中国が日本領土で海洋調査

1968年に国連アジア極東経済委員会(ECAFE)が東シナ海に石油埋蔵の可能性を示す調査を発表。これにより、尖閣諸島周辺の資源が注目され、領有権争いが表面化。

経済産業省石油審議会が1994年に試算したところよると、尖閣沖周辺の原油埋蔵量は約32.6億バレル(天然ガスを含む原油換算、5.18億キロリットル)になるとされ、ECAFEによる調査時のおよそ30分の1になってしまった。
それでも、金額換算では約27兆円になる。
中国(中華人民共和国)が尖閣諸島の領有権を公式に主張し始めたのは 1971年12月30日 。 日本は1885年から調査を行い、1895年に閣議決定で領土に編入。1971年まで中国は公式に異議を唱えず、日本の領有を暗黙に認めていたとされる
台湾の動き:台湾(中華民国)は1971年6月に先に領有権を主張。中国は台湾の主張に同調し、「一つの中国」政策の観点から尖閣諸島を台湾の一部として主張を開始。