2 
[新座]観光・コミュニティ福祉・現代心理学部 8/21・8/22



日本大学 ②4万7589 ③3万7230 ②3万8919

明治大学 ③4万4108 ④3万7000 ③2万8918
[駿河台]文系学部・農学部食料環境政策学科8/6・8/7・8/25/8・26 
[生田]理工・農学部 8/4・8/22
[和泉]文系学部・農学部食料環境政策学科 9/26


東北大学 ④4万1448 ⑤3万6376 ④2万7331
【全学部】 7/30 7/31 ※東北大学進学説明会in東京 7/20 学術総合センター


法政大学 ⑥3万4008 ⑥3万175 ⑤2万6616
[市ヶ谷]全学部 8/9・8/23・8/24
[多摩]経済・社会・現代福祉・スポーツ健康学部8/8・8/22・9/5
[理工・生命科・情報科学部 7/5・8/11・8/29・10/4


東洋大学 ⑦2万9878      ⑦2万5742
[白山] 文・経済・経営・法・社会学部 文・経済・経営・法・社会学部 7/19・7/20・8/21・8/22・9/20
[白山第二]国際地域学部
[朝霞]ライフデザイン学部
[川越]理工・総合情報学部
[板倉]生命科学部


関西大学 ⑧2万8948 ⑦2万7257 ⑧2万5036

中央大学  2万1154 ⑧2万3155 1万7857
[多摩] 文系学部 7/19。8/2・8/9
[後楽園]理工学部 7/26・8/8・8/9

青山学院大学 ⑨2万5884⑨2万1016 ⑨2万1841
[青山] 文・教育人間科・総合文化政策・理工学部 7/19 経済・法・経営・国際政治経済・社会情報学部 7/20 全学部 8/29
[相模原] 全学部 7/12

上智大学  2万0138 ⑩2万
[全学部] 8/2・8/3

立命館大学 1万7183 ⑩2万   1万8397

慶應義塾大学 ⑩2万3566 1万9632 ⑩1万8990
[三田] 全学部 8/1
[日吉]全学部 8/18
[矢上] 理工学部 8/18
[湘南藤沢] 総合政策・環境情報・看護医療学部 7/31
[芝共立] 薬学部 7/25

近畿大学   2万1324 1万7078 1万5558

関西学院大学 1万5260 1万6065 1万4105

武蔵野大学  7500 1万4000
[全学部] 8/23・8/24

九州大学  1万4710 1万3601 1万4581

大阪大学  1万6681 1万3587 1万0883
東海大学  1万9531 1万3380 1万3048
[湘南] 文・政治経済・法・教養・理・情報理工・工・体育・観光学部 7/26・8/2・8/22
[高輪]情報通信学部 7/26・8/22
[伊勢原]医・健康科学部 7/26・8/9・8/22

神奈川大学 1万4753 1万2899 1万2216
[横浜] 法・経済・外国語・人間科・工学部 7/19・8/2・8/22・8/23
[湘南平塚] 7/25・7/26・8/8・8/9

玉川大学  1万4141 1万2000 1万1000
[全学部] 7/18・7/19・8/24 9/27 10/17

龍谷大学  1万2366 1万1679 1万0166

千葉大学  1万3219 1万1486  9274
[西千葉] 文学部 8/1 教育学部8/2 法経学部7/26 理学部7/25 薬学部8/3 工学部8/10
[亥鼻] 医学部 7/22・看護学部8/4
[松戸] 園芸学部 8/7

大阪市立大学 1万0786 1万1009  8487

成蹊大学        1万1000 1万1600
[全学部] 8/1・8/2・9/12・9/13

広島大学  1万3258 1万0940 1万2000
明治学院大学 1万1616 1万0478  7736
【白金】全学部 7/19 8/29
[横浜] 全学部 8/8
同志社大学  1万1570 1万0215 1万4082
神戸大学  1万3323 1万0061  9259
創価大学       1万  1万7000
東京農業大学 9867  9755  9985
共立女子大学 1万0194  9753
横浜国立大学 1万1064  9650 9169
[ 全学部]7/31・8/1

