日本人のルーツ(1) | かんとれ!

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前回、「日本人は、中国からの亡命者」というタイトルでブログをアップした。





では、その内容を具体的に見てみよう。




その前に、今回は「縄文人の母体」についてみていきたいと思う。




<縄文人の母体>

1. 2万5000年前:「マンモスハンター」と呼ばれる人達が当時陸続きだった樺太北海

            経由で、日本に入植。彼らはバイカル湖周辺をルーツとしており、

            日本語がウラルアルタイ語族であることからも、「日本人・日本文化」

            の根幹はここから始まる。
         このころ、ヨーロッパではネアンデルタール人が、クロマニヨン人に滅
         ぼされる。




2. 2万5000年前~:中国・韓国とも陸続きだった時代があり、当然ここからも入植者が

              訪れる。

              主に中国中央部をルーツとするグループと、中国南部をルーツと

              するグループがあった。




3. 1万2000年~4000年前:タイやインドネシアを中心とする地域に存在した「スンダラ

                   ンド」という大陸が、気温の上昇とともに水没し、そこに住

                   んでいた人達が日本に漂着。

                   日本人の中からタイ人とおなじ染色体が見つかるのは、

                   そのためである。




アフリカを起源とする人類が、アジア方面に向かう際、北から4ルートに分かれて進出したのだが、日本でそれらの人々が出合い、共存することになるのである。





つまり、縄文人とは「オール・アジア人」と言える人種だったのだ。




日本では、縄文時代にすでに「輪」というか、「和」につながる思想が醸成されつつあったと思われる。




(つづく)