久し振りにPS2がやりたくなり。
どうせなら、自分がプレイしていない中から誰かが評価するゲームを遊びたい。
そんな主旨で知人に勧めて貰った大神は気にはなっていたけどやらなかったゲーム。
丁度良いやと中古ソフト屋で掘り出し、自宅に持ち込みいざプレイ。
ストーリーは日本神話に残る名称
童話に登場する人物といった
日本人が親しみやすい舞台を背景に
妖怪に苦しめられる世界に平和をもたらそうとするそんなお話。
日本の要素を全面に押し出し
そこに「ゲーム」や「現代」といった要素を付け合わせた
王道を取り入れながら現代を混ぜているような気がしました。
個人的に大神の魅力として
「綺麗な絵柄」と「犬（オオカミ）と筆のコンセプト」が強く印象的でした。
天照大神の大神からオオカミで狼
それにカッコイイ朱色の模様も映えて好印象のデザインでした。
しかし、それと「筆」ってどう結び付けたのか。
また、ゲーム内で度々巻き起こる綺麗な絵柄。
PS2であることがもったいないような
PS2だから丁度良いのか。
花が咲き乱れ呪いから解き放たれるシーンが毎度好きでした。
ゲーム内の戦闘もかなり楽しかったです。
3種類の武器から繰り出す攻撃と筆を使用した戦闘。
操作キャラクターが狼であるので身軽さもあり
操作性も良く登場する敵妖怪も個性あふれる面々で
何度戦闘しても飽きずに楽しめました。
基本的に敵は弱く
ゲーム慣れしている人にとっては物足りない部分もあるかもしれないですが
普段ゲームをやり込まない人でも敵の強さで詰む事が無い
苦しくても回復アイテム等が充実してるので遊びやすい部類に入ると思います。
ただ
大神の頭上にほぼ常に一寸法師のような一寸というキャラクターが付着しているのですが
ストーリー上必要なキャラクターであるのは分かるのですが
一寸が喋るとテンポが悪くなるなぁというのは否めませんでした。
だからこそ最後盛り上がるのは理解できるのですが
そこが唯一う～ん、、となった所。
完成度の高い世界観
盛り上がるBGMと熱いストーリー
テンポも良いのでサクサク進める上にボリュームもある
とても面白い作品でした。