東京家政大学 1万2910  9631 8486
京都産業大学 1万0508  9411 8476
筑波大学  8947  9369 8918
学習院大学 1万3581  9343 7710
北里大学  7830  9115 6787
福岡大学 1万0535  8997 8667
岩手大学  8990  8788 7640
専修大学  1万2366  8727 6044
目白大学       8700 6877
埼玉大学      8696 8301
聖徳大学     8498 1万0200
京都大学 9218  8487 7210
【8月6日、7日全学部共通イベント】
【各学部開催 8/6 総合人間・文・教育・法・経済学部 】【8/7 理・医・薬・工・農学部 】
http://daigaku.jp/kyoto-u/

関西外国語大学 8564 8415 7679
北海道大学 8079  8399 6174
国学院大学 9678 8359
岡山大学 8449  8320 9312
大東文化大学 8156 5904
名城大学  8145 7554
関東学院大学   8000 7303
京都女子大学  7844 6724
熊本大学  8309  7700 7653
獨協大学  8873  7700 7180
同志社女子大学 8510  7668
日本女子大学  9707  7661 5822
文教大学  9105  7615 7604
東京大学  9100  7600 6200
【本郷】 8月6日(木) 
【駒場】 8月7日(金) 

首都大学東京 8969  7578
千葉工業大学  8219  7471 7355
新潟大学  6205  7408 6576
帝京平成大学  9971  7380 6453
愛知学院大学  5188  7368
中京大学 7223  7735
金沢大学 7094  7000 7548
甲南大学  7995  6997 6031
神戸学院大学  6700  6942 6371
亜細亜大学  7902  6741 7606
名古屋大学  6808  6696 6647
大阪府立大学  7914  6113
静岡大学  6176  6087 7500
東北学院大学  6900  5934 4873
明星大学  6484  5853 5135
東京電機大学  6300  5599 4658
女子栄養大学  5250  5502 5255
武庫川女子大学 5333 5500
武蔵大学  6868  5490 3901
南山大学  6243  5447 5574
金城学院大学  5329
多摩美術大学  6526 5286 4495
桃山学院大学  6059  5200
京都精華大学  5100
昭和女子大学  6907  5039
愛知大学  6000  5000 4350
武蔵野美術大学 5075  5526 5076
国際基督教大学 5200  4951
大阪経済大学  5002  4919 4124
東京工科大学  5629  4900 6470
明海大学  4872 5126
東北福祉大学  5788 4832
佛教大学  5269 4692 4604
東京農工大学  4546
広島修道大学  4515
文化女子大学  4456 4200
広島国際大学  4415
北九州市立大学  4413
東京外国語大学  4400 4800
東京学芸大学  4400 4000
大阪教育大学  4382 4092
弘前大学  4358
宇都宮大学  5572 4295
信州大学  5308 4281
群馬大学  6105 4239 4005
中部大学  5610 4200 3860




【出典:2010年度版 大学ランキング 朝日新聞出版 p354~357】
早稲田塾総合研究所主任研究員、Webサイト【大学プロデューズ・ノート】主宰 倉部史記
2008年(4~12月)。学生数500人以上 5万2797(早稲田大)~4746(中村学園大)

【出典:2009年度版 大学ランキング 朝日新聞出版 p362~365】
旺文社『蛍雪時代』編集長 伊藤明朗
2007年(4~12月)。学生数1000人以上 5万0600(早稲田大)~105位:4200(東京成徳大・中部大)

【出典:2008年度版 大学ランキング 朝日新聞出版 p86~89】
東京工科大学広報課 ・入試課 後藤健夫
2006年(4~12月)。学生数2000人以上 5万6840(早稲田大)~105位:3860(中部大)

[東京医科歯科大学]
【湯島】全学部 7/28 7/29

[東京理科大学]
【神楽坂 神楽坂校舎】理・経営学部 8/8・8/9
【神楽坂 九段校舎】工学部 8/8・8/9
[野田]薬・理工・基礎工学部 8/8・8/8

[一橋大学]
【国立】全学部 8/11

[東京工業大学]
【大岡山】全学部 10/24 10/25

【津田塾大学】
【小平】学芸学部 8/9 8/15 8/16

[東京藝術大学]=【実施していないが、上野キャンパスのみ予約制で、通常授業に支障がきたさない範囲ないで担当者が案内してくれる】





【検索の達人  高校生新聞】 約 4万3200 件  2009-6-27 6:40

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■■■■(かとう あい、1982年12月12日 - )は、日本の女優

