実践的スペキュレーション―失敗と成功の戦略実践的スペキュレーション―失敗と成功の戦略
ビクター ニーダホッファ /ローレル ケナー
現代書林 刊
発売日 2004-11



2冊目のグレアムによい 2004-11-29
グレアム流投資の両面を知るためにも読んでおきたい本。
ただデータの分析が今ひとつのところがある。



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社会変動の中の福祉国家―家族の失敗と国家の新しい機能社会変動の中の福祉国家―家族の失敗と国家の新しい機能
富永 健一
中央公論新社 刊
発売日 2001-08



明快な主張と議論 2005-06-07
この本が論ずるところはきわめて明確である。今日の社会において、「家族」は解体しつつあり、従来「家族」が担ってきた機能を担うことはもはやできない。この機能の担い手たり得るのは今日「国家」のみであって、それこそが「福祉国家」の新しい定義である。こうしたスタンスから導き出されるものこそ、村上泰亮・公文俊平・佐藤誠三郎『文明としてのイエ社会』に代表される「日本イエ社会論」の徹底的な批判である(第2章参照)。それはつまり、イエをベースにした日本社会は家族・親族によって「福祉社会」を実現している、という「福祉国家不要論」に対する反駁なのである。これは論争ではないから勝敗を論じるのは差し控えるが、「家族の解体」が「いま目の前にある現実」であることは間違いないだろう。今や、その現実にどう対処するか―例えば、否定的に対処するか、肯定的に対処するか―が、切迫したテーマとなっているのではないかと思う。なお、他のレビューにあった「ジェンダー視点の欠落」という批判はそれ自体そのとおりであるが、この本が「反ジェンダー的」であるとは思わない。むしろジェンダー論は、この本と相補的関係を結ぶことも可能なのではないだろうか。


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ありがちな心理療法の失敗例101―もしかして、逆転移?ありがちな心理療法の失敗例101―もしかして、逆転移?

星和書店 刊
発売日 1995-09



著者の誠実さが伝わる名著 2004-08-01
 自分自身に向き合うことができず、知らず知らずのうちに治療と称した暴力を行ってしまう危険性を、豊富な例を挙げて示した名著である。しかし、私自身この本の存在を知りつつ、実際手に取るまでに、精神科医となって長い歳月を要した。「自分はわざわざ失敗を例に挙げる本を読む必要はない。成功を積み重ねていけば、それでいいのだ。」という考えが、自己愛の傷つきから身を守るための巧みな工夫だったこと。そして、何よりも「悪気がなく行っている」ことが治療に与える負の影響の恐怖に気付くのに、多くの年月を必要としたのである。自分自身の中にある「影」「傷」に気付き、開かれることは、個人的成長のみならず、精神医療全体の発展にも不可欠なことと思われるが、最近の生物学的精神医学の発展には、研究者自身の傷をいかに「見ないようにするか」という目的が、暗に含まれているような気がしてならない。 話が脱線したが、この著書の素晴らしいと感じた点は、個人的成育史のみならず、文化的背景の中でも、知らず知らずのうちに排除してしまいがちな「少数派」の視点からのメッセージも多く取り入れている点と、更に、その症例の選択自身に、著者の「抵抗」も含まれているかもしれないということを、しっかりと告白しているところである。現時点での自分の限界を知ること。その上で自分自身と向き合いながら、少しでも自分自身、そして他者との「折り合い」をつけていこうとしている姿勢が感じられ、特定の方向に煽動するような恐怖感を感じることもなく、目を通すことができた。このような本が、もっと多くの治療者の目に触れることを望みたい。


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動かないコンピューター ― 情報システムに見る失敗の研究動かないコンピューター ― 情報システムに見る失敗の研究
日経コンピュータ
日経BP社 刊
発売日 2002-12-06



失敗を防ぎたい全ての人にお勧めしたい 2004-10-03
読後感は人によって評価の分かれる本と思うが、日経コンピュータ創刊以来20年以上動かないコンピュータを追い続けた名物コラムを一冊にまとめた意義は非常に大きい。
評者自身、香港で日系企業向けにITコンサルテイングをしているが、たとえ同業種であってもそれぞれITに関する想いは各社さまざま。「IT導入に万人に共通する成功の方程式と言うものはない」と痛感している。その意味で特に第4章の『中堅・中小企業が失敗する十一の理由』は非常に考えさせられる。
失敗を防ぐには、少なくともこの十一の理由(原因)をどう解消していくべきか?事例を参考にしながらそんな風に考えると成功のヒントが浮かんでくるのでは?知識を得るというより考えながら読むことをお勧めしたい。勉強会などの活用にもお勧め。


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あのブランドの失敗に学べ!あのブランドの失敗に学べ!
マット・ヘイグ
ダイヤモンド社 刊
発売日 2005-03-11



