失敗しない生命保険の入り方・やめ方―業界セールスの餌食にならないために失敗しない生命保険の入り方・やめ方―業界セールスの餌食にならないために
三田村 京
中経出版 刊
発売日 2001-11



日本の生保業界への痛烈な批判の書。 2005-07-12
保険の仕組みの解説と同時に漢字系生保会社(日本の生保)が営利優先で顧客は二の次にしか考えていないということを繰り返します。この本を読んだ人は日本の生保が信じられなくなるのでしょうか。それは、「あとがき」に顕著に現れています。構造的に日本の生保が腐っているのかもしれないし、著者(大手生保に長年勤めていたらしい)が在職中にかなりつらい思いをしていたかわかりませんが、行間に怒りと情熱を感じます。それだけ数字に裏付けられた明確な批判をしているので、完成度は高いと思います。勉強になりました。


さらに詳しい情報はコチラ≫



財政金融政策の成功と失敗―激動する日本経済財政金融政策の成功と失敗―激動する日本経済
黒田 東彦
日本評論社 刊
発売日 2005-07



歴史から学ぼうとする筆者の真摯な姿勢に共感! 2005-07-24
バブル経済崩壊後の日本経済は迷走を続け、今まで以上に財政金融政策の重要性は高まっている。
しかし財政金融政策の歴史を振り返り、その失敗から教訓を見つけ出すという試みは非常に少ない。
筆者の黒田氏は元財務官という経歴の持ち主であり、過去の財政金融政策に少なからず関わってきた。
筆者が語る財政金融政策の評価は非常に説得力に富み、そして重い。
今後は多くの学者・政策当局者が過去の財政金融政策の効果とその検証を始めることを期待したい。


さらに詳しい情報はコチラ≫



CIA 失敗の研究CIA 失敗の研究
落合 浩太郎
文藝春秋 刊
発売日 2005-06-20



願わくば歴史的視点を・・・ 2005-08-01
 情報は常にノイズをもたらす。特に高度情報化社会といわれて久しい現代においては、相手側の情報を取ることも重要だが、それ以上に、溢れる情報の中から真に価値のある情報を選り分け、それを政策に反映させることが必須となってくる。今回のブッシュ政権が犯した失態は、こうしたノイズによって判断が曇らされたのと同時に、9・11後の混乱の中で、結論ありきの政策が優先されてしまった結果であろう。 だが、こうした失敗はブッシュ政権に特有のものではない。かつて日本軍による真珠湾奇襲を見抜けなかったルーズベルト政権にも、今回のブッシュ政権と同じような批判が浴びせられた。また、予測が外れたというケースも、CIAの歴史をひもとけば決して珍しいことではない。むしろ重要なのは、そうした失敗をアメリカ外交が如何にして乗り越えてきたのかという点にあるのではないだろうか。ここに、情報と外交の本質的な関係が薄っすらと見えてきそうである。 本書は、ブッシュ政権の失敗を多角的かつ詳細に検証する好著である。しかし、より歴史的に見て、あの失敗をどのように位置づけるのかという視点を欠いているようにも思う。世界史的な事件を招いた原因が一過性のものなのか、それともアメリカの伝統的な情報文化に由来するものなのかは、アメリカのみならず、今後日本でも外交や情報のあり方を考える際に大きなヒントを提供するだろう。その意味で、本書はその土台を与えるものであり、広く情報活動を知る際には是非とも押さえておきたい一冊であるといえよう。


さらに詳しい情報はコチラ≫



失敗しない株式投資―買い方・儲け方失敗しない株式投資―買い方・儲け方
福山 遼 /関根 光
池田書店 刊
発売日 2002-10



読みやすい。 2003-08-10
 株価の動きは、投資家の心の動きであるということをこの本は教えてくれます。また、株式投資は、己の心との戦いであるということも教えてくれます。この本は、何も難しいことは書いてありませんが、自分の思い込みではなく冷静な判断によって損失を抑える確実な方法が書いてあります。ロスカット(損切り)の考え方はとても有用であると思います。皆さんも一度目を通してみたらいかがでしょう。


