大学入試センター試験の思い出① | 3か月でE判定をA判定に変える能力アップ学習法

3か月でE判定をA判定に変える能力アップ学習法

某有名予備校で10年間延べ2000人以上の生徒の学習指導をしてきた、学習戦略アドバイザーによる「勉強を教えるのではなく、勉強方法を教える」ブログです。

毎年受験シーズンになると思い出すエピソードがあります。

こんにちは。
本ブログをご訪問いただきありがとうございます。
勉強嫌いを学びの天才にする。
3か月で脳力アップ!成績アップ!を実現する
学習戦略アドバイザーの本間汐織です。

Tちゃんは、とてもまじめな女の子。
わたしとの面談での話もきちんとメモにとり、わたしのしゃべったメッセージを紙にかいて自分の机の前に張り出してくれている子でした。
(このことは、受験後にTちゃんのお母さまから聞きました。どんな言葉が貼られていたかどきどきします。)
国立の文系の学部を目指していましたが、数学が苦手でした。その反面、英語はとてもよくできています。
そんな彼女が、大学入試センター試験2日目の試験後に予備校に飛び込んできました。

数学を失敗してしまった。
理科もできなかった。
やってしまった!!!
お父さん、お母さんに申し訳ない。
家に帰れない

と。
校舎に来てずっとずっと泣いているんですね。
彼女の性格からすると、試験中も泣きたかったんだろうな、我慢していたんだろうな、と思って彼女が感情をすべて吐き出すまで聞いていました。
本人がだいぶ落ち着いてきてから、一緒に自己採点をしてみましたが、本人の実力でとれる点数よりほど遠い状態でした。
でもある程度本人も落ち着いてきて、
「私立大学の受験をがんばります。」
となったんですね。

そうしたら

 

「家に帰る前にお弁当を食べてもいいですか」

 

と聞かれました。

お昼ごはんのためにお母さんが作ってくれたお弁当をセンターの会場で食べれなかったらしいのです。

てっきり、「試験に動揺したから食べれなかったの?」と聞いたら、

「お母さんが毎日私のためにお弁当を作ってくれていたことを思うと
お弁当を見たら泣いちゃって頑張れないと思ったんです。
だからお弁当を見ることができなかったんです。」

と。
そして

「お弁当を残して帰るとお母さんが心配するだろうから、今食べて帰ります。」

と。
お母さんの思いをかみしめながらお弁当を食べて帰っていきました。
Tちゃんのお母さんは、試験が終わっても娘は帰ってこないし、本人が帰ってきて様子をみてすぐわかっちゃったらしいですけどね。

ちなみにTちゃんは、センター試験5教科7科目で60%ちょっとしか取れませんでした。が、千葉大学に合格しています。

大手予備校で出しているセンターリサーチでは千葉大学の合格判定はCとかD判定でした。
すぐに本人は気持ちを切り替えて私立大学受験の勉強に向かいましたが、千葉大学の2次試験である得点以上がとれれば合格ができる可能性があるということを、本人と一緒に確認し、本人も納得して出願し、受験したからです。これは本人の得意科目や出願大学の問題傾向を個別に見ていく必要がありますが、
受かる作戦は立てられるのです。
受かる作戦については後日のブログでお話ししますね。
でもこうやって受験を乗り越えられたのも、Tちゃんの頑張りとお母さんの応援があったからだと思っています。

今年の受験生たちも頑張れますように♥

大学入試センター試験まであと3日。
受験生は最後まで伸びる!!!

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最後までお読みいただきありがとうございました♥
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本間汐織
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