命を守る経済のK | 日本トレーナー協会代表理事のブログ『もっと身体の声を聞こう♪』

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経済の『K』 その2分の2

 

経済については高橋洋一氏の解説が、内容も話し方も明確で、個人的には最も理解しやすい。他、安達誠司氏、三橋貴明氏、上念司氏などをご覧いただきたい。

 

最初は全く分からないかも知れない。が、分からないなりに聞いていると「そういうことなのかな」と思えるようになってくる。経済政策については、過去の結果が統計として出ているので、公開の場で議論すれば、どのような政策が日本にとって良い結果をもたらす可能性が高いか、は自ずと見えてくる。公開の場での議論を避ける人達は、日本にとって良い結果をもたらすのではなく、自分にとって良い結果をもたらす政策を通そうとしている、と判断する。

 

 

 

ついでにもう2点。政策の議論をせずに、相手の人格を攻撃したり、スキャンダルを持ち出したりして、問題の本質をぼやけさせようとする人間がいる。それはそれ。これはこれ。見ている側は本質を見失ってはならない。

 

もう一つは、100点の政策はない。90点でも誰かにとっては都合が悪いものである。全体を見ずにマイナス10点の原因となっている極一箇所だけ突いて、全部を否定しようとする人間は注意深く観察する必要がある。ひいき目無しで95点の対案として出してきたなら本物である。ただ否定するだけで代わりに何も案が無いなら、ただ混乱を狙っているだけでの迷惑な人間である。現在の国会には迷惑な人しかいない。

 

間違いないことは、「将来へツケを回さないために」とか「将来の安定した社会保障」とか言っている政治家ほど、今の年収が200万~300万ぐらいの層の命なんて、何とも考えちゃいない。たった2%の増税で奪われる命だってある。「今失われる命より、将来の保障の方が大切なの?」と、善人ヅラしている政治家に突き返したい。官僚も然りである。顔も名前も滅多に出ないから、政治家以上に責任も覚悟もないのだろう。

 

 

 

そんな政治家と官僚だから、将来になったらなったで、また弱者の救済だと、更に国民に負担を強いてくる。自分たちは安定した何千万という給料と年金をもらいながら、平気でそれが言えるのだ。それがその人たちの正しさなのだから仕方ない。そんな人たちを選んできたのが自分たちなのだから仕方ない。今は、そういう人たちしか政治家になれない社会構造なのだから仕方ない。そういうことにさえ無関心で気付かず死んでいく人が多い国なのだから仕方がない。今は…であるが。

 

大切なのは、そういう人たちを選ばない仕組みを作る事であり、国民を育てることであり、その人たちにとって代わる人たちを輩出することである。不満を抱き、愚痴っているだけでは世界は変わらない。一人一人が問題意識を持ち、解決する手段を考えなければならない。政治は一生のことなのだ。いつ始めても遅くない『教育』の一つである。

 

絵はコミック75巻より

そんな先の話後でいい。

この国よく見てみろ

今おれが止まってどうすんだ