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休日の今日は、早朝から高速バスで、名古屋市内に入りました~
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真言宗醍醐派系教団(真如苑)の名古屋支部にて、盂蘭盆会(うらぼんえ)法要が、本日数回行われるということで、
午前11時の法要に間に合うように、10時過ぎには、中区丸の内にある名古屋支部に帰苑いたしました~
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さて、盂蘭盆会についてですが、『盆会』『歓喜会』『魂会』などともいわれるそうで、
地域により盆月は異なるようですが、本来、7月15日(13日~16日)、8月15日(13日~16日)に精霊棚を作り、先祖の霊を招いて、僧に布施をし、接待をすることで、
施主が功徳を積み、その功徳を先祖に回向を行うことと定義されているようです。
なお、ダースベーダー塩川のショッカー家は曹洞宗なので、曹洞宗の考え方に従って、記述しております。悪しからず…
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さて、元々の『盂蘭盆』は、中国成立とも考えられている『仏説盂蘭盆経』に出る語であり、意味は『倒懸(逆さ吊り-地獄の苦しみを意味する)』であるとされてきましたが、
最近では、サンスクリット語の俗語形ウッランバーナを音写した言葉ではなく、イラン系言語の魂を意味するウラヴァンであるとか、その他の説も出てきているようですね…
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次に、『盂蘭盆経』は、釈尊様の十大弟子の一人である目連尊者(もくれんそんじゃ)が、地獄に堕ちていた母親の苦しみを救うため、釈尊様から方法を教えられ、盂蘭盆会を行ったということですね…
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ところが、不思議なことに、インドには原典がなく、六世紀中頃、中国で『盂蘭盆経』がつくられ、梁武帝が盂蘭盆会を行ったということで(538年)、秋の行事としていたようです。
さらに、中国では、インドでの原語を誤解し、様々な果食を供える盆器を『盂蘭盆』と呼ぶと考えたといわれていますが、
唐代には民間行事との影響を受けて、様々な先祖供養が行われ、中国の儒教に見える『孝』などにも習合して、東アジア全般にこの方法が伝播したと説明されています。
日本では、推古天皇が(606年)14年7月15日斎会を設けたのが初めとされ、斎明天皇(657年)3年7月15日飛鳥寺で、盂蘭盆会が催されたとのことですよ。
日本における『お盆』については、古くからの農耕儀礼や祖霊祭祀などが融合して伝えられてきていますから、いよいよ夏本番、これから、日本各地で繰り広げられるお盆行事を見守っていきたいと考えます~
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以上、曹洞宗の概説に従い記述いたしましたので、御容赦ください。
チャオ~~~
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