夜明け前の薬局の手紙|もどる —何も変えなくていい朝に
夜明け前の薬局より 手紙を書いています。 今朝は、 少しだけ落ち着かないまま、 この手紙を書いています。 暖炉の火は 静かに燃えています。 黒猫は ブランケットの上で まだ眠っています。 今日は 「もどる」 という処方が生まれました。 もどる、ということ。 わたしたちは、 どこかへ進まなければいけないと、 思いながら 日々を過ごしています。 もっとよくならなければいけない。 ちゃんとしなければいけない。 そうやって、 少しずつ、 いまいる場所から 離れていくことがあります。 気づかないうちに、 自分の外側へと、 向かってしまう。 でも、 ほんとうは、 どこかへ行く必要はなくて、 もともとあった場所に、 もどっていくだけなのかもしれません。 ほどけて、 ゆるんで、 ひらいていったその先で、 気づいたときに、 すでに、 そこにいる。 なにかを手に入れるのではなく、 なにかになるのでもなく、 ただ、 もともとあった自分に、 静かにもどっていく。 それは、 変わるということではなく、 帰っていく、ということ。 急がなくていい。 無理に もどろうとしなくていい。 ただ、 そのままでいること。 その中で、 必要なときに、 自然に、 静かに、 もどっていきます。 もし今、 少しだけでも やわらいでいる場所があるなら、 その感覚を、 そのままにしてみてください。 そこが、 あなたがもともといた場所かもしれません。 今夜もどうぞ、お大事に。 もし、 ひとりで戻ることがむずかしいときは、 この場所で 一緒に触れていくこともできます。 Shiori Pharmacy AM5:37 夜明け前の薬局より ▼Shiori Pharmacy セッションの詳細はこちらhttps://red031309.studio.site