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NBA歴代勝利貢献度ランキング・ベスト120を紹介☆ポイントガード編
WIN-SHARES
その選手がどれだけ勝利に貢献したかを算出した数値。
細かな算出方法は難しいので分からないのですが、その選手が所属するチームの勝利数や選手の成績などが加算されるようです。
よって、個人成績は良いけれど怪我がちな選手やチームが弱い選手は、この数値が低くなることがあります。
歴代WIN-SHARESだけですと、あまり目新しくありませんので、以下のようにデータを算出してみました。
- NBAがスタートした1946-47～2020-21シーズンまでを算出。
- シーズンのWIN-SHARESとプレーオフのWIN-SHARESを合算。これによって、プレーオフでの活躍も評価されるようにしました。
- シーズンのWIN-SHARESの合計が30以下の選手は対象外（ランキングに入らないと思われるため）。
- TOTAL=SEASON+PL-OFF(プレーオフ)
- Best=キャリアベストのWIN-SHARE
ランキング☆シューティングガード編
1位はマイケル・ジョーダン、2位はコービー・ブライアントと順当な評価ですね。
3位のレジー・ミラーは得点やリバウンドといったスタッツでは他の選手に劣りますが、強豪のペイサーズを長年率いていたことが順位に反映されていますね。スタッツ以上に凄かったということの証拠にもなりそうです。
現役ではジェームズ・ハーデンが5位にランクインしました。
10位にジェフ・ホーナセックとは意外でしたが、サンズ・ジャズと強いチームにいたことも影響がありそうです。
15位にアレン・アイバーソン、16位にトレイシー・マクグレディと2000年代を盛り上げたエース・ガードがランクインしました。全盛期は凄かったのですが、怪我でキャリア後期は活躍できなかったことでこの順位となったように思います。
17位のシドニー・モンクリーフと19位のジョー・デュマースはエース級のスタッツを残すわけではありませんが、安定した成績とディフェンスの上手なスター選手でした。
22位のスティーブ・スミスと23位のジョー・ジョンソンは共にホークスでエースとして活躍した選手です。個人成績ではジョンソンに分がありますが、実績面ではスミスが評価されています。
26位のアール・モンロ、27位のゲイル・グッドリッチ、29位のミッチ・リッチモンドは殿堂入りの選手ですが、プレーオフとはあまり縁が無かったため、このランキングでの評価はこの順位となりました。
41位のワール・ビー・フリーはシーズン平均30.2得点を記録したこともあるオフェンス力の高い選手です。
47位のデビッド・トンプソンは身体能力の高いスター選手でしたが、9年というキャリアとプレーオフでの実績が低く、この順位となりました。
54位のラトレル・スプリーウェル、55位のアラン・ヒューストンは共にニックスで活躍した選手です。スプリーウェルはスモールフォワードでもありますが、シューティングガードとしての実績の方が強いのでこのランキングに入れました。
75位には現役選手であるブラッドリー・ビールがランクインしました。まだまだ、これからの選手ですのであと5～7年ほどはプレーするとなると、このランキングでももっと上位に行きそうですね。
80位のピート・マラビッチはプレーオフでの実績が少なく怪我も多いことが影響しました。同じようなトレイシー・マクグレディ(16位)とは大きく差がついてしまいましたね。
103位には怪我で短期間の活躍だったブランドン・ロイが入りました。順位は低いですがキャリアベストが13.5と高い数値を出しています。
104位のウォーレン・ジャバリは70年代に活躍した選手で4度のオールスターに出場した実力者です。
ジョーダンやコービーらに代表されるようにレジェンド級の選手が多いポジションかと思っていましたが、以外と他のポジションに比べてスター選手が少ない印象でした。
次回はスモールフォワード編です。