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高大連携情報誌 調べもの新聞

【ブログ=穴埋め・論述問題】


■■■■(かとう あい、1982年12月12日 - )は、日本の女優。本名、加藤 愛(読みは同じ)。デビュー当初、「加藤愛」としての活動歴有り。

愛知県西春日井郡新川町(現清須市)出身。所属事務所はムーン・ザ・チャイルド。

身長162cm、血液型O型。■■高等学校出身、■■■大学■■■■学部卒業。学位は学士(国際関係学)(亜細亜大学)。 一人っ子。

目次 [非表示]
1 略歴
2 人物
3 主な出演
3.1 テレビドラマ
3.2 映画
3.3 バラエティ
3.4 WEB
3.5 ラジオ
3.6 CM
3.7 写真集
4 DVD
4.1 ゲーム
4.2 その他
5 外部リンク


略歴
元『ピチレモン』のモデル。1997年、木村拓哉主演のドラマ『ギフト』でデビューした。1998年11月、広末涼子の後を継ぎNTTドコモポケットベルのCMに起用される。シティフォンを経て2006年10月まで同社の顔として携帯電話のCMキャラクターを務めた。

2001年10月、翌年1月からのドラマ『人にやさしく』(フジテレビ系)の製作発表会に出席したが、体調不良を理由に11月に降板(代役は星野真里)。2002年1月、NTTドコモの新CM制作発表会で、約3か月ぶりに公の場に姿を見せた。

2005年3月、亜細亜大学国際関係学部を卒業。卒業論文のテーマは「国際法上のテロリストについて」。以後、女優業やTVCMを中心に活動している。

TVCMについては、NTTDoCoMo、カネボウ、イーオンなど8社14本のCMに出演している。NTTドコモのイメージキャラクターはポケベル時代から平成18年10月まで8年間勤めていた。業界では彼女が持つ安定力を企業が高く評価している証拠とされたほど。大抵のタレントはピーク時にCM本数が激増し、人気に翳りが出ると一気に激減してしまうが、彼女はデビュー時から常に安定的に多数の企業のCMに出演している。所属事務所ホームページ内の無料動画トーク番組「カフェユカイ」にも出演し、テレビでは見せない彼女の素顔を披露している。

堀越高等学校で同級生の深田恭子、仲根かすみと親友になる。ゲーム『ユーラシアエクスプレス殺人事件』および『新宿少年探偵団』で共演した深田恭子とは特に仲が良かった。


人物
嫌いなタイプはタバコを吸う男性。
楢崎正剛選手のファンである。
中島美嘉やCrystal Kayとは仲良し。DVD『加藤あいのI・N・G VOL.2』では貴重な生歌声を披露しているが、実はカラオケは苦手らしい。
畑野ひろ子は親友。2002年6月28日に「森田一義アワー 笑っていいとも!」で畑野が加藤を紹介したとき、7歳年上の畑野を堂々と「ひろちゃん」と呼んでいた。
2007年6月29日に、サッカー選手の中田浩二との遠距離交際が報道されたが、2008年7月5日に、破局したと報道された。

