生まれてきてごめんなさい・・・。人の『仕合わせ』とは? | 塩川blog(司法書士・行政書士・宅地建物取引士)

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皆さま、おはようございます&こんばんは~夜空ルンルンマイメロ



深夜11時過ぎからのアップとなります。


西暦2016年6月15日(水)、本日は三重県司法書士会が開催する、



無料司法書士相談会の電話相談担当司法書士として、午後1時30分から、


三重県津市にある三重県司法書士会館で業務相談に対応しておりましたよ~~チップとデール デールキティ2音符



相談内容は、相続手続きに関するものが半数以上を占め、




特に、遺産分割協議について、どのように処していけばいいかという悩みを抱えた方からの相談には、



私、ダースシオジジが30年間の業務経験を通して出会った各事例を頭にうかべながら、



顔のわからない相談者の方の言葉にレスを繰り返していました。



電話相談で悩み事の解決の糸口をという思いで電話をかけてこられる方々ばかりかと推測いたしますが、



専門性の高い領域の手続きについてのご相談となりすと、



司法書士会の方針は、一人当たり20分までの電話相談として限定されており、



この無料相談が持つ限界が、相談者の期待感を裏切ります。



今日の相談の中で、次のようなものがありました。



相続人であることを見知らぬ近親者からの通知で知り、両親は離婚、再婚を繰り返し、



『私の人生の中では、実の父母は遠い存在であり、面識もなかったので・・・』という電話の向こうの話しての言葉。



このような人の生きざまというものがあるのかということを教えられ、一瞬、息を呑んでしまいました。



数秒間、返す言葉も見つからず、苦しい状態で手続き上の説明を機械的に話し始めていました。


何と、


残酷なんだろうか・・・・・・・


この太陽系第三惑星の一生命体として、



この世に生を授かるのは・・・汗




相続、次の世代へのあらゆる資産の承継(積極財産・消極財産双方)は、


様々な出会いを生み、



人に『仕合わせ』を与える機会になるのだなと、業務相談を受けて感じさせられました。



『生まれてきて、ごめんなさい・・・』



『見知らぬお父さん、お母さん、どうして生きてきたのですか、何故、わたしがいるのですか・・・』



生まれてきてしまった人生の中で、会うこともなかった両親に、



相続手続きが開始し、『相続関係説明図』という家系図面の中でご両親と対話するという、



やるせない思いを電話相談担当の司法書士に吐露する女性の一言、一言に、



人生の出会いと悲しみを『仕合わせ』という言葉に重ね合わせた日となりました。










ヨーダレオ卿、



君の、



お父さん、



お母さんは、



どこにいるのかな・・・ジジ?キティちゃんミミィはてな5!