5歳の娘が、「そろばん10級」に受かった。
あれだけ嫌がっていた、そろばんも、今は少し楽しいようだ。
複数桁の足し算、引き算だけでなく、掛け算まで、そろばんで解いている。
44歳の父親は、もうついて行けず、教えることができない。。
そんな娘から、先日、質問を受けた。
「9たす2が分らない。 答えはなに?」
「えっ!?」
「掛け算もスラスラ解いているのに、なんで分らないの?」
「わからない~!!!」
「じゃ、そろばんでやってみたら?」
娘が、そろばんをごそごそ出してきた。
そして、瞬時に解くと、「わかった!! 11だ!」
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娘は、まだ暗算が苦手なのだ。
数がやっと数えられるようになった3歳から、そろばんをやっているため、
そろばんでしか、計算できないのだ。
通常、普通の大人は、足し算を左脳を使ってロジカルに考え、暗算して答えを出す。
しかし、彼女はその訓練をしたことがなく、そろばんと、右脳を使って答えを出していたのだ。
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そう考えると、私は娘にアドバイスした。
「頭の中にそろばんをイメージして、指を動かして計算してごらん!?」
そして娘は、指を空で動かしながら、
「出きる! 簡単に計算できるよ!」
彼女の、左脳を鍛えるのはもう少し後で良さそうだ。