主な出演

テレビドラマ
ギフト(1997年、フジテレビ系) - 若菜 役
不思議の国の17歳(1997年、名古屋テレビ放送・ドラマランド11) - 柿沼恵子 役
だいじょーぶママ(1997年、CBC / TBS系・ドラマ30) - 三浦ナナ 役
はみだし刑事情熱系II 第9話「復讐殺人! ポケベルで呼び出された女」(1997年、テレビ朝日系)
いとしの未来ちゃん 第4話「眺めのいい部屋 A Room with a View」(1997年、テレビ朝日系)
聖者の行進(1998年、TBS系)
スウィートデビル(1998年、テレビ朝日系) - 壇原ひな 役
P.A.~プライベートアクトレス(1998年、日本テレビ系) - 高円寺るい 役
あぶない放課後(1999年、テレビ朝日系) - 永沢京子 役
ベストフレンド(1999年、テレビ朝日系) - 主演・瀬戸キヨカ 役
同窓会へようこそ ~遅すぎた夏の帰郷~(1999年8月16日、TBS系) - 中原夏生 役
池袋ウエストゲートパーク(2000年、TBS系) - 渋沢ヒカル 役
ナニワ金融道5(2000年、フジテレビ系) - 志摩奈々子 役
真夏のメリークリスマス(2000年、TBS系) - 赤座夏見 役
天国に一番近い男・教師編(2001年、TBS系) - 黒澤雛子 役
傷だらけのラブソング(2001年、フジテレビ系) - 川原由佳 役
やんパパ(2002年、TBS系) - 小林里早 役
マイリトルシェフ ※第6話ゲスト(2002年、TBS系) - 永原鈴子 役
初恋.com(2003年、日本テレビ系) - 桜井遥 役
君が想い出になる前に(2004年、フジテレビ系) - 富田ちひろ 役
犬神家の一族『誰も知らない金田一耕助』(2004年、フジテレビ系) - 野々宮珠世 役
夫婦。(2004年、TBS系) - 山口奈穂 役
弟(2004年、テレビ朝日系) - 石原典子(18-34歳)役
海猿 -UMIZARU EVOLUTION-(2005年、フジテレビ系) - 伊沢環奈 役
広島 昭和20年8月6日(2005年、TBS系) - 矢島信子 役
日曜洋画劇場特別企画「風林火山」(2006年、テレビ朝日系) - 由布姫 役
ハケンの品格(2007年、日本テレビ系) - 森美雪 役
世にも奇妙な物語 '07春の特別編「ヴァーチャルメモリー」(2007年、フジテレビ系) - 立花雪絵 役
ドリーム☆アゲイン(2007年、日本テレビ系) - 二ノ宮颯乙 役
あの日、僕らの命はトイレットペーパーよりも軽かった~カウラ捕虜収容所からの大脱走(2008年、日本テレビ系) - 朝倉舞 役
スクラップ・ティーチャー~教師再生~(2008年10月 - 12月 日本テレビ系) - 滝ゆう子 役
神の雫 ※第2話ゲスト(2009年、日本テレビ系)
魔女裁判(2009年、フジテレビ系) - 渡部いずみ 役
リミット-刑事の現場2-(2009年7月 - 8月 NHK) - 青井茉莉亜 役

映画
新宿少年探偵団(1998年、松竹) - 七月響子 役
劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王 ENTEI(2000年、東宝) - リン 役
海猿(2004年、東宝) - 伊沢環菜 役
LIMIT OF LOVE 海猿(2006年、東宝) - 伊沢環菜 役
海猿-UMIZARU-3(2009年、東宝) - 伊沢環菜 役

バラエティ
グラビアの美少女(MONDO21)
AXEL(テレビ朝日系)
学校へ行こう!(TBS系、1999年4月 - 2001年3月)
恋ボーイ恋ガール(フジテレビ系)
24人の加藤あい(TBS)
ねっとパラダイス(テレビ朝日)
Music Lovers(日本テレビ系、2009年2月15日放送)AIの親友として出演

WEB
マンハッタンダイアリーズ(2007年、GyaO) - 主演・立花里亜 役

ラジオ
加藤あい 20分1本勝負!(ニッポン放送)

CM
ジャスコ(1996年)
プリマハム(1996年)
日本ポラロイド(1997年)
江崎グリコ(1997年 - 1998年、2002年)
キリンビバレッジ「きりり」(1998年)
ジョンソン・エンド・ジョンソン「クリーン&クリア」「ディープクリアトナー」 (1998年 - 1999年)
NTTドコモ「ポケットベル」「シティフォン」「携帯電話」「iモード」(1998年 - 2006年)
三菱電機(1998年 - 現在)
朝日新聞社「大学入試キャンペーン」(1999年)
東進ハイスクール・東進衛星予備校(1999年 - 2000年)
任天堂 「ポケットモンスター 金・銀」(1999年 - 2000年)
ロッテ 「雪見だいふく」(2000年)
ロッテリア (1999年 - 2001年)
東京ニュース通信社「週刊TVガイド」(1999年 - 2001年)
郵政事業庁 「郵便貯金」(1999年 - 2002年)
丸美屋食品工業「のりたま」「釜めし」(2000年 - 2002年)
武田食品工業 「C1000タケダ」(2000年 - 2003年)
カネボウ化粧品「テスティモ」「レヴュー」(2000年 - 現在)
ボシュロム・ジャパン 「メダリスト66トーリック」(2003年)
日本コカ・コーラ「ジョージア」(2004年 - 2005年)
イーオン・イースト・ジャパン「英会話イーオン」(2005年 - 現在)
CHINTAI(2005年 - 2007年)
ブルボン 「アルフォート」(2005年 - 現在)
ローソン「おにぎり屋」(2005年)
サントリー「AWA'S アワーズ」(2007年)
エースコック「スープはるさめ」(2007年)
カネボウ化粧品「ALLIE」(2008年)