マーケッターのネタ本としてなら 2005-06-30
結構期待して買ったのですが、中身は「他の本などにも出ている、有名な失敗例を集めて並べただけ」の本でした。失敗の原因などについて詳しく分析していると思ったら大間違いで、ジャック・トラウトの本などの引用だらけです。ただ、そうは言っても失敗例をこれだけ集めた本はないですし、雑誌を読む感覚で楽に読める本ですので、マーケッターが「失敗例」のネタ本として使うのにはいいですし、通勤電車で読むにもぴったり。あまり日本ではみかけないヨーロッパの例などもあります。翻訳は人名や固有名詞などの間違いは散見されますが、多分すごく軽い調子の原文を苦労して訳した後が見えますし、読みやすいです。既にジャック・トラウトの著書やアメリカのマーケティング事例に詳しい方には勧めません(新しい発見はあまり無いと思います)が、楽しく読めるマーケ本を探している方にはお勧めです。


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賢いはずのあなたが、なぜお金で失敗するのか賢いはずのあなたが、なぜお金で失敗するのか
ゲーリー ベルスキー /トーマス ギロヴィッチ
日本経済新聞社 刊
発売日 2000-09

人生をより豊かで楽しいものにするかどうかは、お金とのつき合い方次第。本書は、行動経済学を基礎にして、人がお金を使う際に失敗しやすい傾向を分析、紹介している。伝統的な経済学では、人は経済活動において合理的で、自分の利益になるように行動するとされてきた。しかし実際には、下がる株をいつまでも持ち続けてしまったり、クレジットカードを持つと思わず無駄遣いをしてしまったりする。このように人が一見不合理な判断をしてしまう理由を学問的に解明するのが行動経済学である。
同じお金でも給与、ボーナス、賭けごとの儲けなどの出どころや使い道によって、お金の使い方が変わってしまうという「心の会計」、つぎこんだ費用を取り戻すためにますます損失を重ねる「つぎこんだ費用をめぐる誤り」などをはじめとして、統計学や心理学をもとにしたさまざまな分析がなされる。そのなかにはお金に関連するいくつかのケーススタディーと判断テストも含まれており、読者はその質問に答えることで、自分の金銭面での意思決定の際の傾向や弱点を発見することができる。
本書は『Why Smart People Make Big Money Mistakes』の邦訳である。訳が多少堅苦しく読みづらいと感じる部分もあるが、内容はひとつひとつが論理的かつ具体的で、説得力がある。著者が言うように、本書にはお金の使い方における画一的な結論はない。しかし、最後にまとめられた「考慮すべき原理」は教訓として生かすことができるし、なによりも自分自身の行動を見つめなおすきっかけにはなる。(大角智美)

文庫版も出てますよ 2003-10-18
お金がらみの心理を分析し、読者に分かりやすく書かれた本は、
これが最初だったように思います。最近、文庫化されたので、
まだ読まれていない方にはそちらをお勧めします。
通勤・通学の間にぜひ!!
「人はなぜお金で失敗するのか」(日経ビジネス人文庫)


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セキュアプログラミング―失敗から学ぶ設計・実装・運用・管理セキュアプログラミング―失敗から学ぶ設計・実装・運用・管理
マーク・G. グラフ /ケネス・R.ヴァン ワイク
オライリージャパン 刊
発売日 2004-04



全般を学ぶには、良い本でしょうか 2004-10-26
設計・実装・運用の各局面で、セキュリティに対して、何をしていくか、どのような点に、気をつけるか、が説明された本です。ボリューム的には、設計で半分程度でしょうか。残りが、実装、運用です。設計では、どのような手順で、何をどう決めていくか、ポイントや注意点が説明されてます。実装では、成功のためのポイント、失敗しないために、注意する点が列挙され、説明されています。運用については、運用フェーズで行うべきことが、説明されています。
設計・実装・運用とも、理論の説明+事例です。
事例は、UNIXのコマンドのセキュリティ上の問題、プロトコルなどを取り上げ、セキュリティホールの発生理由、対処、そこから得られる教訓等が説明されています。システム全体での考え方や考えるポイントを学ぶには、良い本であると思います。具体的なソースコードでの説明は、ほとんどありませんし、Webアプリケーションなど、「特定のアプリケーション」を想定した本でもないので、個別・具体的に知りたい場合、別の本に当たった方が良かろうか、と存じます。


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ベンチャー失敗の法則 失敗したヤツが成功するベンチャー失敗の法則 失敗したヤツが成功する
吉田 雅紀
国際通信社 刊
発売日 2002-09-05



失敗の考え方 2004-01-22
起業をしている自分にとっては、「失敗」という言葉自身を聴きたくない。しかし、世の中にあるベンチャー企業の殆どが失敗している。この問題を直視しなければならないのも起業家の役目であると思う。私は、成功事例と失敗事例を自己課題として、研究している。体系的に「失敗」を捉えたかった。そんな中で出会った本である。この本は一気に読み終えた。失敗にも程度がある。?再起不能な失敗
?再起可能な失敗である。この本で「失敗」という導入部分を学んだ。以外と「失敗」に関しての本は少ない中、参考書としてはいい内容である。今後も「失敗」については研究していきたいと思う。


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