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古希からの肉体改造に燃える終活四年生の紫苑です。
日々、記録を更新中。73歳にしてBTSのARMYです。



💛自己紹介

 

 

ミモザが好き

 

 

 

 

 

エレベーターで乗り合わせたマンションの住人の方が、
ミモザで作ったブーケとコサージュを持っていた。
「あら素敵」
と声を掛けたら、
「ワークショップで作って来たんです」
「どこであったの?」
「子供の幼稚園です。園庭に咲いているミモザで作りました」
って言われた時、
わたしの脳裏にはこの写真を撮った幼稚園が浮かんだ。
一昨年、あまりに見事に咲いているミモザに思わずシャッターを切った。
「ああ、あの丘の上にある幼稚園ね」
と会話が噛み合った。
 
花屋の店先にあったミモザを見ては買いたいと思うのだけれど、
この立派な大木のミモザに比べると貧相で買う気が失せるのだ。
以前、姉の別荘に行った時、
湖畔に一本だけミモザの木が佇んでいた。
イケないことだと知りつつも、
生け花用ののこぎりを持参して一枝失敬してしまった。
一枝と言っても大木だから
肩に担いで持ち帰った。
玄関先の備前焼の甕に投げ入れると、
それはそれは素晴らしかった。
甕はあまりに大きいので水は張ったものの、
その水を取り替える時は至難の業だった。
写真に残していない分、わたしの脳裏にしっかりと焼き付いていた。
丘の上の幼稚園のミモザと、
二つの場所のミモザがわたしの中で一つになった。
この季節に咲く黄色の、
たわわなミモザが大好きなのだ。
早春の証として。
 
 
 
 

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