MR03EVO マシンセッティング ② | UD店長のONE’S HOBBY

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モデラーズスタジオONE’S HOBBY(ワンズホビー)店長UDのブログです。
ラジコン全般、プラモ、エアガン、ミニ四駆etc。

次はリヤまわりのセッティングです。
まずは肝心要のボールデフから雷
DDカーはデフ命グッ
とにかくスムーズなデフになるよう心がけてますウインク
デフの動きがそのままコーナリングのスムーズさに直結しますよ!

新型の軽量タイプがカッコ良いですねキラキラキラキラ
ボールデフをバラす時はまずココを緩めて下さい。
オレンジのOリングに隙間が出来るくらいまで緩めます。その後Eリングを外します。Eリングが飛ばないように手でしっかり押さえて作業してください。
わたしは先が平らで細めのラジオペンチでEリングを外しますひらめき電球

パーツ構成はこんな感じひらめき電球。Oリングはバネの役目をしてますので定期的に新品に交換して下さい。
デフボールはセラミックを使用してます。
以前はタングステンボールを使っていたんですが、最近はセラミックボールの軽快な動きが好みです。
デフグリスはいろいろ試してアクソンが素直な感じ。粘度が2種類ありますが軽い方を使ってます。
デフシャフトはオプションのチタンシャフトキラキラ
スラストベアリングはアクソン630です。
メンテナンス時はスパーギヤを新品に交換しますキラキラ
値段設定ポーン     あまりつっこまないことにしましょ爆弾


デフプレートはR246のプレート研磨済みのものをハウジングに瞬間接着剤で固定してます。ネジロック剤を使ったり、硬いグリスを塗る方もいますがしっかり瞬間接着剤で固定した方が動きが良いです
ただし瞬間接着剤が流れ出ないようつまようじなどで点付けする感じ。かなり気を付けて作業します。

大事なのは赤矢印のスジ!?。コレを研磨して消してる人も居ると思いますが、このスジがセラ玉のアタリですひらめき電球要はデフのアタリですのでこのままずっと使いますグッ
精度の高いセラ玉で出したアタリが大事!
軽く動いて滑らないデフはこのアタリが無いと作れませんチュー

デフグリスをプレートに塗ります。あまり沢山塗らなくても大丈夫。塗りすぎるとデフの動きが重たくなりますあせる。軽くスルスル動くデフが理想的アップ
グリスを指で慣らします。グリスの量はこんな感じ。
デフボールにもグリスを薄く馴染ませピンセットの先にもデフグリスを付けます。こうしておくとボールを無くしたり落としたりする事を防げますひらめき電球
デフボール無くした経験ってありますよねあせるおーっ!

ボールを入れて反対のプレートにもグリスを塗ったら
被せてスラストの役目をしてくれる630ベアリングをはめ込みEリングで固定します。Eリングには表と裏がありますが、平らな面をベアリング側にします。逆に付ける方もいますがわたしは平らな面を下にします。
最初に緩めた部分を少しずつ締め込みデフの動きをチェックします。一気に締めすぎないように注意して下さいアセアセアセアセアセアセ。プレートにスポットが出来ちゃいますよガーン

スルスルに動けばOKなんですが、この時点でゴリゴリ感がある場合はスラスト630ベアリングの向きを逆にしてみて下さいひらめき電球。ベアリングとEリングの相性?があるみたい。
それでもゴリゴリする場合はスラストベアリングを新品に交換する必要があります。
ゴリゴリするからといってデフプレートを磨いたりボールを新品に交換する人が居ますが殆どの場合スラストベアリングに原因がありますあせる
スラストベアリングは常に圧迫されて動いているので消耗品と思って下さい。
ですので脱脂などは行わないで使います。ベアリングの中のグリスが保護しているので脱脂すると極端に寿命が短くなりますあせる

出来上がったデフを組み込む際にワッシャーを忘れずにビックリマーク。このワッシャーはデフ側に入れます。
ネジ山が軸受ベアリングへ食い込むのを防止します。
キットはレフトハブ側に入れてあることがありますが、デフ側に入れてくださいね^^;。


とりあえずデフはここまで準備して、組み込んでから慣らしと滑りの調整をしますがそれは後ほど。


次はモーターマウント雷


つづく