2月 胃腸を整える「ふきのとう味噌」 | 実践☆日本文化道 着物 所作 接遇ブログ@和文化おもてなし研究所®

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和文化おもてなし研究所

塩田紀久代です。



明日から3月ですね!

体も冬から春に向けての切り替わりの時期。

おすすめの食を紹介します。




先月、体調を崩したことを機に

朝にお粥生活を取り入れています。



今回使用したのは

「ふきのとう」です。




山形県庄内地方では、

ふきのとうのことを「ばんけ」と呼びます。


ふきのとう味噌は

地元では「ばんけ味噌」です。


作り方

①ふきのとうを水で洗い

米の磨ぎ汁で茹でます。


②その後、2~3時間水に浸けて

アクを出します。


③細かく刻むか、すりつぶします。

写真は、刻んだものです。




④鍋に刻んだふきのとうを入れて炒める。


⑤酒、砂糖、をいれて沸騰させます。

(お好みで、みりんも入れます)


⑥味噌を加え、よく火を通して煮込む(炒める)

できあがりです。



ゆでずに、ふきのとうを細かく刻んでから

炒める④の行程から作るご家庭もあります。

お好みで作ってみてくださいね。





お粥にふきのとう味噌
ごはんのお供にも。

また、湯を加えて味噌汁にもなります。

胃痛が辛いときには、
ふきのとう味噌(ばんけ味噌)を
味噌汁にして食べていましたよ。
胃に優しい郷土食です☺️




薬効として、体の老廃物を排出し
胃腸を整える作用があるので
養生食としても、おすすめですよ。

ぜひ、作ってみてくださいね☺️