その1.防煙・気密性

火災時に危険な煙、これは一酸化炭素や二酸化炭素や塩素やシアンガス、窒素酸化物などの危険な毒ガス・殺人煙であることを考えると単に炎を止めるだけでなく、大変危険な煙を区画外に貫通・漏洩させない防煙・気密性能が重要です。後程詳しくご説明申し上げますが吸熱耐火材の絶対量の少ない薄い耐火材では防煙気密性は発揮できません。また奥行きが不充分な施工措置では十分な気密・防煙性能を期待できません。次のブログで詳しくご説明いたします。

いつも日本では自然災害が起こっています。いくつかの大規模な対策が必要ですが出来ることから小さなことから安全対策したい。大量の雨水は洪水を引き起こし、強風地震は建築物をも破壊する。自然災害は恐ろしい。人類は偶然ともいえる与えられた環境下で生きてきたが環境がかわればいきてゆけないこともあるだろう。治水、耐風、耐震は国家プロジェクトであるが国民一人一人が出来る小さくても良いから行ってゆくことが出来ます。私が経営している防火区画・共住区画・不燃材料の会社製品は

1.耐水性・気密性

2.耐衝撃性

3.耐震性

4.耐候性・耐久性

5.保形性

を重点的に製品開発目標としております。安全と環境保全が経営理念です。首都直下地震が気になる日々ですが、弊社製品は

強く地震後の火災延焼防止・防煙に大きく貢献できると考えます。

火災時に危険なのは炎や熱だけではなく更に危険なのは急激に拡散する煙・毒性の燃焼ガスです。現在人の周囲には石油製品や紙木材等、これらは可燃性というより易燃性と呼んでよく意匠性や簡便性や量産性などから大量に使用されております。ところがこれらは火災時には簡単に着火し火災拡大し大量な危険煙、一酸化炭素、二酸化炭素、シアン化水素、塩素などを発生し死亡事故につながります。現在延焼防止として国土交通省の防火区画、消防の共住区画がありますがフラマシステムでは火災の延焼防止だけでなく防煙高気密性に重点を置き製品開発しております。危険な煙を拡散させないようにするには高気密性の耐火素材を用い、一定奥行き、通常は50mm以上、隙間なく、かつ、耐火材中には温度低下させる吸熱材を複数、効能作用温度域を分けて配合し、貫通物の熱伝導を阻止し、隙間なく耐火パテ等を充填する地道な防災施工を慎重に行うことです。全国のフラマシステム契約工事会社では日夜ここん奮闘努力して安全のために貢献しております。薄い材料では吸熱材の量も不足ですし、充填奥行きも確保できず、危険な煙を

防ぐことは不可能です。安全は簡単に薄っぺらなものを貼付け・嵌めるだけで得られるものではありません。火災は千度以上にもなり爆発・爆風も起こります。強い対策をしないと煙も炎も止まりません。地震にも持たないでしょう。