みなさま、こんばんは～～～
西暦２０２４年６月９日（日）、深夜のブログアップです
昨日土曜日、日帰りで都内に入りました。新ニッポンヒストリーのプログラム収録のため神田のスタジオで、昼過ぎから午後３時前まで、今回の声優仲間の皆様と作品完成に取り組んでいました。
（都内へは新幹線で入りましたが、名古屋へは高速バスを利用。休息のサービスエリアで夕闇迫る富士山を
パシャリ）
しかし、今回の配役では困難を極めました。キャラ的に若い女性の台詞を、ジッチャン声優がオカマさん的に吹き込むということだったのですが、台本をみていると、どうみても、セーラームーン的、初音ミクちゃん的な言い回しとしか受け取れず、
数カ月前にオファーをいただいてから、美少女戦士セーラームーンからだと、キャラクターから、火星（マーズ）でいくかとか、木星（マーキュリー）でいこうかとか、いろいろ楽しめるなとワクワク、また、この台詞のいいわましなら、初音ミクちゃん的に、歌舞伎座的ミクちゃん、超歌舞伎からどうかなとかワクワク、、、
と、密かに楽しんでいたのに、５月１８日（土）二回目の都内での打ち合わせで、『倉田さん、キャラ的に声が若すぎるので、シニアのジジィっぽいオカマイメージにしてください』と、デイレクターからの指示がきてしまったのですね、、、
もう、目の前真っ暗ですね、本番６月８日（土）までの三週間は、結果的に美川憲一の声を研究して、どう、美少女戦士達と初音ミクちゃんの声も含めてコラボさせるかということに悪戦苦闘。結局、昨日の本番では、基本は美川憲一的な声にしてもらってくださいとの指示がきて、またまた、真っ暗な気分で本番の録音に入っていました。
そして、打ちひしがれた気分で、本日は午後から名古屋で『ロミオ＆ジュリエット』のリハーサルに入りました。
今日は、配役キャプレット卿の、最も悪質な、悪役としてのキャラを表現しなければならないシーン稽古の日でありました。ジュリエットちゃんを怒鳴りつけ、蹴倒しはしないのですが、引き倒し、激高する場面を演じなければならなかったのですね。
ディレクターからの指示の中で、自分がイメージしていたキャプレット卿の所作、他の配役の方とのダイアログはこのような感覚で等と考えていた部分があったのですが、全く異なる形を取るようにとの指示があり、非常に途惑ってしまい、迷いながらの演技だったので、結果的にいい表現はできなかったような感想でした。
しかし、感情的で激高する場面を演じるのは、人類様、この惑星の生命体の域を超えてしまっているようなゾーンに自分が入ってるような錯覚感を覚え、ゴジラ君か、ジョーカー様なようなイメージで、ジュリエットちゃんに吠えるようにしてみようかなと反省する日となりました（ディレクターからは、ゴジラとは別次元だからダメですと言われましたけど・・・
）。
まあ、ダース塩川も年を取ったので、もう、そろそろこの惑星から離れた方がいいのかなと思う今日この頃ですね。自分でも、この国の言葉で何を言っているのか、わからない時も多くなってきましたし、宇宙人ではない方々と話していても、地球言語での会話がうまくいっていない気がしますし（ほとんど日本語ですが）、、、
また、英語にしても、ヒアリングが徹底的にまずいし、古代英語、アングロサクソン時代で１０世紀頃の古英語叙事詩『ベーオウルフ』Beowulf を読むわけではないのですが、１６世紀末シェークスピア時代の英語を台詞として暗記し舞台稽古していても、生命体としての劣化を感じるばかりの近頃でございますよ。
言語能力、また、その習得に問題があるのかなと考えてきましたけど、人類の一員であることをそろそろあきらめて、サイボーグに変身しないとまずいような気がする日々です。
でも、ヨーダレオちゃん二世も健在で、頑張って生きていますので、もうしばらくこの惑星に執着してみることにします。
それでは、支離滅裂なブログ記事となった本日ではありますが、
みなさま、
おやすみなさいませ～～～
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