さらに詳しい情報はコチラ≫



中国ビジネスで失敗する前に読む本 投資・貿易にまつわるリスクとトラブル、その対策がわかる!中国ビジネスで失敗する前に読む本 投資・貿易にまつわるリスクとトラブル、その対策がわかる!
嵩 昌博 /黒岩 健一郎 /美野 久志 /坂井 保宏
ダイヤモンド社 刊
発売日 2003-12-12

いまや中国ビジネスは特別なものではなく、企業にとって必要不可欠な分野になっている(2004年1月現在)。しかし、関係が密接になればなるほど、トラブルもあとを絶たない。そのなかには、中国の社会の仕組みや、中国人のものの考え方、慣習を知らずにトラブルを招いてしまったという事例も多い。
本書は、総合商社にて長年にわたり中国ビジネスを経験してきたビジネスパーソンが、実務で培った知識をもとに書いた実用書である。前半では、中国ビジネスにおいてどのようなリスクが考えられるのか、またWTO加盟を契機に、中国はどのように変わっていこうとしているのかを解説している。中国ビジネスの大枠を知りたい人は、前半を読めば大体のところが分かるようになっている。
一方、後半部分は、実際に体験したトラブルをもとに法務や営業の側面からどのように解決を図ったらよいのかを丁寧に解説している。投資の失敗や、代金回収におけるトラブルだけではなく、中国人スタッフの労災や解雇に関する問題などについても言及。現地で実務に携わるマネジャーや担当者にとっては、きわめて実用的な手引きとして活用できるに違いない。
最終章の「中国ビジネスで失敗しないための10カ条」は、中国をかなりドライに見ている内容ではあるが、異国の地でビジネスを展開するために忘れてはならない心構えだといえよう。日本人同士ならば言わずとも通じる常識は、異国では通用しない。当たり前であるが、つい忘れがちな原則を思い起こしてくれる格言である。(朝倉真弓)

読んで笑えるあなたは中国ビジネス通 2005-02-20
最近、テレビや新聞で中国のニュースはあふれています。断片的あるいは理論的で自分のビジネスとどう結びつけていいのかわからない、ないしは「光」の部分のみ大きく報道されて「大変」と聞く部分は何なのだろう?という疑問を持っている方が多いのではないでしょうか。この本は総合商社マンが4人で執筆し、実例が豊富。第1部は中国のWHO加盟により市場、人・モノ・サービス、政治、法律、社会はどう変るか、
第2部は貿易、投資、市場展開をめぐるトラブルの実例集、第3部は中国ビジネスで失敗しないための10ケ条という構成になっています。ビジネスマンにとってはマクロ経済の展望から実例にいたるまで整然、かつ詳しく理解できるようになっており、図解なども豊富で充実した内容です。中国ビジネスをやっている私としては、実例など笑いころげながら読みましたが、「読んで真っ青になる人」「意味不明の人」はもう少し研究や経験を積まれたほうがいいかも知れません。


さらに詳しい情報はコチラ≫



名経営者が、なぜ失敗するのか?名経営者が、なぜ失敗するのか?
橋口 寛(監訳) /シドニー・フィンケルシュタイン
日経BP社 刊
発売日 2004-06-24



あなたの会社は? 2004-07-09
多数の実在企業が例に上げられて、その失敗の経緯と原因が語られる
(雪印、ソニーなどの日本企業も含まれる)。
アメリカ企業になじみがない人でも、その創業と発展の経緯から語り
始められるので、戸惑いなく読み進められそうだ。
タイトルを見ると経営者や重役クラスが読む本のように感じるが、むしろ一般の従業員が読んで、自分の会社に思い当たる節がないか
検討してみるのがよいのでは。
全部読むには結構な分量だが、各章の末尾にはその章のまとめが
箇条書きにして表示される中谷彰宏方式(笑)が取られているので、
ポイントを抑えるのも便利。


さらに詳しい情報はコチラ≫