
自衛隊と米軍が昨年2月に実施した日米共同指揮所演習「キーン・エッジ」で、台湾に侵攻する中国軍艦艇に対し、自衛隊機がミサイル攻撃を行う判断が下されたことなど演習の概要が6日、判明した。日米共同演習で本格的に台湾有事を想定したのは初めて。演習の結果は有事の際に自衛隊や米軍が行動する際の指針となる作戦計画に反映されているとみられる。
複数の関係者によると、演習は中国が台湾侵攻に着手するシナリオの下で、陸海空自衛隊を一元的に指揮する統合作戦司令官が存在する前提で進められた。今年3月の統合作戦司令部発足に向けた準備という意味合いもあった。

演習では、中国軍が台湾に侵攻するとともに、米軍佐世保基地(長崎県)などを攻撃。日本側は「組織的かつ計画的な武力攻撃とまでは言えない」とし、個別的自衛権を行使する条件となる「武力攻撃事態」の認定は見送った。ただ、台湾有事は日本の存立を脅かす「存立危機事態」と認定し、集団的自衛権に基づき武力を行使する条件が整った。
これを受けて米側は台湾海峡を航行する中国軍の強襲艦隊を攻撃するよう要請した。日本側は要請を受け入れ、航空自衛隊の戦闘機が空対艦ミサイルで中国軍の輸送艦を攻撃した。
プレジンスキーの計画通りに進む世界
日中戦争計画書
日本軍と中国軍に 「殺し合いを行わせる」
これが米国政権中枢の戦略文書に明確に書かれている。
Bipartisan report concerning Japan ジョセフ・ナイ著
1.東シナ海、日本海近辺には未開発の石油・天 然ガスが眠っており、その総量は世界最大の産 油国サウジアラビアを凌駕する分量である。
米国は何としてもその東シナ海のエネルギー を入手しなければならない。
3、米軍は戦争が進行するに従い、徐々に戦争 から手を引き、日本の自衛隊と中国軍との戦争 が中心となるように誘導する。
4.日中戦争が激化したところで米国が和平交渉 介入し、東シナ海、日本海でのPKO(平和維持活動)を米軍 が中心となって行う。
5. 南シナ海と日本海での軍事的・政治的主導権を米国 が入手する事で、この地域での資源開発に圧倒的に米国のエネルギー産業が開発の優位権 を入手する事が出来る。