「和」の形成(1) | かんとれ!

かんとれ!

考えるトレーニング。
ビジネス脳を鍛
える!書評よ
りも、得た情
報についてさ
らに考えるこ
とにより、
自分のモノと
して消化する
プロセスこそ大切。
キーワード応用、朝礼、
多読・速読、
仮説と検証、
中小企業診断士、
経営分析ツール

唐突だが、「日本人気質」とはなんだろう?





折に触れて、私の過去のブログでも、歴史を絡めて解析してきた。






色々私見を述べてきたが、昨今の領土問題に対する中国や韓国の反応を考えると、新たな疑問が沸いてきた。




日本人の「和」の精神は中国や韓国を起源としない、日本人独特のものなのかも知れないと。



しかし、日本文化のルーツは、中国や朝鮮半島にあるはずなのに・・・。



       +       +       +       +       +




「和をもって尊し為す」・・・聖徳太子が定めた十七条憲法の第一条である。




十七条憲法が制定されてから、日本人に「和」の精神が定着したと考える人もいる。




しかし、私は当時すでに日本人に「和」の文化があったのだと考える。




しかも、聖徳太子の時代でも、それをおさえることが日本を統治する要諦であったのだろう。



だからこそ、律令国家を目指した古代日本であるはが、独自の「和」の条文を第一条に持ってこさざるを得なかった。。




では、この「和」という独特の日本文化はどのように形成されてきたのだろうか?



(づづく)