地獄のオルフェウス 文学座公演でヴァルに | Dear Haruma*

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文学座 地獄のオルフェウス公演のおしらせです。

( 2023年 5/9 ~ 5/23  文学座アトリエ  )

 

2015年 舞台 『地獄のオルフェウス』

演出家、フィリップ氏のもと、大竹しのぶさんとの共演で 

25歳の春馬くんが、初めてのストレイトプレイ作品に取り組んだ作品

 

全38公演

東京 5/7~31 28公演 bunkamura シアターコクーン

大阪 6/6~14 10公演   森の宮ピロティーホール

 

 

 

 

三浦春馬が約2年ぶりに舞台に立つ。過去の舞台3作(地球ゴ―ジャス、劇団☆新感線)はいずれも音楽をふんだんに取り入れた作品で、歌って踊ってアクションする楽しさをハツラツと語る、当時の三浦の表情を覚えているが、久々の舞台として選んだ作品はテネシー・ウィリアムズの濃密な愛のドラマ『地獄のオルフェウス』。初のストレートプレイだ。「しばらく空いた中で、舞台に立ちたいなって思いはありました。特にストレートプレイを踏みたいとは思っていましたね。このまま音楽劇をやっていくのもいいけれど、まだやったことのないストレートプレイには、学べるところや自分がスキルアップできることが沢山あるんじゃないかなって思ったので」
 

三浦にとってあらゆる、”初” が詰まった舞台。翻訳劇にも初挑戦する。
「当初、テネシー・ウィリアムズのことは正直全然知りませんでした。でも脚本をいただいたときに素敵なお話だと感じ、これを自分の中で掘り下げていければ、自分にとって新境地が開けると感じました。とにかく『考えたいな』つて思ったんですよね。この言葉の端々には何が、どんな気持ちが隠されているんだろう、どういうことを伝えたいんだろう、この場面では何を前に押し出していくのがいいんだろう、とか。考えがこう、生まれては消えていき生まれては消えていき…。舞台は何度か踏ませてもらいましたけど、今回に至ってはどういう感じになるのか、全然わからない。とにかく、作品を良くするために全力で挑もうと思っています」 三浦が演じるのは、アメリカ南部のある町に流れ着いた29歳の男ヴァル。そこで囚われたような結婚生活を送る中年女性レイディと恋に落ちる。ヴァルのトレードマークは蛇革のジャケット。手にはギターを持って現れる。野性味あふれる、これまた三浦のパブリックイメージを裏切る初の役どころだ。
「演出のフィリップ(・ブリーン)さんのオーダーが『とにかく身体を鍛えてほしい』と。すぐに体重を増やして身体を作っておこうと、行動に移しました。今、徐々に増えてきたところですけど、理想はまだ先にあります。ヴァルがいろんな女性を惑わすような描写がところどころにあるんですけど、そういう場面を演じていくときに、材料が沢山ある役どころだなってふうには思うんです。蛇革のジャケットやギターつていう、ヴァルを象徴するモノもそうだし」

 

もう1つ、ヴァルらしさをより表現できそうなのが、そのギターの弾き語り。「実は、今回も歌があります。もちろん台詞も大事ですけど、それだけじゃない、歌っているときの仕草なんかでもヴァルを作っていける要素があるなって」
目下練習中だが、本人曰く「少しかじった程度」のギター経験はある。
「中学のとき、親友と2人でゆずさんをコピーして歌ってたんです。学校の音楽祭で大々的に披露できる機会があって、そのオーディションに受かるために2人ですごい練習してたんだけど、僕の仕事が入って、結局オーディションが受けられなかった。その親友には今でも申し訳なくて。音楽祭っていう舞台ではあるけれど、それでも自分の好きなものを披露することを夢見てたんですもん。すごいかわいそうなことしちゃったなあって、今思い出しました」

 

” 孤独 ”に引き寄せられた年上の人妻との破滅的な愛 

 

相手役は、映像含めて初共演となる大竹しのぶ。瑞々しい魅力を発散させながら中学時代の思い出を語っている目の前の三浦は、開幕までにどんな変化を遂げるだろう。そして生の舞台で、どんなラブストーリーを魅せてくれるのか。
「年齢の離れた人妻のレイディに惹かれた理由は、彼がそれまで触れた人物とは毛色の違う孤独感をまとった人物だったからじゃないかと思います。現段階での考えですけど。だからより深く触れたい、もっと一緒にいたいって思う人物だったのかなって。彼女の束縛を感じてイヤだなって瞬間もあるんだけどなぜか離れられないっていう、ヴァルにとって初めてのケースだったんじゃないのかな」
(25歳上演時)という年齢でこの役を演じることに正直不安はある、と話す。
「映像とは違って、舞台の上ではお客さんに想像させて説得できるってよく耳にするけど、その説得の材料って何なんだろうと。ヴァルなら、ただ単に声を低くすればいいってことではないだろうし。そこを見つけないと怖いし、不安です」
豊富なキャリアに加え、出演作で見せる確かな実力や落ち着いた人間性。ふと忘れそうになるが、三浦春馬はまだ成長の途上にある24歳。稽古場で人一倍ストイックに励む理由も、「なんにしても飲み込みが悪いから」。舞台上での完璧な立ち姿を思えば意外な答えだ。
「24歳の今、これでいいのかなあって常に思います。もうちょっと大人だったはずだとか、もっと知識があったはずだとか、漠然と思い描いていたものがことごとく崩れ去ってる気がするから(笑)」
”出来上がっていない" 今の三浦春馬を映すヴァルは、レイディたちだけでなく観客をきっと魅了する。

Best stage 2015年5月号

 

 

 

 

 

 

この作品は、ゲネプロで公開された一部の映像しか残っていません・・・あせる
 

 

この度、この地獄のオルフェウスが 5月の文学座公演として上演されますので、

 

春馬くんのヴァルの姿を想いめぐらすためにも、

舞台の上に、ヴァルがいる、レイディがいる、キャロルたちがいる、、、

文学座公演に足を運ばれてはいかがでしょうか・・・ 馬

 

歴史ある文学座では、この演目、再再演なのですね。

1961年には杉村春子さんがレイディを・・・!

1979年には江守徹さんがヴァルを・・・!

 

 

 

 

小谷俊輔さんがヴァルを演じられるとのことです。

 

 

 

 

先日のマイブログでもご紹介しました。