一週間の夏休みも終了~!
9日水曜日、東京都動物愛護相談センターに我が家の新人預りっ子を
お迎えに行って来ました
可愛いですよ~
ではでは、ご紹介!!
体重8,6キロ、4歳の柴犬の男の子。
仮名は右京くん。
めちゃくちゃ性格が良くて、優しいお顔のハンサムボーイです!
右京は飼い主の持ち込みです。
5月にセンターに来て、この性格の良さから一般譲渡犬で頑張っていたけど
ご縁に恵まれず、アグリっ子になってご縁を待つ事になりました。
こんな可愛いのに! 性格いいのに! まだ若いのに! なんで持ち込み!!!
なんで!なんで! って思いながらの一日目。
う~ん、と思う事が出て来て・・
夕方、暗くした部屋ではっきり分かって・・
右京の右目の奥深い所に白い部分がある事に気が付きました。
そのまま病院に行き、健康診断をして頂き眼の事も。
「こんな可愛くて若い柴を持ち込むことが理解できない!」 って怒った先生が
右目を見て、「これか~」 と悲しい怒りに。
右京は若年性白内障でした。
遺伝性の病気です。
年々進行して失明する病気です。
今は初期だし右目だけだけど、いずれ左目にも症状は出て来るそうです。
「自分の犬がいつか失明する」 それが分かっての飼育放棄でしょう。
この子は、健康で過ごすよりずっとずっと家族の支えが必要になります。
少しずつ視力がなくなっていくだろう我が子が、たまらなく心配なのが家族のはずです。
4年間、こんないい子と生活を共にして、この子が将来抱える心細さを想像する事も
出来ない人間。
自分ではどうする事も出来ない病気で大好きだった人と別れなければいけなかった
この子の気持ち。
自分を放棄する飼い主だって、大好きで大好きで・・ 今もきっと大好きなんです。
病気の犬は重荷。 治療費は負担。
そんな考えの人間がなんで 「命」 を迎えてしまうのか。
この子は、「私が預かれる子はいますか~」 ってセンターにお邪魔した時に、
東京のセンターでは珍しくたくさん収容されている中型犬の部屋に居た子です。
たくさん居る中で、ガラス越しにスマホを向けてる私の傍に来て、「撮って~」 とばかり
カメラ目線でポーズを取ってくれたんです。
下の写真がその時の一枚。
思わず、「この子、預からせて下さい!」 って、お願いしてしまいました。
私が決めて預からせて貰った大切な命です。
私が絶対に幸せにします。
センターのアイドルにもなっていた右京くん。
センターの皆さま、しっかりお世話しますので安心して下さい。
今は幸せになってる我が家卒の子でも、全盲の子がいました。
プードルのまりかちゃんです。(仮名 アニー)
光も感じなくなってたけど、家の中を上手く歩きまわって、お散歩が大好きでした。
犬は目が見えなくなっても、たくましく生きて行きます。
目の代わりに、耳や鼻や他の五感がするどくなるそうです。
この病気の進行具合はいろいろだそうで、右京の眼も今後定期的に
診て行く必要があります。
飼い主さんの支えがとても大事になりますが、そんな右京と寄り添って
生きていって下さるご家族との出会いが必ず待ってると信じています。
本人(犬)は、我が家に来て30分でこの姿
仮家生活もまんざらでもなさそうです
これから、右京と我が家の面々との楽しいドタバタ生活をお伝えして行きます。
右京が本当の幸せと出会うまで・・
時間はかかるかもですけど、応援をどうぞよろしくお願い致します。
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右京のお問い合わせはこちらまで aguriinuneko10@yahoo.co.jp