写真集
Friend(1997年11月、ぶんか社) ISBN 4821121816
あい(1998年12月、近代映画社) ISBN 4764818779
なないろの愛(1999年4月、祥伝社) ISBN 4396810210
asian beauty(1999年10月、ワニブックス) ISBN 4847025512
PRIVATE“i” (1) あいの休日(2000年4月、祥伝社) ISBN 4396420145
PRIVATE“i” (2) 温泉旅行(2000年4月、祥伝社) ISBN 4396420153
Buono!Buono!ROSSO(2000年12月、集英社) ISBN 4087803171
加藤あい限定BOX「卒業」夏服バージョン(2001年3月、祥伝社) ISBN 4396420250
加藤あい限定BOX「卒業」冬服バージョン(2001年3月、祥伝社) ISBN 4396420269
加藤あいオール制服写真集ーもうひとつの卒業(2001年3月、祥伝社) ISBN 4396420277
24人の加藤あい(2001年9月、アスキー) ISBN 4756139310
二十歳 はたちのあい(2002年12月、ワニブックス) ISBN 4847027426

DVD
チャイドルキッチュ!(1998年1月、h.m.p)
日テレジェニック’98 加藤あい a Maze(2000年2月、バップ)
Buono!Buono!ROSSO(2000年12月、集英社)
24人の加藤あいA→L(2001年9月、TSUTAYA)
24人の加藤あいM→Z(2001年11月、TSUTAYA)
加藤あいのI・N・G VOL.1(2003年7月、祥伝社)
加藤あいのI・N・G VOL.2(2003年12月、祥伝社)
加藤あいのI・N・G VOL.3(2004年2月、祥伝社)

ゲーム
ユーラシアエクスプレス殺人事件(プレイステーション用)

その他
薬物乱用防止運動(ダメ。ゼッタイ。)4代目キャンペーンガール(2000年 - 2001年、厚生労働省)
第44回衆議院議員総選挙啓発キャラクター(2005年、総務省)
進研ゼミ小六チャレンジ1997年10月号付録ビデオ「英語でドラマ ESPERS エスパーズ」如月あおい役

外部リンク
ムーン・ザ・チャイルドによるプロフィール
ムーン・ザ・チャイルドホームページ
[隠す]表・話・編・歴日テレジェニック

1998年 加藤あい - 酒井彩名 - 原史奈 - 佐藤江梨子

1999年 大村彩子 - 伊藤絵理香 - 中島礼香 - 酒井若菜

2000年 眞鍋かをり - 谷理沙 - 福井裕佳梨 - 上原まゆみ

2001年 小野愛 - 藤川のぞみ - 照屋まみ - 鈴木葉月

2002年 藤本綾 - 小倉優子 - 森本さやか - 佐藤めぐみ

2003年 井上和香 - 栗田梨子 - 山本彩乃 - サエコ

2004年 田辺はるか - 大久保麻理子 - 小松彩夏 - 秋本未莉

2005年 愛川ゆず季 - 浜田翔子 - 西田奈津美 - 吉田智美

2006年 相澤仁美 - 北村ひとみ - 草場恵 - 原幹恵

2007年 谷桃子 - 木口亜矢 - 葵 - 小田あさ美 - 緑友利恵 - 一戸愛子

2008年 奈津子 - 秋山優 - 橘麗美 - 手島優 - 浜崎慶美

2009年 小泉麻耶 - 小池唯 - 米村美咲 - 清水ゆう子 - 齊藤夢愛

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最終更新 2009年7月5日 (日)